〔Market Flash〕約100年ぶりの船舶エネルギー転換が本格化~三菱UFJMS

2019/10/18(金) 13:30
【13:30】約100年ぶりの船舶エネルギー転換が本格化~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、海運からの温室効果ガス排出量の削減のため、約100年ぶりの船舶エネルギー転換がはじまっているとコメント。20世紀の船舶エネルギーは石炭から石油に転換した時代であったが、三菱UFJMSでは今後の船舶エネルギーは、中期的に石油からLNGに転換し、長期的に脱炭素化を目指すと予想している。IMO(国際海事機関)のGHG(温室効果ガス)削減戦略では、海運全体のGHGの排出量に関して、2050年までに50%削減し、今世紀中の可能な限り早期にゼロ排出の努力を掲げている。三菱UFJMSでは、今後はIMOが規制対象としている外航船から、船舶エネルギーの転換が本格化していくとみている。また、ESG投資でのGHG削減への注目の高まりなどを背景に、荷主である会社からも船舶エネルギー転換が求められると考えている。 【12:40】ゲームでは拡大続く市場を見据えて任天堂を推奨~大和  大和証券ではゲームセクターに関して、任天堂<7974.T>をトップピックとして推奨している。大和では、クラウドゲームプラットフォームの普及においては、認知度のあるIPを有する企業、入出力デバイスで差別化を図れる企業が競争優位性を発揮すると考えている。その点において任天堂は「スーパーマリオ ラン」が3億ダウンロードを突破しておりIPの価値が認められる点と、「Wii リモコン」の実績がある点で双方に合致するとみており、市場の拡大による恩恵を最も享受できる立ち位置にあると評価している。 【10:40】9月は新築マンションの販売が低迷~SMBC日興  SMBC日興証券では、17日に不動産経済研究所が発表した9月のマンション販売データを受けてリポートしている。9月の首都圏の新築マンションの発売件数は2359戸(前年同月比30.0%減、前月比29.7%増)となった。各デベロッパーが在庫の販売を推進するために、新規物件の販売をやや控えた可能性があるとSMBC日興ではみている。初月契約率は56.8%。8月は「Harumi Flag」の発売もあって5カ月ぶりに好不調の節目である70%を上回ったが、9月は再び70%を下回るトレンドに回帰した。価格が高止まるなか、需要が伸び悩み在庫が減らないというトレンドが続いており、今後も同様のトレンドが続くとSMBC日興では予想している。 【9:30】自動車部品の7-9月期決算は厳しいが好材料も出始める~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では自動車部品セクターの7-9月期決算に関して、四輪車生産では相対的に堅調であったトヨタ<7203.T>でさえ海外の低調により下振れ傾向で、二輪車市場もブラジルのみ好調を持続しているものの、インドを中心に全体では低調な推移となっていると指摘。為替もドル円前提が110円のままの会社が多く、決算では上期計画の未達だけでなく、通期ガイダンスを下方修正する企業が続出すると予想している。ただし、中期的な観点では、次世代車への需要において、EVがトーンダウンする一方、日系サプライヤーがより知見を有するHEV、FCVへシフトする兆候など好材料も生じ始めているとコメント。一部のトヨタ系では、会社計画の下方修正が悪材料出尽くしとなり、関心が一段高まる可能性があると考えている。 【8:45】寄り前気配は阿波銀、紀陽銀、武蔵銀、ロームが高い気配値  主力株の寄り前気配では、阿波銀<8388>+8.31%、紀陽銀<8370>+6.66%、武蔵銀<8336>+6.21%、ローム<6963>+5.16%、ほくほく<8377>+4.90%、リンテック<7966>+4.45%、OSG<6136>+4.41%、ふくおか<8354>+4.32%、大垣銀<8361>+4.07%、百五銀<8368>+3.82%などが高い気配値。  一方、ブラザー<6448>-8.55%、ニッパツ<5991>-4.43%、三井造<7003>-3.59%、日光電<6849>-3.48%、広島銀<8379>-3.15%、三菱重<7011>-2.92%、NOK<7240>-2.48%、スズキ<7269>-2.46%、アズビル<6845>-2.44%、日医工<4541>-2.36%などが安い気配値となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,239.66 +153.86
ナスダック総合 15,927.90 +316.14
ドル/円 156.56 +0.92
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ