ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、伸び悩み

2021/01/20(水) 02:06
 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。2時時点では103.86円と24時時点(104.00円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。24時過ぎに104.05円まで強含むも、104.10円付近に観測される売りオーダーには届かず失速。米長期金利が上昇幅を縮小したことも重しとなり、103.84円付近まで上値を切り下げた。  なお、次期米財務長官に指名されたジャネット・イエレン氏は、上院公聴会で「第2次景気対策に向けて活発に取り組む」と表明。為替相場については「米国は経済的利益のためにドル安を求めない」としながらも、「競争力を高めるための意図的な為替レートの誘導は受け入れられない」との姿勢を示した。  ユーロドルは上値が重い。2時時点では1.2125ドルと24時時点(1.2126ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。イタリア上院でのコンテ伊首相の信任投票を控え、首相支持が過半数に近づいているとの一部報道を受けて1.2130ドル台でじり高となる場面はあった。ただ、欧州株全般にマイナス圏へ沈むとユーロ買いの勢いも弱まり、弱含むユーロ円とともに一時1.2120ドル割れまで売り戻された。  ユーロ円は弱含み。2時時点では125.93円と24時時点(126.11円)と比べて18銭程度のユーロ安水準。欧州株が地合い弱いまま引けるのを眺めながら125.86円までユーロ売り・円買い戻しが進んだ。なお新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、ドイツではメルケル首相が2月14日までのロックダウン(都市封鎖)延長に合意したことが伝わっている。 本日これまでの参考レンジ ドル円:103.65円 - 104.09円 ユーロドル:1.2074ドル - 1.2145ドル ユーロ円:125.20円 - 126.21円
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