ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、神経質な動き

2020/09/17(木) 04:15
 16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は神経質な動き。4時時点では105.00円と2時時点(104.90円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。  米連邦公開市場委員会(FOMC)は市場予想通りにFFレート誘導目標を0.00-0.25%で据え置き、同時に発表した金利見通しでは2023年までゼロ金利を維持する方針を示した。声明文でも「リスクが生じた場合には適切に金融政策のスタンスを調整する用意」と緩和スタンスの維持を示唆した。ドル円は売りで反応したものの、それまでの日通し安値104.81円を割り込めなかった。  パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の定例記者会見では、先行きに関して慎重な見方が示されたが、イールドカーブ・コントロール(YCC)やマイナス金利について踏み込んだ発言もなかった。米長期金利が上昇すると、ドル円も105円台までドルが買い戻された。  ユーロドルは弱含み。4時時点では1.1800ドルと2時時点(1.1833ドル)と比べて0.0033ドル程度のユーロ安水準だった。FOMCの結果発表後に1.1855ドルまで反発も、直ぐに1.1810ドル割れするなど荒い値動きが続いた。パウエルFRB議長の発言を聞きながら0.7%まで上昇した米10年債利回りを受け、一時1.1788ドルまでユーロ安・ドル高に振れた。  ユーロ円は4時時点では123.90円と2時時点(124.13円)と比べて23銭程度のユーロ安水準だった。戻りの高値は124.28円までと上値の重さを確認すると、上げ幅を縮めるダウ平均を眺めながら123.85円まで売りが強まった。 本日これまでの参考レンジ ドル円:104.81円 - 105.44円 ユーロドル:1.1788ドル - 1.1882ドル ユーロ円:123.85円 - 125.01円
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