前場コメント No.4 ブラザー工業、東京センチュリー、オカムラ、ベネッセ、フジクラなど
★9:04 ブラザー工業－大幅続伸 通期営業益を下方修正も悪材料出尽くし
ブラザー工業<6448.T>が大幅続伸。同社は5日に、20.3期通期の連結営業利益（IFRS基準）予想を従来の650億円から605億円（前期比15.9％減）に引き下げると発表した。市場コンセンサスは647億円。
顧客の設備投資需要の低迷が長期化しているマシナリー事業の業績が当初の見込みを大幅に下回る見通しとなったほか、為替の想定レートを円高方向に見直したマイナス影響も踏まえ、通期の業績予想を修正する。
併せて発表した、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益は365億円（前年同期比4.0％減）だった。マシナリー事業が、産業機器が自動車・一般機械向け、IT向けともに需要が低迷したことにより、大幅な減益となったことが響いた。しかし、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。
ブラザー工業<6448.T>が大幅続伸。同社は5日に、20.3期通期の連結営業利益（IFRS基準）予想を従来の650億円から605億円（前期比15.9％減）に引き下げると発表した。市場コンセンサスは647億円。
顧客の設備投資需要の低迷が長期化しているマシナリー事業の業績が当初の見込みを大幅に下回る見通しとなったほか、為替の想定レートを円高方向に見直したマイナス影響も踏まえ、通期の業績予想を修正する。
併せて発表した、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益は365億円（前年同期比4.0％減）だった。マシナリー事業が、産業機器が自動車・一般機械向け、IT向けともに需要が低迷したことにより、大幅な減益となったことが響いた。しかし、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。
★9:04 東京センチュリー－底堅い 上期営業益7％増 神鋼不動産の業績反映が寄与
東京センチュリー<8439.T>が底堅い。同社は5日に、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益は404億円（前年同期比6.8％増）だったと発表した。通期の会社計画793億円に対する進ちょくは51.0％。
前年7月に連結子会社化した神鋼不動産の業績が通期で反映されたことや、営業投資有価証券の配当収入の増加など国際事業が堅調に推移したことが寄与した。
東京センチュリー<8439.T>が底堅い。同社は5日に、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益は404億円（前年同期比6.8％増）だったと発表した。通期の会社計画793億円に対する進ちょくは51.0％。
前年7月に連結子会社化した神鋼不動産の業績が通期で反映されたことや、営業投資有価証券の配当収入の増加など国際事業が堅調に推移したことが寄与した。
★9:04 オカムラ－大和が「3」へ2段階引き下げ オフィスの収益環境が厳しい
オカムラ<7994.T>が反落。大和証券では、オフィスの収益環境が厳しいと判断。投資判断を「1（買い）」→「3（中立）」、目標株価を1250円→1100円と引き下げた。
今20.3期2Q累計実績は売上高1184億円（前年同期並み）、営業利益45億円（同13％減）。10/25に業績予想の修正を発表済み（営業利益は従来予想56億円→45億円へ）。理由は、オフィス環境事業で会社想定ほど受注が取れなかったため。大型案件から中小型案件まで全般的に受注が想定を下回ったもよう。
大和では、今20.3期営業利益は会社計画並みの130億円（従来予想140億円）へ下方修正。オフィス環境事業の低迷を織り込んだもの。主力のオフィス環境事業が、オフィス供給量の端境期による受注伸び悩みと、物流費上昇で収益が低迷している点は残念とコメント。オフィス供給量が減少する今期は業績低迷が続きそうとした。
オカムラ<7994.T>が反落。大和証券では、オフィスの収益環境が厳しいと判断。投資判断を「1（買い）」→「3（中立）」、目標株価を1250円→1100円と引き下げた。
今20.3期2Q累計実績は売上高1184億円（前年同期並み）、営業利益45億円（同13％減）。10/25に業績予想の修正を発表済み（営業利益は従来予想56億円→45億円へ）。理由は、オフィス環境事業で会社想定ほど受注が取れなかったため。大型案件から中小型案件まで全般的に受注が想定を下回ったもよう。
大和では、今20.3期営業利益は会社計画並みの130億円（従来予想140億円）へ下方修正。オフィス環境事業の低迷を織り込んだもの。主力のオフィス環境事業が、オフィス供給量の端境期による受注伸び悩みと、物流費上昇で収益が低迷している点は残念とコメント。オフィス供給量が減少する今期は業績低迷が続きそうとした。
★9:04 ベネッセ－買い気配 上期営業益69％増 国内教育事業が好調
ベネッセホールディングス<9783.T>が買い気配。同社は5日に、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益は146億円（前年同期比68.8％増）だったと発表した。通期の会社計画200億円に対する進ちょくは73.2％。
国内教育事業が、「進研ゼミ」で価格改定による増収があったことなどにより、大幅な増益となった。また、介護・保育事業が増益となったことも寄与した。
ベネッセホールディングス<9783.T>が買い気配。同社は5日に、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益は146億円（前年同期比68.8％増）だったと発表した。通期の会社計画200億円に対する進ちょくは73.2％。
国内教育事業が、「進研ゼミ」で価格改定による増収があったことなどにより、大幅な増益となった。また、介護・保育事業が増益となったことも寄与した。
★9:05 フジクラ－大和が「4」へ引き下げ 主力3事業が構造的に厳しい
フジクラ<5803.T>が3日続落。大和証券では、主力3事業が構造的に厳しいとみて、投資判断を「3（中立）」→「4（アンダーパフォーム）」と引き下げた。目標株価は360円を継続。
大和予想はFPCの競争激化と価格下落を織り込み、営業利益で19年度：143億円（従来209億円）、20年度：158億円（同220億円）、21年度：164億円（同229億円）へ減額。主力3事業（光ファイバー、FPC、ワイヤーハーネス）のファンダメンタルズが構造的に悪化。19年度営業利益に寄与するのは主に融着機、光関連部品、不動産といった事業に限定され、来年度以降の利益回復シナリオを描き難い印象とした。
フジクラ<5803.T>が3日続落。大和証券では、主力3事業が構造的に厳しいとみて、投資判断を「3（中立）」→「4（アンダーパフォーム）」と引き下げた。目標株価は360円を継続。
大和予想はFPCの競争激化と価格下落を織り込み、営業利益で19年度：143億円（従来209億円）、20年度：158億円（同220億円）、21年度：164億円（同229億円）へ減額。主力3事業（光ファイバー、FPC、ワイヤーハーネス）のファンダメンタルズが構造的に悪化。19年度営業利益に寄与するのは主に融着機、光関連部品、不動産といった事業に限定され、来年度以降の利益回復シナリオを描き難い印象とした。
★9:05 ジーンズメイト－反発 10月度既存店売上高11.8％減 全店では11.7％減
ジーンズメイト<7448.T>が4日ぶり反発。同社は11月5日大引け後に、10月度の前年比速報を発表し、既存店売上高は前年比11.8％減となった。全店では同11.7％減。
月の前半が全体的には暑い日が多く、また、関東を直撃した台風19号の際には全体の7割強の店舗を一時的に休業にするなど、営業面での影響も大きかったことから、全店・既存店ともに前年実績を下回ったとした。一方、注力しているレディースおよびEC事業に関しては好調を維持したとしている。
ジーンズメイト<7448.T>が4日ぶり反発。同社は11月5日大引け後に、10月度の前年比速報を発表し、既存店売上高は前年比11.8％減となった。全店では同11.7％減。
月の前半が全体的には暑い日が多く、また、関東を直撃した台風19号の際には全体の7割強の店舗を一時的に休業にするなど、営業面での影響も大きかったことから、全店・既存店ともに前年実績を下回ったとした。一方、注力しているレディースおよびEC事業に関しては好調を維持したとしている。
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