前場コメント No.11 みらかHD、豊田通商、トウキョウベース、味の素、スクロールなど

2019/08/21(水) 11:30
★9:56  コカコーラジャパン-大和が目標株価引き下げ 価格競争の再燃リスクに注意
 コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス<2579.T>が4日ぶり反落。大和証券では、価格競争の再燃リスクに注意とコメント。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は2900円→2300円と引き下げた。決算の印象はネガティブ。減損損失の計上によりBPS が下落。新中計を発表も業績への不透明感は残るとした。

★9:57  みらかHD-大和が目標株価引き下げ 受託臨床検査事業のさらなる成長に期待したい
 みらかホールディングス<4544.T>が3日続伸。大和証券では、受託臨床検査事業のさらなる成長に期待したいとし、投資判断「3(中立)」を継続した。目標株価は2600円→2400円と引き下げた。臨床検査薬は日赤事業終了や先行投資のマイナス影響が大きい。受託臨床検査では、さらなるテスト数増加に期待。受託臨床検査における価格競争激化に留意すべきとした。

★10:01  豊田通商-野村が「Buy」へ引き上げ ROEの改善で割安感あり
 豊田通商<8015.T>が底堅い。野村証券では、ROEの改善で割安感ありと判断。レーティングを「Neutral」→「Buy」、目標株価を3700円→4070円と引き上げた。
 今20.3期1Q決算では、アフリカ事業の営業活動に関わる利益が前1Qの78億円から87億円に改善した点に注目。苦戦が続いていた自動車事業が需要回復もあって東アフリカ、西アフリカともに改善したほか、競合激化で業績の悪化が続いていた飲料事業もシェア争いのいったん落ち着きで利益の落ち込みが止まったことで、利益が復調している。2012年のCFAO社の買収以降、中長期的にアフリカの自動車需要の伸びを取り込める期待はあるものの、アフリカ事業は事業環境の悪化もあって苦戦が続いてきた。今後は事業環境の改善を背景に、アフリカ事業は増益基調が続くと見ているとした。

★10:08  トウキョウベース-SMBC日興が「1」へ引き上げ 中国1号店も出だし好調
 TOKYO BASE<3415.T>が大幅に6日続伸。SMBC日興証券では、中国1号店も出だし好調と判断。株価低下を受け、投資評価を「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」と引き上げた。目標株価は1000円を継続。
 業績予想、目標株価は据え置きも、1Q決算での粗利率低下および軟調な株式市場動向を受け、株価が低下。セクター相対の上値余地拡大を受け、投資評価を「1」へ引き上げるとした。1Qでの粗利率低下は在庫処理を早めたためであり、2Qでの粗利率改善および、上期を通せば会社計画線での業績推移であることが確認され、安心感につながる可能性がある。また、8/10にオープンした上海1号店は好調発進で、すでに他の立地のオファーにもつながっているもよう。日本国内と同時に中国拡大の期待が今後醸成される見通しとした。

★10:09  味の素-底堅い 米の液体調味料会社モア・ザン・グルメ・ホールディングスを子会社化
 味の素<2802.T>が底堅い。同社は21日10時に、連結子会社である味の素ヘルス・アンド・ニュートリション・ノースアメリカを通じて、 米国のモア・ザン・グルメ・ホールディングス(米国オハイオ州 以下、MTG)の株式50.1%を取得したと発表した。
 MTGは、米国の生活者トレンドや嗜好を熟知した 液体調味料事業(ブロス ・ソース事業)を展開している。
 今回の契約締結によって獲得する外食市場におけるメニュー提案力と外食企業への直接販売チャネルを活用し、同社独自の素材や呈味・食感技術と融合させることにより、北米地域の「おいしさソリューション事業」を拡充し、新たなスペシャリティの確立を目指す。取得価格は約38億円(3510万米ドル)で、株式譲渡実行は8月22日(現地時間)を予定している。

★10:12  スクロール-4日ぶり反落 7月次売上高2%増 3カ月ぶり前年同月上回る
 スクロール<8005.T>が4日ぶり反落。同社は20日、7月次売上高が66.0億円(前年同月比2.3%増)になったと発表した。4月以来、3カ月ぶりに前年同月の水準を上回った。ただし、マーケットの反応は薄い。


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