前場コメント No.10 メディア工房、日立物流、オムロン、MARUWA、高見沢サイバネティックスなど

2019/12/05(木) 11:30
★9:40  メディア工房-急騰 スマホゲーム「コスプリ」事前登録開始で思惑
 メディア工房<3815.T>が急騰。同社子会社のルイスファクトリーは4日、新作ゲーム「コスプリ!!」の事前登録を開始すると同作の公式ツイッター上で発表した。
 「コスプリ!!」はツイッターフォロワー総数が100万人を超える有名コスプレイヤー・モデルたちを起用した恋愛シミュレーションゲーム。事前登録の開始により、正式サービスも間近との思惑から買いが向かっているようだ。

★9:46  日立物流-みずほが目標株価引き下げ 自動化・省人化技術を差別化要因に成長を予想
 日立物流<9086.T>が小安い。みずほ証券では、自動化・省人化技術を差別化要因に成長を予想するとし、投資判断「買い」を継続した。目標株価は3700円→3600円と引き下げた。
 最大のカタリストはSGホールディングスとの経営統合に向けた進展であることに変わりなし。国内の協創効果は加速度的に積み上がっており、今後も増益ドライバーとなる見込み。また、同社のコア領域である3PLにおいても、徹底した自動化・省人化技術による収益拡大機会が出てきており、堅調な業績を予想するとした。

★9:50  オムロン-みずほが目標株価引き上げ 次の成長を取り込む体制が整いつつある
 オムロン<6645.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、FAの循環的なモメンタム改善のみならず、次の成長を取り込む体制が整いつつあると判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を6000円→7500円と引き上げた。
 日本電産への車載事業譲渡やLCDバックライト事業撤退の一方、IAB(FA事業)やHCB(ヘルスケア事業)など、相対的に高収益/高成長事業への経営資源集中が進み、次の成長機会を取り込む体制が整いつつある。株価は投資判断引き上げから約3割上昇、IABの循環的なモメンタム改善や来21.3期業績改善期待を一定程度織り込んだと考えられるが、22.3期に向けてIABのピーク利益更新が期待されることを踏まえると、依然上値余地は残ると判断。短期株価は米中貿易摩擦解消に向けた動向で一喜一憂するとみられるが、下値は積極的に拾うスタンスで臨みたいとした。

★9:54  MARUWA-みずほが目標株価引き上げ 21.3期に最高益更新を予想
 MARUWA<5344.T>が3日ぶり大幅反発。みずほ証券では、来21.3期に最高益更新を予想。投資判断「買い」を継続、目標株価を10000円→11500円と引き上げた。
 顧客の在庫調整が1Qで終わり、2Q(7~9月)以降は売上高が回復すると予想していたが、実際は2Qも在庫調整の影響が大きかったと判断。修正後の予想は在庫調整が3Q(10~12月)まで続く前提とし、みずほ予想を引き下げるが、今20.3期会社計画(売上高380億円、営業利益78億円)は保守的であり、みずほでは会社計画を上回る売上高429億円、営業利益94億円を予想。
 なお、来21.3期以降は顧客の在庫調整終了と差別化製品(車載関連部品、産業機器向けパワー半導体用基板、5G対応部品)の業績寄与により、セラミック部品事業が力強い回復を示し、来21.3期は過去最高益を更新する見通し。

★9:55  高見沢サイバ-4日続伸 サインポストの無人コンビニ開業でチャージ装置需要拡大との思惑
 高見沢サイバネティックス<6424.T>が4日続伸。サインポスト<3996.T>が3日、JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020.T>傘下のJR東日本スタートアップ(本社:東京都新宿区)と2020年春のダイヤ改正日に開業するJR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」構内に、無人AI決済店舗の第1号店となる「TOUCH TO GO」 をオープンすると発表したことが手がかり。
 同社は鉄道事業者で運用されているICカードへの入金(チャージ)を行う装置をつくっている。発表をうけ、無人コンビニで同社装置へのニーズが高まるとの思惑から、きのうも終値で3.1%高となっていたが、きょうも買いが続いている。サインポストも高い。


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