前場コメント No.22 ｉｐｓ、リゾートトラスト、扶桑化学、レオン自動機、ジャパンマテリアルなど
★11:03 ｉｐｓ－急落 上期経常益20％減 為替差損が響く
ｉｐｓ<4390.T>が急落。同社は8日、20.3期上期（4-9月）の連結経常利益が5.0億円（前年同期比19.8％減）だったと発表した。同営業利益は5.5億円（同15.5％増）だったが、円高に伴い為替差損6400万円を計上したことが響いた。
ｉｐｓ<4390.T>が急落。同社は8日、20.3期上期（4-9月）の連結経常利益が5.0億円（前年同期比19.8％減）だったと発表した。同営業利益は5.5億円（同15.5％増）だったが、円高に伴い為替差損6400万円を計上したことが響いた。
★11:05 ＫｅｅＰｅｒ技研－上げ幅拡大 1Q営業益37％増 キーパー製品等関連事業が好調
ＫｅｅＰｅｒ技研<6036.T>が上げ幅拡大。同社は11日11時に、20.6期1Q（7-9月）の営業利益は2.9億円（前年同期比36.9％増）だったと発表した。上期の会社計画8.2億円に対する進ちょくは35.4％。
キーパー製品等関連事業が、カーディラー店舗へ出張し、主に新車へのコーティングサービスを提供する、デリバリーサービスの提供を始め、堅調に導入が進んでいることなどにより、増益となったことが寄与した。
ＫｅｅＰｅｒ技研<6036.T>が上げ幅拡大。同社は11日11時に、20.6期1Q（7-9月）の営業利益は2.9億円（前年同期比36.9％増）だったと発表した。上期の会社計画8.2億円に対する進ちょくは35.4％。
キーパー製品等関連事業が、カーディラー店舗へ出張し、主に新車へのコーティングサービスを提供する、デリバリーサービスの提供を始め、堅調に導入が進んでいることなどにより、増益となったことが寄与した。
★11:06 リゾートトラスト－野村が目標株価引き上げ 会員権事業の営業利益が倍増
リゾートトラスト<4681.T>が5日続伸。野村証券では、会員権事業の営業利益が倍増していると評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価は2200円→2300円と引き上げた。
従来野村予想上回る、足元の会員権事業の契約高および収益性の改善を業績予想に反映させ、今20.3期以降の同事業の営業利益を10億円～20億円上方修正。その他事業（ホテルレストラン事業、メディカル事業）の費用負担の見込みは保守的に積み増したが、中期的な営業利益予想をやや上方修正し、今20.3期～29.3期を対象期間としたDCF法による目標株価を2300円へ若干引き上げるとした。
リゾートトラスト<4681.T>が5日続伸。野村証券では、会員権事業の営業利益が倍増していると評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価は2200円→2300円と引き上げた。
従来野村予想上回る、足元の会員権事業の契約高および収益性の改善を業績予想に反映させ、今20.3期以降の同事業の営業利益を10億円～20億円上方修正。その他事業（ホテルレストラン事業、メディカル事業）の費用負担の見込みは保守的に積み増したが、中期的な営業利益予想をやや上方修正し、今20.3期～29.3期を対象期間としたDCF法による目標株価を2300円へ若干引き上げるとした。
★11:11 扶桑化学－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ ライフサイエンスの成長にも注目
扶桑化学工業<4368.T>が変わらずを挟んで5日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、CMP向け成長期待に加え、ライフサイエンスの成長にも注目。投資判断「Buy」を継続、目標株価は3200円→3500円と引き上げた。
ライフサイエンス部門における果実酸コンビナート実現後の成長シナリオ実現と、半導体製造のCMP工程向け超高純度コロイダルシリカの需要拡大の確度は高まっているとみて「Buy」を継続。営業利益予想を上方修正。ライフサイエンス部門は原料安に伴う価格低下影響などで売上高予想を減額するが、原料安、価格改定効果、生産能力増強を背景とする海外での拡販などで利益予想は増額。7月に竣工した鹿島のリンゴ酸新工場は、現在試運転中で年内にも実液連続運転を開始する予定。電子材料および機能性化学品部門はCMP工程用超高純度コロイダルシリカの需要想定引き上げと原価低減で来期以降の利益予想を増額。5G普及を契機に微細プロセス向け需要の拡大が勢いを増している。株価は今上期利益の計画上振れを契機に上昇したが、中期的な利益成長の確実性が高まっているとみることから、さらなる上昇を予想。
扶桑化学工業<4368.T>が変わらずを挟んで5日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、CMP向け成長期待に加え、ライフサイエンスの成長にも注目。投資判断「Buy」を継続、目標株価は3200円→3500円と引き上げた。
ライフサイエンス部門における果実酸コンビナート実現後の成長シナリオ実現と、半導体製造のCMP工程向け超高純度コロイダルシリカの需要拡大の確度は高まっているとみて「Buy」を継続。営業利益予想を上方修正。ライフサイエンス部門は原料安に伴う価格低下影響などで売上高予想を減額するが、原料安、価格改定効果、生産能力増強を背景とする海外での拡販などで利益予想は増額。7月に竣工した鹿島のリンゴ酸新工場は、現在試運転中で年内にも実液連続運転を開始する予定。電子材料および機能性化学品部門はCMP工程用超高純度コロイダルシリカの需要想定引き上げと原価低減で来期以降の利益予想を増額。5G普及を契機に微細プロセス向け需要の拡大が勢いを増している。株価は今上期利益の計画上振れを契機に上昇したが、中期的な利益成長の確実性が高まっているとみることから、さらなる上昇を予想。
★11:12 レオン自動機－急騰 上期営業益7％増 食品加工機械製造販売事業（ヨーロッパ）が好調
レオン自動機<6272.T>が急騰。同社は8日に、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益は19.0億円（前年同期比6.8％増）だったと発表した。通期の会社計画37.5億円に対する進ちょくは50.6％となっている。
食品加工機械製造販売事業（ヨーロッパ）が、展示会費用や建物修繕費用などの販管費が減少したことにより、大幅な増益となった。また、食品加工機械製造販売事業（アジア）が増益となったことや、食品製造販売事業（北米・南米）が黒字転換したことも寄与した。
レオン自動機<6272.T>が急騰。同社は8日に、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益は19.0億円（前年同期比6.8％増）だったと発表した。通期の会社計画37.5億円に対する進ちょくは50.6％となっている。
食品加工機械製造販売事業（ヨーロッパ）が、展示会費用や建物修繕費用などの販管費が減少したことにより、大幅な増益となった。また、食品加工機械製造販売事業（アジア）が増益となったことや、食品製造販売事業（北米・南米）が黒字転換したことも寄与した。
★11:16 ジャパンマテリアル－大幅高 上期営業益24％減も1Q比で利益は回復基調
ジャパンマテリアル<6055.T>が大幅高。同社は8日、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益が32.4億円（前年同期比24.1％減）だったと発表した。
顧客の設備投資に伴い発生するイニシャル部門(特殊ガス供給装置製造、供給配管設計施工)は、主要顧客であるNAND型フラッシュメモリ工場において、既存取引工場での新規設備投資が19.3期後半から引き続き減速しているほか、新設工場では新規設備投資に伴う供給配管施工のコスト増加が影響したとしている。
なお、利益水準は1Qの12.3億円（前年同期比42.4％減）に対し、2Q（7-9月）は20.1億円と回復基調にあることから、株価は業績底入れに期待した買いが優勢となっている。
ジャパンマテリアル<6055.T>が大幅高。同社は8日、20.3期上期（4-9月）の連結営業利益が32.4億円（前年同期比24.1％減）だったと発表した。
顧客の設備投資に伴い発生するイニシャル部門(特殊ガス供給装置製造、供給配管設計施工)は、主要顧客であるNAND型フラッシュメモリ工場において、既存取引工場での新規設備投資が19.3期後半から引き続き減速しているほか、新設工場では新規設備投資に伴う供給配管施工のコスト増加が影響したとしている。
なお、利益水準は1Qの12.3億円（前年同期比42.4％減）に対し、2Q（7-9月）は20.1億円と回復基調にあることから、株価は業績底入れに期待した買いが優勢となっている。
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