前場コメント No.3 ライオン、DeNA、シスメックス、昭和電工、マクドナルドなど

2019/11/07(木) 11:30
★9:02  ライオン-もみ合い 3Q累計営業益9%減 産業用品事業の減益響く
 ライオン<4912.T>がもみ合い。同社は6日に、19.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益(IFRS基準)は238億円(前年同期比9.1%減)だったと発表した。通期の会社計画310億円に対する進ちょくは76.9%となっている。
 産業用品事業が、電気・電子分野において市況の悪化により半導体搬送材料向け導電樹脂が前年同期を下回ったことなどにより、減益となったことが響いた。

★9:02  SUMCO-売り気配 業績予想引き上げ+新たな株主還元政策を評価 「買い」へ引き上げ
 SUMCO<3436.T>が売り気配。シティグループ証券では、業績予想引き上げ+新たな株主還元政策を評価。投資評価を「2(中立)」→「1(買い)」、目標株価を1670円→2400円と引き上げた。
 Q3決算は想定以上の利益で着地。また、SUMCO経営陣の長期300ミリウエハー価格見通しに対する自信、子会社Formosa SUMCOの月次動向、主要半導体メーカー各社の良好な見通しを総合的に勘案し、19年度以降の業績予想を上方修正。また、これまでシティでは財務健全性などの観点から自社株買い実施の可能性は極めて低いと考えていたが、10%(純利益対比)の自社株買いを実施していくという、新たな株主還元政策が発表されたことは、予想外であり、市場でもポジティブに受け止められると判断。業績予想の引き上げに加え、EPS成長率の拡大やROEなどの改善を踏まえ、バリュエーションを上方に変更(21年度PER13→15倍、電子材料セクターの平均程度)したことから、ターゲットプライスも引き上げるとした。

★9:02  DeNA-売り気配 上期営業益53%減 ゲーム事業の減益やオートモーティブ事業の赤字響く
 ディー・エヌ・エー<2432.T>が売り気配。同社は6日に、20.3期上期(4-9月)の連結営業利益(IFRS基準)は50.4億円(前年同期比52.7%減)だったと発表した。
 ゲーム事業が、ユーザ消費額が前年同期比で減少したことにより、減益となった。また、積極的な投資によりオートモーティブ事業やヘルスケア事業が赤字拡大となったことも響いた。

★9:02  シスメックス-買い気配 通期営業益を下方修正 上期は3%減で着地
 シスメックス<6869.T>が買い気配。同社は6日、20.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の640億円から600億円(前期比2.1%減)に引き下げると発表した。
 為替レートが想定より円高に推移した影響により、海外の売上高を中心に前回予想を下回る見通し。なお、下期以降の為替レートは「対米ドル110円、対ユーロ125円、対中国元16.5円」を「対米ドル108円、対ユーロ120円、対中国元15.3円」へ修正している。
 併せて発表した20.3期上期(4-9月)の連結営業利益は278億円(前年同期比2.5%減)だった。

★9:03  昭和電工-売り気配 3Q累計営業益19%減 黒鉛電極の減産が響く
 昭和電工<4004.T>が売り気配。同社は6日、19.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益が1093億円(前年同期比18.7%減)だったと発表した。通期の会社計画1450億円に対する進ちょくは75.3%。
 黒鉛電極事業で減産を実施したほか、ハードディスク事業で上期を中心に数量が減少したことが影響した。

★9:03  マクドナルド-小高い 10月の既存店売上高4.3%増 47カ月連続のプラス
 日本マクドナルドホールディングス<2702.T>が小高い。同社は11月6日大引け後に、月次IRニュースを公表し、10月の既存店売上高は前年同月比4.3%増で、47カ月連続のプラスとなった。全店では同4.7%増。当月は、てりやきマックバーガー30周年を記念し、「てりやきマックバーガー」セットを500円の期間限定の特別価格にて提供したとしている。


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