前場コメント No.6 不二製油G、住友商事、ルネサンス、ジースリー、丸紅など

2019/08/23(金) 11:30
★9:11  不二製油G-野村が目標株価引き下げ 利益予想を減額したが割安感は強い
 不二製油グループ本社<2607.T>が続伸。野村証券では、利益予想を減額したが、割安感は強いとみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は4900円→4200円と引き下げた。
 Q1決算においてブラジル事業が苦戦、中国事業の売上成長が緩やかだった点を受けて、利益予想を下方修正し、目標株価を減額。しかし、油脂技術を活用した機能性チョコレート事業の拡大、チョコレート以外でも脱コモディティの加速が進むとの評価は不変。直近の対TOPIX相対株価は弱含んでおり、今20.3期予想基準修正PERは13倍にとどまり、割安感は強いとした。

★9:12  住友商事-みずほが目標株価引き下げ 高配当利回りは魅力だが減配リスクに注意
 住友商事<8053.T>が小安い。みずほ証券では、高配当利回りは魅力だが、減配リスクに注意とコメント。投資判断「中立」を継続、目標株価は1500円→1450円と引き下げた。
 今20.3期1Q決算と資源価格前提の見直しを反映し、業績予想と目標株価を微修正。同社は創立100周年記念配当10円を加えて、今20.3期1株当たり配当予想を90円としたが、この記念配当は今期限りであり、来期は見た目上減配になるリスクがある点には注意が必要。なお、みずほの今21.3期1株当たり配当予想は80円であるとした。

★9:12  ルネサンス-もみ合い 神奈川県横浜市に「元氣ジム」施設を開設
 ルネサンス<2378.T>がもみ合い。同社は22日に、リハビリに特化した通所介護施設の直営施設として、神奈川県横浜市に「ルネサンス 元氣ジム伊勢佐木長者町」「ルネサンス 元氣ジム三ツ境」を開設すること、また神奈川県鎌倉市に訪問看護ステーションのサテライトとして「ルネサンスリハビリステーション大船事業所」を開設したことを発表した。
 「ルネサンス 元氣ジム」は理学療法士によるオーダーメイドのリハビリや運動指導員によるグループエクササイズを実施、また「ルネサンス リハビリステーション」は機能改善と生活支援を行う訪問看護ステーションとなっている。
 同社が展開する「元氣ジム」「リハビリセンター」は、直営20施設、訪問看護ステーション3拠点、「元氣ジム」フランチャイズ5施設となる。

★9:13  ジースリーHD-4日続落 太陽光発電所関連資産等譲渡契約締結 発電所4カ所譲渡へ
 ジー・スリーホールディングス<3647.T>が4日続落。同社は22日に、固定資産として保有する太陽光発電所4カ所の譲渡を目的とした太陽光発電所関連資産等譲渡契約の締結したと発表した。
 同社は、出力制御リスクの高い九州電力管内に所在する太陽光発電所を譲渡し、新たに、東京電力、中部電力、関西電力管内などの出力制御リスクの低い地域に所在する太陽光発電所を取得することにより、自社保有太陽光発電所の構成を入れ替える方針としたことから、譲渡先との協議において、当該太陽光発電所の譲渡を目的とした契約を締結することとした。なお、この譲渡による19.8期における連結業績への影響は精査中としている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★9:13  丸紅-みずほが目標株価引き下げ 事業環境は逆風でガイダンス達成も厳しい
 丸紅<8002.T>が小安い。みずほ証券では、前期とは一転して事業環境は逆風で、ガイダンス達成も厳しいと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は730円→680円と引き下げた。
 今20.3期1Q決算と資源価格前提の見直しを反映し、業績予想と目標株価を微修正。今20.3期当期純利益を2400億円から2200億円に引き下げ、会社予想(2400億円)は未達と予想。前期は好調な資源価格の恩恵もあり、特殊要因除きで2559億円という高水準の純利益を計上したが、足元では資源価格全般が下落基調であり、米中貿易摩擦の影響もあって事業環境は厳しいと判断。収益力と財務体質の改善は着実に進んでいるものの、外部環境の悪化もあり、原油・ガス権益および穀物事業は引き続き減損リスクが残っていると考えているとした。


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