前場コメント No.4 久光製薬、大同特殊鋼、ＥｄｕＬａｂ、新生銀行、フタバ産業など
★9:03 久光製薬－続落 20.2期上期の営業利益は1割強減の100億円前後 日経報道
久光製薬<4530.T>が続落。18日付けの日本経済新聞朝刊は、同社の2019年3～8月期の連結営業利益は、前年同期比1割強減って100億円前後になったようだと報じた。
記事によれば、医療用医薬品の販売が苦戦したことに加え、抗アレルギー薬「アレグラ」の売り上げのピークが前年度に早まった影響が残るという。新興国など海外での「サロンパス」シリーズ拡販に向けた費用負担が一巡し、減益率は3～5月期の36％から縮小しそうだとしている。
久光製薬<4530.T>が続落。18日付けの日本経済新聞朝刊は、同社の2019年3～8月期の連結営業利益は、前年同期比1割強減って100億円前後になったようだと報じた。
記事によれば、医療用医薬品の販売が苦戦したことに加え、抗アレルギー薬「アレグラ」の売り上げのピークが前年度に早まった影響が残るという。新興国など海外での「サロンパス」シリーズ拡販に向けた費用負担が一巡し、減益率は3～5月期の36％から縮小しそうだとしている。
★9:03 大同特殊鋼－大和が目標株価引き下げ 自動車需要減を受けて特殊鋼の在庫調整が本格化
大同特殊鋼<5471.T>が続落。大和証券では、自動車需要減を受けて特殊鋼の在庫調整が本格化すると判断。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は4400円→4100円と引き下げた。
大和予想は営業利益で19年度：275億円（従来306億円）、20年度：290億円（同323億円）、21年度：297億円（同332億円）へ減額。中国を含めた世界的な自動車生産の減速が構造用鋼、工具鋼、磁石、ターボ関連製品の需要に対する下押し圧力となっており、特殊鋼事業や自動車部品・産業機械部品事業の利益予想を従来比で減額。主力のステンレス製品が自動車センサー向けは好調の一方で、半導体装置向けは大きく減速した機能材料・磁性材料に関して、1Q実績に大きなサプライズはなかったものの、下期以降の回復シナリオは磁石の需要低迷も含めてやや難しくなったと判断。全体的に需要減速を受けた在庫調整の観点で生産減を余儀なくされる可能性が残るほか、需要拡大期に意思決定した設備が稼働を開始するため固定費負担が増加する見通し。主要顧客である日産自動車の生産減速影響にも留意すべきとした。
大同特殊鋼<5471.T>が続落。大和証券では、自動車需要減を受けて特殊鋼の在庫調整が本格化すると判断。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は4400円→4100円と引き下げた。
大和予想は営業利益で19年度：275億円（従来306億円）、20年度：290億円（同323億円）、21年度：297億円（同332億円）へ減額。中国を含めた世界的な自動車生産の減速が構造用鋼、工具鋼、磁石、ターボ関連製品の需要に対する下押し圧力となっており、特殊鋼事業や自動車部品・産業機械部品事業の利益予想を従来比で減額。主力のステンレス製品が自動車センサー向けは好調の一方で、半導体装置向けは大きく減速した機能材料・磁性材料に関して、1Q実績に大きなサプライズはなかったものの、下期以降の回復シナリオは磁石の需要低迷も含めてやや難しくなったと判断。全体的に需要減速を受けた在庫調整の観点で生産減を余儀なくされる可能性が残るほか、需要拡大期に意思決定した設備が稼働を開始するため固定費負担が増加する見通し。主要顧客である日産自動車の生産減速影響にも留意すべきとした。
★9:04 ＥｄｕＬａｂ－買い気配 ECM・RPAソリューション事業展開するＥｐｈｅｓｏｆｔｔｐ資本業務提携
ＥｄｕＬａｂ<4427.T>が買い気配。同社は17日に、ECMおよびRPAソリューション事業を展開するＥｐｈｅｓｏｆｔ（米カリフォルニア州）と資本業務提携し、同社グループが提供するAI-OCR「DEEP READ」の海外展開を本格的に開始すると発表した。
今後同社グループとＥｐｈｅｓｏｆｔは、Ｅｐｈｅｓｏｆｔが提供する次世代型のクラウド・ベースの商品において、活字および手書き文字の認識技術をすべて AI-OCR 「DEEP READ」に置き換え、Ｅｐｈｅｓｏｆｔの既存顧客ならびに新規顧客の、活字だけではなく「手書き文書の読み取り」に対する需要を発掘していくとしている。
ＥｄｕＬａｂ<4427.T>が買い気配。同社は17日に、ECMおよびRPAソリューション事業を展開するＥｐｈｅｓｏｆｔ（米カリフォルニア州）と資本業務提携し、同社グループが提供するAI-OCR「DEEP READ」の海外展開を本格的に開始すると発表した。
今後同社グループとＥｐｈｅｓｏｆｔは、Ｅｐｈｅｓｏｆｔが提供する次世代型のクラウド・ベースの商品において、活字および手書き文字の認識技術をすべて AI-OCR 「DEEP READ」に置き換え、Ｅｐｈｅｓｏｆｔの既存顧客ならびに新規顧客の、活字だけではなく「手書き文書の読み取り」に対する需要を発掘していくとしている。
★9:04 新生銀行－大和が目標株価引き下げ 2019年度は計画達成へ／直近の株価調整で割安感
新生銀行<8303.T>が反落。大和証券では、2019年度は計画達成へ／直近の株価調整で割安感ありと判断し、投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は1800円→1700円と引き下げた。
2019年度上期の連結中間純利益は270億円を予想。前年同期比▲2％減益ながら通期計画に対する進ちょく率は50％超を見込むとした。本年度の自己株式取得（上限235億円）は9月以降に164億円の取得枠を残す計算。2019年度通期の連結当期純利益は530億円と銀行ガイダンスの達成を予想。大和では、2019年度以降も自己株式取得を主軸に高い水準での総還元性向が持続されると期待。純利益成長を上回る速度でEPS成長が続く公算とした。
新生銀行<8303.T>が反落。大和証券では、2019年度は計画達成へ／直近の株価調整で割安感ありと判断し、投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は1800円→1700円と引き下げた。
2019年度上期の連結中間純利益は270億円を予想。前年同期比▲2％減益ながら通期計画に対する進ちょく率は50％超を見込むとした。本年度の自己株式取得（上限235億円）は9月以降に164億円の取得枠を残す計算。2019年度通期の連結当期純利益は530億円と銀行ガイダンスの達成を予想。大和では、2019年度以降も自己株式取得を主軸に高い水準での総還元性向が持続されると期待。純利益成長を上回る速度でEPS成長が続く公算とした。
★9:05 フタバ産業－東海東京が目標株価引き上げ 業績改善ペースが加速
フタバ産業<7241.T>が底堅い。東海東京調査センターでは、業績改善ペースが加速していると判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を800円→1000円と引き上げた。
強気判断を再確認。同社は1Q決算にてガイダンスを上方修正した稀有な会社。背景には、トヨタの人気量販車種「RAV4」の量産立ち上げの成功、前期に収益を圧迫していた生産準備費用の回収と生産性の改善効果があった。今後の受注車種をみても量販車種（「ハイランダー」や「ヤリス（ヴィッツ）」など）が多く、生産準備には予断を許さないが、これまで「プリウス」、「カムリ」、「RAV4」と続いてきた経験と、これらの生産性の改善効果が収益改善を支えると見込むとした。
フタバ産業<7241.T>が底堅い。東海東京調査センターでは、業績改善ペースが加速していると判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を800円→1000円と引き上げた。
強気判断を再確認。同社は1Q決算にてガイダンスを上方修正した稀有な会社。背景には、トヨタの人気量販車種「RAV4」の量産立ち上げの成功、前期に収益を圧迫していた生産準備費用の回収と生産性の改善効果があった。今後の受注車種をみても量販車種（「ハイランダー」や「ヤリス（ヴィッツ）」など）が多く、生産準備には予断を許さないが、これまで「プリウス」、「カムリ」、「RAV4」と続いてきた経験と、これらの生産性の改善効果が収益改善を支えると見込むとした。
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