後場コメント No.1 GAテクノロジーズ、テクノマセマティカル、リビンテクノロジーズ、不二越、オークマなど

2019/09/17(火) 15:00
★12:30  GAテクノロジーズ-SBIが目標株価引き上げ 中長期的成長への取り組みを評価
 GA technologies<3491.T>が3日ぶり大幅反発。SBI証券では、採用加速と中長期的成長に向けた取り組みを評価。投資判断「買い」を継続、目標株価を6300円→6600円と引き上げた。
 直近業績を踏まえ、今期業績予想を引き下げ、来期以降の業績予想を上方修正。結果、第6回新株予約権の希薄化影響(対発行株式総数6.5%分)を織り込んだ上でEPSは上方修正。
 SBIでは特に、セルフ内見型賃貸サービス“OHEYAGO”、オンライン不動産投資用ローン融資申込・審査手続システム“MORTGAGE GATEWAY”、深層学習による間取り図読み取りシステム“BLUEPRINT by RENOSY”に注目しているとした。

★12:30  テクノマセマティカル-後場買い気配 HEVC 8Kコーデックをシングルコアで製品化
 テクノマセマティカル<3787.T>が後場買い気配。同社は17日11時30分に、数学的手法を駆使した独自のコンピュータアルゴリズム「DMNA」(Digital Media New Algorithm)を使用した「H.265/HEVC 8K シングルコア コーデック」を、プロ用途はもちろん、産業機器、民生機器向けに製品化し、2019年6月より国内外でライセンス提供を開始したと発表した。
 H.265/HEVCは4Kや8Kなど高精細映像配信や帯域が限られているモバイルでの映像サービスに適しており、現在主流のMPEG2やH.264よりも圧縮率の高い規格として期待されている。

★12:36  リビンテクノロジーズ-底堅い 名古屋オフィスを開設
 リビン・テクノロジーズ<4445.T>が底堅い。同社は9月17日11時に、愛知・岐阜・三重・静岡・長野の5県における加盟店の促進を図るため、同日に名古屋オフィスを開設したと発表した。これまでは東京本社にて対応してきたが、加盟店の開拓とサポートを行うことで、業容拡大と伸長を図るとした。

★12:41  不二越-SBIが新規「中立」 マネジメントチェンジにより若返った経営に注目
 不二越<6474.T>が小安い。SBI証券では、マネジメントチェンジにより若返った経営に注目。投資判断「中立」、目標株価4420円として、カバレッジを開始した。
 アベノミクス以降の業績推移をみると、海外展開、小型ロボット、新商品への注力などの取り組みがみられる。特にロボット事業の売上高は3.1倍、年平均成長率は+20.7%に達しており、ロボット主要各社においてトップレベルとみられる。本間元社長時代から変化は始まっている可能性がある。
 2月に8人抜きで新社長に就任した坂本氏は本間氏の「右腕」として経営戦略、長期ビジョンなどに関わってきた。IRとして機関投資家、アナリストと接していた期間も長く、市場の要求を熟知しているとみられる。同新社長が売り上げの変化を利益に結実できるか否かに注目。

★12:50  オークマ-SMBC日興が目標株価引き下げ 国内停滞は今期を通して続くと予想
 オークマ<6103.T>が8日ぶり反落。SMBC日興証券では、国内停滞は今期を通して続くと予想。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は6160円→6100円と引き下げた。
 工作機械受注の見通しを引き下げたこと、為替前提の変更を織り込み、今20.3期営業利益予想を207億円→171億円、来21.3期を211億円→164億円に減額。ただし、受注の減少幅はボトムを織り込み、プラス化に目線が移行するタイミングと考え、目標株価算出に用いるPERを受注減少幅が最大から縮小した期間の平均14倍から受注がプラス化したタイミングの平均PER18倍に変更し、来21.3期予想EPSに適用して目標株価を算出。
 会社計画(営業利益240億円)は1Qでは据え置かれたが、国内などの下期受注回復を見込む楽観的なものであり、2Qに下方修正される可能性が高い。それらを織り込んだのち、市場の目線は受注のプラス化へ移り、バリュエーションが切り上がるとの見方を示した。


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