後場コメント No.1  フレンドリー、ジョイフル、SGHD、エアトリ、USENNEXT、バリュデザ

2020/09/25(金) 15:14
★12:33  フレンドリー-大幅安 今期営業赤字5.6億円見込む 赤字幅が拡大
 フレンドリー<8209.T>が大幅安。同社は25日12時、未定としていた21.3期通期の営業損益予想を5.6億円の赤字(前期は5.4億円の赤字)だと発表した。21.3期1Q(4-6月)において、「釜揚げ讃岐うどん 香の川製麺」以外の業態をすべて閉店したことや、臨時休業などの影響から大幅な営業赤字を見込んでいる。

 なお、株価は業績悪化を織り込んで調整しており、朝から売りが優勢となっている。

★12:35  ジョイフル-3日続落 今期営業赤字8億円見込む 前期は38億円の赤字
 ジョイフル<9942.FU>が3日続落。同社は25日12時、21.6期通期の連結営業損益予想を8.2億円の赤字(前期は37.9億円の赤字)だと発表した。なお、同予想については今後の新型コロナウイルス感染症の拡大の程度や収束の時期などにより大きく変動する可能性があるとしている。

 20.6期通期の連結営業損益は37.9億円の赤字(前の期は4.1億円の黒字)だった。新型コロナによる営業休止および営業時間短縮が響いた。

 また、未定としていた20.6期の期末配当を0円(前の期は5円)にすることも発表した。なお、年間配当は0円(前の期は15円)となる。

★12:41  SGHD-後場一時ストップ高 日立物流株式の売買成立を発表
 SGホールディングス<9143.T>が後場一時ストップ高。同社は25日12時20分、日立物流<9086.T>株式の売買成立を発表した。

 同社はきょう、日立物流が実施する自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)における自己株式取得に応募し、同社が保有する日立物流株3234万9700株(発行済み株式総数比29.0%)を売却。これにより、21.3期上期(4-9月)の連結決算において、投資有価証券売却益を特別利益として計上するとしている。

 今後の日立物流との提携関係については、同社は日立物流株式1281万0600株(発行済株式総数比15.3%)を継続保有することとし、提携関係は今後も継続し、両社でさらなる協業を強化し業績拡大を目指すとしている。

★12:41  SGHD-後場一時ストップ高 通期最終益予想を上方修正 中間配当予想も増額
 SGホールディングス<9143.T>が後場一時ストップ高。同社は25日12時20分、21.3期通期の連結純利益予想を従来の550億円から625億円(前期比32.2%増)に、中間配当予想を24円から34円(前年同期は22円)に引き上げると発表した。

 同日同時刻に公表した日立物流<9086.T>の株式売買成立に伴い、21.3期上期(4-9月)の連結決算において株式売却益を計上する見込みであることが寄与する。

★12:43  エアトリ-底堅い 子会社などが中小企業向けECサイト構築サポートサービス開始
 エアトリ<6191.T>が底堅い。同社は25日11時30分に、子会社のインバウンドプラットフォーム(東京都港区)とグループ会社のハイブリッドテクノロジーズ(東京都中央区)が協業で「IT導入補助金(特別型)」を活用した中小企業向けECサイト構築サポートサービスの提供を開始すると発表した。

 新型コロナウイルス感染症拡大により、従来の対面型販売からECなどを活用した「非対面型ビジネスモデル」への転換が求められている中小企業に対して、インバウンドプラットフォームが有する「コンサルティング」ノウハウと、ハイブリッドテクノロジーズが有する「ECサイト構築」ノウハウおよび、導入後の「ECサイト保守&サポート」ノウハウを併せて提供する。
 また、この補助金申請に係る各種申請支援および実績報告支援も併せて提供することで、新たにECサイトを立ち上げ、非対面型ビジネスを開始する事業者の負担軽減を図るとしている。

★12:54  USENNEXT-反発 0.1秒で発熱検知するサーマルカメラを販売開始
 USEN-NEXT HOLDINGS<9418.T>が反発。同社は24日、グループ会社のアルメックスが、病院・宿泊施設向けに、非接触による検温とマスク着用を検知するAIカメラ「Cyphy-Gate」を開発し、販売を開始したと発表した。

 同製品はAI顔認証と検温時間が0.1秒以内という高性能な発熱検知機能を備えたサーマルカメラで、検温はカメラに映った人物の額で測り、マスクを着けているかも判別可能としている。

★13:01  バリューデザイン-反発 中期経営計画を発表 23.6期の営業益目標は4.2億円
 バリューデザイン<3960.T>が反発。同社は25日12時、21.6期~23.6期の中期経営計画を発表した。

 中期経営計画では、従来の基本方針に加えてアプリとCRM(カスタマー分析)を中核とした、プリペイド利用率向上ソリューション、デジタルデータを活用したマーケティングサービスの提供を追加した。
 
 23.6期の業績目標は、売上高44億円、営業利益4.2億円としている。なお、主力事業であるハウスプリペイド事業の売り上げを80億円以上の規模に成長させ、25.6期には売上高100億円の達成を目指すとしている。株価は同発表を受けて一時前日比14%超上昇する場面も見られた。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,085.80 -375.12
ナスダック総合 15,611.76 -100.99
ドル/円 156.56 +0.92
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ