前場コメント No.9 大黒天、テイツー、MonotaRO、OSG、エヌリンクス、いちごなど

2019/10/11(金) 11:30
★9:32  ラウンドワン-急落 9月既存店売上高2%減 スポッチャ収入やボウリング収入が低調
 ラウンドワン<4680.T>が急落。同社は10月10日の大引け後に、9月の売上状況(速報)を発表し、既存店売上高は前年同月比1.8%減となった。スポッチャ収入は同7.4%減、ボウリング収入は同4.6%減、カラオケ収入は同4.2%減。

 9月度の既存店総売上前年比はマイナス1.8%となったが、土日祝日数が1日少なかったことを勘案すると、実質+1%程度であったと推察されるとしている。

★9:37  タマホーム-急落 1Q営業黒字転換も材料出尽くし
 タマホーム<1419.T>が急落。同社は10日に、20.5期1Q(6-8月)の連結営業損益は21.2億円の黒字(前年同期は17.6億円の赤字)だったと発表した。

 住宅事業の赤字が、「地域限定商品」を中心に受注が引き続き堅調に推移したことなどにより、大幅に縮小した。また、不動産事業が、これまでの分譲営業体制の強化に加え、2019年10月の消費税引き上げを意識した需要動向もあり、受注・引き渡しともに好調に推移したことにより、大幅な増益となったことも寄与した。しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★9:37  技研製作所-大幅に3日ぶり反発 今期営業益3%増 前期は12%増で着地
 技研製作所<6289.T>が大幅に3日ぶり反発。同社は10日、20.8期通期の営業利益予想が69.0億円(前期比3.2%増)だと発表した。

 粘り強い防災インフラを急速に構築できる工法として、同社が開発した「インプラント工法」の採用が全国で拡大していまることが寄与するもよう。

 19.8期の連結営業利益は66.9億円(前の期比11.9%増)だった。災害復旧工事の本格化や防災・減災対策関連需要が継続したことが奏功した。
 

★9:44  キリン堂-急落 上期営業益51%増も会社計画下回る
 キリン堂ホールディングス<3194.T>が急落。同社は10日に、20.2期上期(3月-8月)の連結営業利益は12.8億円(前年同期比51.1%増)だったと発表した。なお、通期の会社計画に対する進ちょくは40.0%となっている。

 小売事業が、増収に伴う売上総利益高の増加と、ヘルス&ビューティケア商品を中心に比較的利益率の高いPB商品の売り上げが増加したことなどから粗利益率が改善され、増益となったことが寄与した。なお、上期の会社計画は15.5億円だったので着地は下振れた。

★9:52  大黒天物産-急騰 1Q営業益50%増 自社株買いも発表
 大黒天物産<2791.T>が急騰。同社は10日に、20.5期1Q(6-8月)の連結営業利益は10.3億円(前年同期比49.8%増)だったと発表した。上期の会社計画21.6億円に対する進ちょくは47.5%となっている。

 食の安心・安全を確保するための品質・鮮度管理の徹底やESLP(エブリデイ・セーム・ロープライス)による地域最安値価格を目指した。また、店舗の老朽化に伴
う既存店の建て替えを1店舗で実施したことも奏功した。

 併せて、上限10万株・3億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は10月11日~2020年3月31日。なお、上限10万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.7%となる。

★9:56  テイツー-3日ぶり反発 9月次既存店売上高17%増 全店は12%増
 テイツー<7610.T>が3日ぶり反発。同社は10日に、9月次の既存店売上高が前年同期比16.8%増だったと発表した。全店は11.5%増となった。

★10:05  モノタロウ-大幅続落 9月度売上高は30%増 新規顧客獲得数6万9200アカウント
 MonotaRO<3064.T>が大幅続落。同社は10日の大引け後に、9月度月次業績を発表し、売上高は前年同月比29.5%増の111億円となった。新規顧客獲得数は6万9200アカウントだった。

★10:10  OSG-大幅安 3Q累計営業益9%減 中国景気減速で海外が苦戦
 OSG<6136.T>が大幅安。同社は10日、19.11期3Q累計(12-8月)の連結営業利益は157億円(前年同期比8.8%減)だったと発表した。通期の会社計画億円に対する進ちょくは65.4%。

 国内は堅調に推移したが、中国を中心とする景気減速により海外が苦戦したことが響いた。

★10:14  エヌリンクス-3日続落 上期営業赤字1.2億円 人員の増加など響く
 エヌリンクス<6578.T>が3日続落。同社は10日に、20.2期上期(3-8月)の連結営業損益は1.2億円の赤字だったと発表した。同社は20.2期1Qより連結財務諸表を作成しているため、前年同期比較はできない。奨学金受給対象の学生への受信料免除や人員の増加が響いた。

★10:23  いちご-急落 上期営業益58%増も材料出尽くし
 いちご<2337.T>が急落。同社は10日に、20.2期上期(3-8月)の連結営業利益は151億円(前年同期比57.8%増)だったと発表した。通期の会社計画228億円に対する進ちょくは57.0%。

 心築(しんちく)事業セグメントが前年同期比75.5%増と好調だったことが寄与した。なお、株価は材料出尽くしから売りが優勢となっている。

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