前場コメント No.21 アステリア、積水化学、リボミック、ユニデン、富士電機など

2019/11/13(水) 11:31
★10:49  ヤマハモーターロボティクス-大幅安 上期営業赤字25億円 赤字幅が拡大
 ヤマハモーターロボティクス<6274.T>が大幅安。同社は12日、19.12期上期(4-9月)の連結営業損益が24.5億円の赤字(前年同期は11.6億円の赤字)だったと発表した。増収となったが、売上原価率が83.5%(前年同期は71.9%)に上昇したことが響いた。
 なお、2019年12月期は決算期の変更により、4月1日から2019年12月31日までの9カ月間となる。
 また、19.12期の期末配当予想を未定から0円(前期は0円)に修正すると発表した。

★10:55  アステリア-反落 「クラウドサービス認定プログラム」に『Handbook』『Platio』認定
 アステリア<3853.T>が反落。同社は11月12日大引け後に、モバイル向けコンテンツ管理システム『Handbook』と、モバイルデータ活用サービス『Platio』が、2019年度クラウドサービス認定プログラム(主催:クラウドサービス推進機構)に認定されたと発表した。これは、中小企業の経営を支える基盤として、良質なクラウドアプリケーションサービスのビジネス活用を推進するために、クラウドサービスを審査・認定するプログラム。

★10:56  積水化学-続伸 中間膜・5G・無電柱化などが追い風 「買い」再強調
 積水化学工業<4204.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、中間膜、5G、無電柱化などが追い風と判断。投資判断「買い」を再強調、目標株価は2000円→2200円と引き上げた。
 2Q決算は固定費抑制などにより、外部環境の悪化影響を最小限にとどめることができることが再確認できる内容。今後は引き続き台当たり売上高の上昇トレンドが続く中間膜が最大の増益ドライバーとなる見込み。グローバルの自動車生産は足元マイナス成長が続いているが、世界シェア7割を占めるヘッドアップディスプレイ(HUD)用中間膜の拡大に加え、サイドガラスへの遮音膜の採用拡大、欧州市場での新規車種向け受注の獲得など、個別要因で収益を伸ばせるアイテムがそろっている。また、5G対応の基地局向けの放熱材料も段階的に売上高が伸びており、マクロ環境が好転しない中でも高機能プラスチックス事業の収益を下支えしていると指摘。

★10:56  リボミック-大幅安 上期営業赤字4億円 RBM-007関連の開発費が先行
 リボミック<4591.T>が大幅安。同社は12日、20.3期上期(4-9月)の営業損益が4.0億円の赤字(前年同期は4.6億円の赤字)だったと発表した。RBM-007関連の開発費が先行し、赤字が続いている。

★10:58  ユニデンHD-急落 上期営業益33%減 エレクトロニクス事業の減益響く
 ユニデンホールディングス<6815.T>が急落。同社は12日に、20.3期上期(4-9月)の連結営業利益は9.3億円(前年同期比33.2%減)だったと発表したエレクトロニクス事業が、無線通信・応用機器や電話関連機器の売り上げが減少したことなどにより、減益となった。また、不動産事業が減益となったことも響いた。

★11:00  富士電機-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 今期会社計画は過度に保守的な印象
 富士電機<6504.T>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今期会社計画は過度に保守的な印象とし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は4500円→4100円と引き下げた。
 エクイティストーリーは「独自成長力の顕在化に伴う収益拡大への期待」で変更なし。パワエレシステム事業でのクロスセルやソリューションビジネスの拡充など同社独自成長力を創出する取り組みが奏功している。また、老朽化設備の更新需要は引き続き堅調。電子デバイス事業のパワー半導体は産業向けがシクリカルな調整局面だが、車載向けは電装化・EV化により需要拡大が加速しており、同社は車載向けの設備投資を今期前倒しで実施する方針。株価上昇カタリストは、パワエレ事業やパワー半導体の受注拡大、中国自販機市場の拡大、株主還元施策の強化などとした。


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