前場コメント No.5 不二製油G、幸楽苑、サンエー、横河電機、古河電気工業など

2019/11/06(水) 11:30
★9:06  不二製油G-売り気配 上期営業益は5%減 通期営業益は上方修正
 不二製油グループ本社<2607.T>が売り気配。同社は5日に、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の240億円から255億円に引き上げると発表した。従来12月決算であった在外連結子会社について、決算期変更により今期は15カ月決算とすることとした。そのため、前期比較はできない。今回の業績予想の修正は、在外連結子会社の決算期変更の影響を踏まえたもの。市場コンセンサスは236億円。
 併せて発表した、20.3期上期(4-9月)の連結営業利益は90.5億円(前期比4.5%減)だった。業務用チョコレート事業が、ブラジルにおいて前年同期好調の反動があったことなどにより、減益となった。また、乳化・発酵素材事業が減益となったことも響いた。

★9:06  幸楽苑-反落 10月度の直営店既存店(国内)売上高は30.7%減
 幸楽苑ホールディングス<7554.T>が反落。同社は11月5日大引け後に、10月度売上推移速報を発表し、直営店既存店(国内)の売上高は前年比30.7%減となった。
 台風19号の水害により郡山工場(福島県)は操業を停止し、同工場管轄の約240店舗が臨時休業を余儀なくされたが、小田原工場(神奈川県)の増産により、郡山工場管轄店舗の営業を順次再開。しかし、延べ約9日間の終日休業があったこと、1日あたり通常の6割程度の食数限定営業が約8日間続いたことから、同管轄店舗の顧客数は前年比47.4%減になったとした。

★9:06  サンエー-大和が目標株価引き上げ 20年度以降の利益成長ステージに注目
 サンエー<2659.T>が続伸。大和証券では、20年度以降の利益成長ステージに注目。投資判断「1(買い)」を継続、目標株価を5200円→5800円と引き上げた。
 連結営業利益は2Q累計で21.6%減、先行投資負担が響いた格好。大型SCは予算を下回る進ちょくだが、新しい客層を取り込んでいると判断。下期は大型SCの改善に注力、大和予想は小幅調整。

★9:06  横河電機-売り気配 上期営業益14%増も材料出尽くし
 横河電機<6841.T>が売り気配。同社は5日、20.3期上期(4-9月)の連結営業利益は169億円(前年同期比14.3%増)だったと発表した。通期の会社計画400億円に対する進ちょくは42.2%。
 計測事業において、先行投資による費用増からセグメントで増収減益となったが、制御事業が前年同期比で受注3.6%増、売上5.2%増、営業利益13.4%増と好調だったことが寄与した。なお、株価は材料出尽くしから売りが優勢となっている。

★9:06  古河電気工業-反落 通期営業益を下方修正 上期は39%減で着地
 古河電気工業<5801.T>が反落。同社は5日に、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の400億円から260億円(前期比36.3%減)に引き下げると発表した。市場コンセンサスは341億円。
 インフラセグメントの情報通信ソリューション事業において欧州・アジアでの光ファイバ・ケーブルの価格競争激化、北米での光ケーブルの生産性改善遅れの影響、また、機能製品セグメントにおいてもデータセンタ市況回復の遅れや、銅箔事業における台湾拠点で発生した火災の影響が見込まれることなどから、前回予想を下回る見込みとなった。
 併せて発表した、20.3期上期(4-9月)の連結営業利益は108億円(前年同期比38.7%減)だった。
 情報通信ソリューション事業における欧州やアジアでの光ファイバ・ケーブル価格競争激化や北米光ケーブルの生産性改善の遅れによりインフラセグメントが対前年で減益となり、また電装エレクトロニクスセグメントおよび機能製品セグメントも市況悪化の影響により減益となったことが響いた。

★9:07  シグマクシス-買い気配 上期経常益2.0倍 PMOの伸長などで売上高が増加
 シグマクシス<6088.T>が買い気配。同社は5日に、20.3期上期(4-9月)の連結経常利益は10.0億円(前年同期比2.0倍)だったと発表した。ERPのクラウド化サービスの立ち上りとPMOの伸長などにより、売上高が増加したことが寄与した。通期の会社計画15.0億円に対する進ちょくは66.6%。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,229.11 +155.13
TOPIX 2,728.21 +14.75
グロース250 650.23 -2.74
NYダウ 39,512.84 +125.08
ナスダック総合 16,340.87 -5.40
ドル/円 155.71 +0.21
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ