フェローテック-急落 通期営業益を下方修正 デバイスメーカー設備稼働率は調整局面続く
フェローテックホールディングス<6890.T>が急落。同社は7日に、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の88.0億円から65.0億円(前期比26.0%減)に引き下げると発表した。
エレクトロニクス産業においてデバイスメーカー各社の設備稼働率は、調整局面が継続する見通しであることから、売上高予想を引き下げた。また、上期予想の修正も踏まえ、業績予想を修正する。
20.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想は従来の43.0億円から35.0億円(前年同期比31.0%減)に引き下げた。
エレクトロニクス産業においてデバイスメーカー各社の設備稼働率が低水準で推移したことから、前回の売上高予想から32億円の減収となる見込みとなった。また、中国子会社の中国国内取引先に対する債権の回収見込みが困難と判断される事象が発生したため、貸倒引当金繰入額を4億6200万円計上したことも響く。
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