ドル円 109.08円まで弱含み、FRB議長はテーパータントラムを避けるか
ドル円は109.08円はまで弱含み、上値が重い。
本日はパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が国際通貨基金(IMF)・世界銀行春季会合のセミナーに出席する予定。日本時間では午前1時から始まり、約45分に渡りディスカッションを行う。
IMFは5日に「金利上昇が新興市場国に及ぼしうる影響」という見解書を発表し、2013年のテーパータントラムで、新興市場国から一気に資本が流出した出来事の再来を懸念する内容を発表している。FRB議長がIMFのセミナーで、敢えてIMFを刺激するような発言をすることは考えにくいことも、米金利の上昇を抑えドル円の上値が重くなっている要因か。
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