前場コメント No.15 野村ＨＤ、サンケン電気、関東電化工業、日本サードパーティ、東洋紡など
★10:49 野村ＨＤなど－証券関連が高い つみたてNISA延長へ 日経報道
野村ホールディングス<8604.T>、大和証券グループ本社<8601.T>など証券セクターが高い。22日付の日本経済新聞朝刊が、政府・与党は積み立て型の少額投資非課税制度（つみたてNISA）について、非課税で積み立てられる期限を延長すると報じたことが材料。
記事によれば、現行では最長で2037年末までだが、原則としていつから始めても20年間、非課税になるよう改めるもよう。個人型の確定拠出年金（イデコ）も拡充し「貯蓄から投資へ」の流れを後押しし、若年層らに老後の資産形成を促す狙いだとしている。
同報道を受け、投資家のすそ野拡大に期待した買いが向かっているようだ。
野村ホールディングス<8604.T>、大和証券グループ本社<8601.T>など証券セクターが高い。22日付の日本経済新聞朝刊が、政府・与党は積み立て型の少額投資非課税制度（つみたてNISA）について、非課税で積み立てられる期限を延長すると報じたことが材料。
記事によれば、現行では最長で2037年末までだが、原則としていつから始めても20年間、非課税になるよう改めるもよう。個人型の確定拠出年金（イデコ）も拡充し「貯蓄から投資へ」の流れを後押しし、若年層らに老後の資産形成を促す狙いだとしている。
同報道を受け、投資家のすそ野拡大に期待した買いが向かっているようだ。
★10:54 サンケン電気－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 新たな構造改革の効果を見極めたい
サンケン電気<6707.T>が底堅い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、新たな構造改革の公表は評価できるが、その効果を見極めたいとして、投資判断「Hold」を継続した。目標株価は2100円→2600円と引き上げた。
新たな構造改革計画を打ち出してきた点や経費削減による利益確保への姿勢は評価できるものの、根本的な収益構造に変化はないとして「Hold」を継続。株価は半導体デバイス部門における拠点統廃合やパワーシステム部門の売却などの構造計画発表後、急騰した。しかし、収益構造の健全化には不十分と見ているとし、今後の株価は調整局面に転じる可能性が高いとの見方を示した。
サンケン電気<6707.T>が底堅い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、新たな構造改革の公表は評価できるが、その効果を見極めたいとして、投資判断「Hold」を継続した。目標株価は2100円→2600円と引き上げた。
新たな構造改革計画を打ち出してきた点や経費削減による利益確保への姿勢は評価できるものの、根本的な収益構造に変化はないとして「Hold」を継続。株価は半導体デバイス部門における拠点統廃合やパワーシステム部門の売却などの構造計画発表後、急騰した。しかし、収益構造の健全化には不十分と見ているとし、今後の株価は調整局面に転じる可能性が高いとの見方を示した。
★10:56 関東電化工業－岩井コスモが目標株価引き上げ メモリー生産正常化で増設設備が業績貢献
関東電化工業<4047.T>が5日ぶり反発。岩井コスモ証券では、メモリー生産正常化で増設設備が業績貢献し、来期増益を想定。投資判断と判断。投資判断「A」を継続、目標株価は1300円→1340円と引き上げた。
上期決算が前年同期比では2ケタ減益となったが、会社計画に対しては大幅な上振れとなり、通期予想が大幅に上方修正された。業績の上方修正が好感され、決算発表後に株価が上昇したが、割安感は解消されておらず、もう一段の水準訂正が期待できる。目標株価は今期予想PER約16倍で算出。
関東電化工業<4047.T>が5日ぶり反発。岩井コスモ証券では、メモリー生産正常化で増設設備が業績貢献し、来期増益を想定。投資判断と判断。投資判断「A」を継続、目標株価は1300円→1340円と引き上げた。
上期決算が前年同期比では2ケタ減益となったが、会社計画に対しては大幅な上振れとなり、通期予想が大幅に上方修正された。業績の上方修正が好感され、決算発表後に株価が上昇したが、割安感は解消されておらず、もう一段の水準訂正が期待できる。目標株価は今期予想PER約16倍で算出。
★11:07 日本サードパーティ－急伸 「Third AIコンタクト」がAI音声認識と連携
日本サード・パーティ<2488.T>が急伸。同社は11月22日11時に、「Third AIコンタクトセンターソリューション」について、アドバンスト・メディア<3773.T>のAI音声認識「AmiVoice Communication Suite」と連携させ、提供を開始したと発表した。オペレーターに対して適切な意思決定を支援する仕組みを強化するもの。これにより、オペレーターの回答品質を均一化して、顧客満足度を向上させるとともに、オペレーター育成の負荷低減に貢献するとした。
日本サード・パーティ<2488.T>が急伸。同社は11月22日11時に、「Third AIコンタクトセンターソリューション」について、アドバンスト・メディア<3773.T>のAI音声認識「AmiVoice Communication Suite」と連携させ、提供を開始したと発表した。オペレーターに対して適切な意思決定を支援する仕組みを強化するもの。これにより、オペレーターの回答品質を均一化して、顧客満足度を向上させるとともに、オペレーター育成の負荷低減に貢献するとした。
★11:22 東洋紡－岩井コスモが目標株価引き上げ 株価の水準訂正は継続へ
東洋紡<3101.T>が反発。岩井コスモ証券では、株価の水準訂正は継続へとコメント。投資判断「B+」を継続、目標株価は1400円→1800円と引き上げた。
セラミックコンデンサー製造用離型フィルムや偏光板保護用PETフィルムの販売が好調。上期営業利益は計画通りの進ちょく。純利益については、エアバック基布設備の火災事故による特損を追加計上したため減益となり、通期の純利益予想も下方修正されたが、火災保険金の特別利益計上は計画通り進む見込みであり心配はいらないと判断。エアバック事業が正常化するのは2021年度となるが、フィルム事業の拡大で増益基調を維持できそう。株価は上昇したが、依然として割安で水準訂正が続くと考えるとした。
東洋紡<3101.T>が反発。岩井コスモ証券では、株価の水準訂正は継続へとコメント。投資判断「B+」を継続、目標株価は1400円→1800円と引き上げた。
セラミックコンデンサー製造用離型フィルムや偏光板保護用PETフィルムの販売が好調。上期営業利益は計画通りの進ちょく。純利益については、エアバック基布設備の火災事故による特損を追加計上したため減益となり、通期の純利益予想も下方修正されたが、火災保険金の特別利益計上は計画通り進む見込みであり心配はいらないと判断。エアバック事業が正常化するのは2021年度となるが、フィルム事業の拡大で増益基調を維持できそう。株価は上昇したが、依然として割安で水準訂正が続くと考えるとした。
★11:23 ツクルバ－3日続伸 住宅ローン支援見直しへ 省エネ化・中古活用を促進 産経報道
ツクルバ<2978.T>が3日続伸。産経新聞電子版は21日、政府が令和2年度から、省エネ性などに優れた新築住宅向けの金利を国の支援で優遇する長期固定金利の住宅ローン「フラット35S」について、環境に関する基準を厳しくする方向で検討していることが21日、分かったと報じた。
記事によれば、同時に中古住宅向けローンの要件は緩和する方向で見直すもよう。環境性能に優れた住宅を増やすと共に、少子高齢化で深刻化する空き家問題の解決に向け、中古住宅の活用を促したい考えだとしている。
同報道を受け、リフォーム中古住宅の仲介サイトなどを手がける同社に買いが向かっているようだ。
ツクルバ<2978.T>が3日続伸。産経新聞電子版は21日、政府が令和2年度から、省エネ性などに優れた新築住宅向けの金利を国の支援で優遇する長期固定金利の住宅ローン「フラット35S」について、環境に関する基準を厳しくする方向で検討していることが21日、分かったと報じた。
記事によれば、同時に中古住宅向けローンの要件は緩和する方向で見直すもよう。環境性能に優れた住宅を増やすと共に、少子高齢化で深刻化する空き家問題の解決に向け、中古住宅の活用を促したい考えだとしている。
同報道を受け、リフォーム中古住宅の仲介サイトなどを手がける同社に買いが向かっているようだ。
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