前場コメント No.2  スズキ、7&I-HD、MSOL、ベル24HD、ビックカメラ、ユニゾHDなど

2019/10/11(金) 11:30
★9:02  スズキ-大幅に続伸 通期営業利益を下方修正も悪材料出尽くし
 スズキ<7269.T>が大幅に続伸。同社は10日、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の3300億円から2000億円(前期比38.3%減)に引き下げると発表した。

 日本での完成検査体制再構築に伴う減産、インド四輪市場の低迷、および為替変動などにより前回予想を修正した。詳細については11月5日発表の20.3期上期(4-9月)の決算発表時に行うとしている。なお、株価は悪材料出尽くしから買いが優勢となっている。

★9:03  セブン&アイ-買い気配 通期売上高を下方修正も事業構造改革を好感
 セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が買い気配。同社は10日、20.2期通期の連結売上高予想を従来の6兆7410億円から6兆6880円(前期比1.5%減)に引き下げると発表した。

 同日発表した事業構造改革について、24時間営業を実施するコンビニ加盟店に対し、ロイヤルティーを減額することなどが影響する。また、イトーヨーカドーの33店舗について閉店することや、そごう・西部について店舗の閉鎖や人員削減を実施するとしている。

 併せて発表した20.2期上期(3-8月)の連結売上高は3兆3132億円(前年同期比0.9%減)、同営業利益は2051億円(前年同期比2.8%増)だった。
 

★9:04  マネジメントソリューションズ-売り気配 10月17日付けで東証1部に市場変更
 マネジメントソリューションズ<7033.T>が売り気配。同社は10日、東京証券取引所の承認を受け、10月17日付けで、現行の東証マザーズから同1部へ市場変更になると発表した。株価は上昇が続いていたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★9:04  ベルシステム24-大和が目標株価引き上げ 主要セグメントがいずれも順調
 ベルシステム24ホールディングス<6183.T>が反落。大和証券では、上期営業利益は58.8億円で、主要セグメントがいずれも順調と判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を1870円→2000円と引き上げた。

 今20.2期上期営業利益は前年比+10.0%の58.8億円。売上高、営業利益ともに1Q比でモメンタムが改善しており、ポジティブな印象。(1)収益性改善や既存取引拡大に加え、(2)スポット案件の寄与が大和想定を上ブレた。大和予想は小幅上方修正。営業利益予想は、今20.2期:前年比+34.5%増の115億円、来21.2期:同8.5%増の125億円。3Qでは消費増税関連および金融機関向けスポット業務の寄与が見込まれ、2Q並みの営業利益創出が期待できるとした。

★9:04  ビックカメラ-3日ぶり反発 今期営業益10%増 前期は15%減で着地
 ビックカメラ<3048.T>が3日ぶり反発。同社は10日、20.8期通期の営業利益予想が252億円(前期比9.8%増)だったと発表した。市場コンセンサスは254億円。

 テレビやレコーダー、エアコンなどの好調な伸びを見込むほか、同社の特長である非家電分野においても、医薬品・日用雑貨、スポーツ用品、酒類・飲食物などの堅調な伸びを予想するとしている。

 19.8期の連結営業利益は229億円(前の期比15.2%減)だった。売上高は増加したが、売上原価および販管費の伸びが上回り減益となった。連結子会社である日本BS放送<9414.T>が低調だったことも影響した。

★9:04  ユニゾHD-3日ぶり反発 通期最終益を上方修正 固定資産売却益計上が寄与
 ユニゾホールディングス<3258.T>が3日ぶり反発。同社は10日に、20.3期通期の連結純利益予想を従来の260億円から284億円(前期比2.4倍)に引き上げると発表した。上期の見通しおよび下期事業運営方針などを勘案した。

 また、20.3期上期(4-9月)の営業利益予想は従来の153億円から177億円(前期比2.8倍)に引き上げた。キャピタルリサイクリングに伴い、固定資産売却益を計上したことが寄与する。

 併せて、ブラックストーンの買収提案について、同社の基本方針に沿うものではないため、応諾しないことも発表した。


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