後場コメント No.2 住友ゴム、アンジェス、TATERU、グローバルリンク、NISSHAなど

2019/03/15(金) 15:00
★13:00  住友ゴム-MSMUFGが目標株価引き下げ 北米向け高インチタイヤ供給の遅れなどから
 住友ゴム<5110.T>が3日ぶり反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、北米向け高インチタイヤ供給の遅れなどから、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価を1350円→1200円と引き下げた。
 米国バッファロー工場での高付加価値タイヤの供給力向上、トルコ・ブラジルなどの拠点の供給拡大期待はあるが、固定費増加が想定以上の負担。中国やアジアでの低インチタイヤでの競争激化がリスク。北米ではFalkenブランドの伸長は続くが、TBC向け低インチタイヤの出荷減少が懸念材料。
 スポーツではDUNLOPブランド強化を図っている。これまでのゴルフ用品からラケット関連(テニスなど)に注力する方針。タイヤ事業とのシナジー効果を注視するとした。

★13:12  アンジェス-エースが新規「弱気」 現株価水準はやや過熱感がある
 アンジェス<4563.T>が大幅続落。エース経済研究所では、現株価水準はやや過熱感があると判断。投資判断「弱気」、目標株価850円として、カバレッジを開始した。
 業績を左右する開発イベントは、(1)重症虚血肢の国内上市、(2)同海外治験開始、(3)腰痛向け核酸医薬と(4)高血圧向けDNAワクチンの治験結果、(5)呼吸不全向け受容体アゴニストの開発進展。このうち(1)がほぼ達成。全社収益化には米国展開が必須で、市場の関心は(2)に移行する。今回、レーティングは弱気とするが、全社収益化に必須となる米国展開が見えるようになれば、投資妙味が再燃すると指摘した。

★13:14  TATERU-急騰 25日線上抜けでリバウンド狙いの買いを集める
 TATERU<1435.T>が急騰。寄り付き直後を安値に上げ幅を広げると、2月6日以来、約1カ月ぶりに300円台に到達。その後も上げ幅を広げ、20%超の大幅高となっている。
 改めての材料は観測されていないが、低空飛行が続く中、今週に入ってからは持ち直しの動きが見られている。テクニカル面で見ると、5日線が切り上がる中で、25日線を上回ってきた。週足でも13週線を上回っており、チャート好転を材料に、リバウンド狙いの買いが入っている。

★13:23  グローバルリンク-エースが「強気」継続 今期業績は会社計画並みを想定
 グローバル・リンク・マネジメント<3486.T>が3日続落。エース経済研究所では、投資判断「強気」、目標株価1500円を継続した。
 前18.12期は売上高226.4億円(前の期比+32%)、営業利益12億円(同+9%)、経常利益11.3億円(同+4%)、当期利益7.5億円(同+8%)と増収増益だが、計画には未達。今19.12期は売上高249億円(前期比+10%)、営業利益13.6億円(同+12%)、経常利益12.1億円(同+7%)、当期利益8億円(同+6%)を計画。エースでは現時点で会社計画並みの売上高249億円、営業利益13.7億円、経常利益12.2億円、当期利益8億円強を予想するとしたが、事業の進ちょくに応じて見直すとした。

★13:28  NISSHA-CSが目標株価引き下げ デバイスはソフトランディングを想定
 NISSHA<7915.T>がもみ合い。クレディ・スイス証券では、デバイス事業はソフトランディングを目指す展開を想定。投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価は2400円→1100円と引き下げた。
 株価はすでにスマホ用デバイス事業の縮小、ソフトランディングを織り込む水準まで下落。同事業はアセットが小さく減損リスクは限定的だが、数量変動・減少に対して変動費(つまり人件費)をコントロールし、収益影響を極小化できるかどうかが今後のポイント。CS予想の営業利益予想を今19.12期173億円から54億円へ、来20.12期160億円から46億円へ減額。

★13:30  初値決定-カオナビ は2.0倍の3970円
 東京証券取引所のマザーズ市場に新規上場したエカオナビ<4435.T>の初値は、公開価格1980円の2.0倍となる3970円で付いた。初値出来高は78万7300株で、売買代金は約31.3億円。公開株式数から、ベンチャーキャピタルおよびロックアップ解除となったベンチャーキャピタルの持ち分を足した数に対する売却率は38.6%だった。

★13:41  ラオックス-急騰 「会社四季報 春号」で東洋経済予想の増額を材料視か
 ラオックス<8202.Tが急騰。東洋経済新報社が3月15日に発売した「会社四季報 春号」において、「買収したギフト子会社が通期寄与し収益貢献開始。主力の小売りは柱の九州、北海道が前期の災害影響消えて上向き下期けん引」とされ、予想を増額したことが材料視されているもよう。
 四季報の19.12期連結営業益予想は20億円と、前新春号の10億円から上方修正されている。


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