前場コメント No.6 GAテクノロジーズ、しまむら、イオンディライト、スズキ、デンカなど
★9:18 GAテクノロジーズ-三菱UFJMSが新規「Hold」 不動産テックによる一気通貫モデル
GA technologies<3491.T>が5日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、不動産テックによる一気通貫モデルで業績拡大に注目。投資判断「Hold」、目標株価3200円として、カバレッジを開始した。
「Hold」とする理由は以下の2点。(1)高い利益成長率を反映した妥当なバリュエーション:RENOSY会員数増加などによる増益成長がある一方、会員獲得コストにより大幅な営業利益率改善を慎重視、当面の利益成長はバリュエーションに織り込まれていると考える。(2)イタンジなど子会社の利益貢献、RENOSYとのシナジーが軽微:イタンジなど子会社の利益貢献の詳細開示がなく、RENOSY事業とのシナジーについても現状、軽微であるとみる。
GA technologies<3491.T>が5日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、不動産テックによる一気通貫モデルで業績拡大に注目。投資判断「Hold」、目標株価3200円として、カバレッジを開始した。
「Hold」とする理由は以下の2点。(1)高い利益成長率を反映した妥当なバリュエーション:RENOSY会員数増加などによる増益成長がある一方、会員獲得コストにより大幅な営業利益率改善を慎重視、当面の利益成長はバリュエーションに織り込まれていると考える。(2)イタンジなど子会社の利益貢献、RENOSYとのシナジーが軽微:イタンジなど子会社の利益貢献の詳細開示がなく、RENOSY事業とのシナジーについても現状、軽微であるとみる。
★9:22 しまむら-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 売上高の持ち直しが待たれる
しまむら<8227.T>が底堅い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、収益性低下に歯止めがかかりつつあり、売上高の持ち直しが待たれるとコメント。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は8000円→8500円と引き上げた。
エクイティストーリーは主力の「しまむら業態」を中心とした販売基調の改善。2Q(6~8月)は値下げ処分減やコスト圧縮などで8四半期ぶりの営業増益となった。ただし、これまでのところなお売上高に回復感はみられない。ここにきて株価はやや上昇、利益率改善による業績底打ちは織り込まれてきたとみられる。利益率改善による業績リバウンド期待はあるとしたものの、販売基調改善待ちの状態にあると考え「Neutral」を継続。
しまむら<8227.T>が底堅い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、収益性低下に歯止めがかかりつつあり、売上高の持ち直しが待たれるとコメント。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は8000円→8500円と引き上げた。
エクイティストーリーは主力の「しまむら業態」を中心とした販売基調の改善。2Q(6~8月)は値下げ処分減やコスト圧縮などで8四半期ぶりの営業増益となった。ただし、これまでのところなお売上高に回復感はみられない。ここにきて株価はやや上昇、利益率改善による業績底打ちは織り込まれてきたとみられる。利益率改善による業績リバウンド期待はあるとしたものの、販売基調改善待ちの状態にあると考え「Neutral」を継続。
★9:26 イオンディライト-急騰 上期営業益37%増 自販機事業の収益モデル転換が奏功
イオンディライト<9787.T>が急騰。同社は9日、20.2期上期(3-8月)の営業利益が85.9億円(前年同期比37.0%増)だったと発表した。通期の会社計画180億円に対する進ちょくは47.7%。
前期買収したインドネシアSJS社の連結効果に加え、自販機事業において収益モデルの転換が一巡し、大幅増益となったことが寄与した。
イオンディライト<9787.T>が急騰。同社は9日、20.2期上期(3-8月)の営業利益が85.9億円(前年同期比37.0%増)だったと発表した。通期の会社計画180億円に対する進ちょくは47.7%。
前期買収したインドネシアSJS社の連結効果に加え、自販機事業において収益モデルの転換が一巡し、大幅増益となったことが寄与した。
★9:28 スズキ-JPモルガンが目標株価引き下げ 中期収益回復をにらみつつも様子見スタンス
スズキ<7269.T>が小安い。JPモルガン証券では、中期収益回復シナリオをにらみつつも様子見スタンスとコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は4200円→4150円と引き下げた。
インド自動車需要を捕捉する生産体制の確立およびインドでのシェアを維持するための戦略が重要。また、低迷するASEAN事業および二輪事業の収益建て直しも必要。長期的には電動化対策でのトヨタとの協業メリットの発現にも注目されるとした。
株価は足元で回復基調にあるが、インドの更なる政策期待に依存する部分も大きい。NBFCに起因する販売金融面での懸念は解消には至らず、しばらくは様子見スタンスを推奨するとした。
スズキ<7269.T>が小安い。JPモルガン証券では、中期収益回復シナリオをにらみつつも様子見スタンスとコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は4200円→4150円と引き下げた。
インド自動車需要を捕捉する生産体制の確立およびインドでのシェアを維持するための戦略が重要。また、低迷するASEAN事業および二輪事業の収益建て直しも必要。長期的には電動化対策でのトヨタとの協業メリットの発現にも注目されるとした。
株価は足元で回復基調にあるが、インドの更なる政策期待に依存する部分も大きい。NBFCに起因する販売金融面での懸念は解消には至らず、しばらくは様子見スタンスを推奨するとした。
★9:28 トレジャーファクトリー-急落 上期営業益56%増も通期据え置きで失望
トレジャー・ファクトリー<3093.T>が急落。同社は9日に、20.2期上期(3-8月)の連結営業利益は3.8億円(前年同期比55.6%増)だったと発表した。上期の会社計画は3.0億円だったので着地は上振れた。なお、通期の会社計画9.1億円に対する進ちょくは41.7%となっている。
リユース事業においては、主力業態の総合リユース業態、スタイル業態を中心に好調に推移し、単体売り上げは前年同期比8.1%増、単体既存店は同3.4%増となった。併せて、売上総利益率の改善と販管費率の低減が進んだことも寄与した。なお、株価は通期の業績予想が据え置かれたことから、失望売りが出ている。
トレジャー・ファクトリー<3093.T>が急落。同社は9日に、20.2期上期(3-8月)の連結営業利益は3.8億円(前年同期比55.6%増)だったと発表した。上期の会社計画は3.0億円だったので着地は上振れた。なお、通期の会社計画9.1億円に対する進ちょくは41.7%となっている。
リユース事業においては、主力業態の総合リユース業態、スタイル業態を中心に好調に推移し、単体売り上げは前年同期比8.1%増、単体既存店は同3.4%増となった。併せて、売上総利益率の改善と販管費率の低減が進んだことも寄与した。なお、株価は通期の業績予想が据え置かれたことから、失望売りが出ている。
★9:28 デンカ-小高い 20.3期上期営業益は前年同期並みの150億円弱 日経報道
デンカ<4061.T>が小高い。10日付けの日本経済新聞朝刊は、同社の2019年4~9月期の連結営業利益は、前年同期並みの150億円弱になったようだと報じた。
自動車市場が伸び悩み一部の合成ゴムが苦戦したが、環境対応車の需要が堅調でリチウムイオン電池の部材が伸びた。プラント設備の大規模な定期修理も一巡した。4~9月期の決算発表は11月8日を予定しているが、半導体市況の先行きをにらみ、通期計画を引き下げる可能性があるとしている。
デンカ<4061.T>が小高い。10日付けの日本経済新聞朝刊は、同社の2019年4~9月期の連結営業利益は、前年同期並みの150億円弱になったようだと報じた。
自動車市場が伸び悩み一部の合成ゴムが苦戦したが、環境対応車の需要が堅調でリチウムイオン電池の部材が伸びた。プラント設備の大規模な定期修理も一巡した。4~9月期の決算発表は11月8日を予定しているが、半導体市況の先行きをにらみ、通期計画を引き下げる可能性があるとしている。
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