前場コメント No.6 ブラス、NTTデータ、エスユーエス、DyDo、アドバンテ、ゼンリンなど
★9:28 ブラス-大幅に反発 今期営業益27%増 ハワイウエディング事業参入も発表
ブラス<2424.T>が大幅に反発。同社は12日に、20.7期通期の連結営業利益は7.1億円(前期比27.3%増)だったと発表した。
前期に出店した施設が通年稼働するほか、新規出店も予定されていることから増収増益を見込んでいる。
19.7期通期の連結営業利益は5.6億円(前の期比19.2%減)だった。積極的な新規出店による費用増が重荷となった。
併せて、米国ハワイ州ホノルルに現地法人を設立し、ハワイウエディング事業に参入することも発表している。
ブラス<2424.T>が大幅に反発。同社は12日に、20.7期通期の連結営業利益は7.1億円(前期比27.3%増)だったと発表した。
前期に出店した施設が通年稼働するほか、新規出店も予定されていることから増収増益を見込んでいる。
19.7期通期の連結営業利益は5.6億円(前の期比19.2%減)だった。積極的な新規出店による費用増が重荷となった。
併せて、米国ハワイ州ホノルルに現地法人を設立し、ハワイウエディング事業に参入することも発表している。
★9:32 NTTデータ-みずほが目標株価引き上げ 国内の不採算案件に歯止め
NTTデータ<9613.T>が続伸。みずほ証券では、国内の不採算案件に歯止めはかかってきたと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は1250円→1470円と引き上げげた。
成長投資や構造改革費用の投下を織り込み、20/3期営業利益予想を引き下げる。ただし、費用一巡で21/3期には増益率が高まる上、18/3期から19/3期まで苦しんだ国内の不採算案件も追加損失の拡大に歯止めがかかってきたことから、株価バリュエーションを引き上げる。
NTTデータ<9613.T>が続伸。みずほ証券では、国内の不採算案件に歯止めはかかってきたと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は1250円→1470円と引き上げげた。
成長投資や構造改革費用の投下を織り込み、20/3期営業利益予想を引き下げる。ただし、費用一巡で21/3期には増益率が高まる上、18/3期から19/3期まで苦しんだ国内の不採算案件も追加損失の拡大に歯止めがかかってきたことから、株価バリュエーションを引き上げる。
★9:36 エスユーエス-4日ぶり反発 19.9期の期末配当予想を7円に修正
エスユーエス<6554.T>が4日ぶり反発。同社は12日に、19.9期の期末配当予想を0円→7円(前期は無配)に修正すると発表した。年間配当も同額となる。
エスユーエス<6554.T>が4日ぶり反発。同社は12日に、19.9期の期末配当予想を0円→7円(前期は無配)に修正すると発表した。年間配当も同額となる。
★9:40 ダイドー-SMBC日興が目標株価引き下げ 資本効率改善の道筋が見えない
ダイドーグループホールディングス<2590.T>が5日続伸。SMBC日興証券では、事業構造は変化しつつあるが、資本効率改善の道筋が見えないと判断。投資判断「2(中立)」を継続、目標株価を5200円→4600円と引き下げた。
算定の際の食品株平均PBR前提を下げたため、目標株価を引き下げ。海外始め、自販機以外の事業は総じて力強く、事業構造は着実に変化している。しかし、(1)同社は20/1~22/1期は投資ステージ、利益水準低下を厭わないとしており、中期的な利益水準が見えず、投資リターンは不透明、(2)今後控える大型ヘルスケア事業買収の全貌が掴めず、ポジティブな変化を評価しづらいと指摘している。
ダイドーグループホールディングス<2590.T>が5日続伸。SMBC日興証券では、事業構造は変化しつつあるが、資本効率改善の道筋が見えないと判断。投資判断「2(中立)」を継続、目標株価を5200円→4600円と引き下げた。
算定の際の食品株平均PBR前提を下げたため、目標株価を引き下げ。海外始め、自販機以外の事業は総じて力強く、事業構造は着実に変化している。しかし、(1)同社は20/1~22/1期は投資ステージ、利益水準低下を厭わないとしており、中期的な利益水準が見えず、投資リターンは不透明、(2)今後控える大型ヘルスケア事業買収の全貌が掴めず、ポジティブな変化を評価しづらいと指摘している。
★9:41 アドバンテスト-大和が目標株価引き上げ 5G関連のテスター需要増で増額修正
アドバンテスト<6857.T>が続伸。大和証券では、5G関連のテスター需要増により、業績見通しを増額修正。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を3300円→5200円と引き上げた。
20年度の大和予想は売上高2830億円(前年比17%増)、営業利益610億円(同27%増)。20年度の注目ポイントは次の3点。(1)5G対応端末向けのチップ開発/量産継続によるSoCテスターの需要増、(2)サーバー需要回復に伴うDRAM後工程テスター、SSDテスターの売上回復、(3)中国メーカーのOLEDパネル生産拡大に伴うドライバーIC向けテスター需要の回復。いずれも同社の市場シェアが高い領域であるため、需要回復による恩恵は大きい。
なお、20年度はTSMCの5nmチップを採用したAP(アプリケーションプロセッサー)生産も拡大に向かう見通し。微細化の進展に伴ってテストタイムの長期化も想定されるため、スマートフォンAP向けのテスター需要も底堅く推移すると考えるとした。
アドバンテスト<6857.T>が続伸。大和証券では、5G関連のテスター需要増により、業績見通しを増額修正。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を3300円→5200円と引き上げた。
20年度の大和予想は売上高2830億円(前年比17%増)、営業利益610億円(同27%増)。20年度の注目ポイントは次の3点。(1)5G対応端末向けのチップ開発/量産継続によるSoCテスターの需要増、(2)サーバー需要回復に伴うDRAM後工程テスター、SSDテスターの売上回復、(3)中国メーカーのOLEDパネル生産拡大に伴うドライバーIC向けテスター需要の回復。いずれも同社の市場シェアが高い領域であるため、需要回復による恩恵は大きい。
なお、20年度はTSMCの5nmチップを採用したAP(アプリケーションプロセッサー)生産も拡大に向かう見通し。微細化の進展に伴ってテストタイムの長期化も想定されるため、スマートフォンAP向けのテスター需要も底堅く推移すると考えるとした。
★9:42 ゼンリン-TIWが「2+」継続 5期連続の増益と増配見通しに変化はなし
ゼンリン<9474.T>が反発。投資情報会社のTIWでは、5期連続の増益と増配見通しに変化はないとして、投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
1Qは6.3億円の営業赤字。取引先の量産化へのシフトによる自動運転用テストデータの売上減少、前年のカーナビゲーション向け受託案件のはく落などによるオートモーティブ事業の減収などが影響した。期末に業績が集中するため、1Qは通常赤字。前期の黒字が例外であり、1Qは会社計画線で推移。
なお、同社の「3D高精度地図データ」が日産自動車の「ProPILOT2.0」に採用される。車載向け先端技術での採用が着実に進んでいると注目。
ゼンリン<9474.T>が反発。投資情報会社のTIWでは、5期連続の増益と増配見通しに変化はないとして、投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
1Qは6.3億円の営業赤字。取引先の量産化へのシフトによる自動運転用テストデータの売上減少、前年のカーナビゲーション向け受託案件のはく落などによるオートモーティブ事業の減収などが影響した。期末に業績が集中するため、1Qは通常赤字。前期の黒字が例外であり、1Qは会社計画線で推移。
なお、同社の「3D高精度地図データ」が日産自動車の「ProPILOT2.0」に採用される。車載向け先端技術での採用が着実に進んでいると注目。
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