前場コメント No.6 東和薬品、ジョルダン、三菱UFJ、三井住友トラスト、しまむらなど

2019/12/24(火) 11:30
★9:17  東和薬品-4日ぶりに大幅反落 スペインのジェネリック医薬品会社を389億円で買収
 東和薬品<4553.T>が4日ぶりに大幅反落。同社は23日に、スペインの大手医薬品メーカーであるEsteveグループより、Esteveグループのジェネリック医薬品事業を集約するPENSA Investments(スペイン・カタルーニャ州 以下、Pensa)の全株式を取得し完全子会社化すると発表した。
 本件により同社は、欧州複数国に加え米国での販売網を獲得するとともに、欧州における生産拠点を得ることにより、欧州ジェネリック医薬品市場での安定的な事業基盤、米国ジェネリック医薬品市場参入のプラットフォームおよびパイプラインを獲得し、本格的な海外展開を果たすとしている。取得価格は約389億円で、株式譲渡実行は2020年1月末予定となっている。なお、株価は買収による財務負担への懸念などから売りが優勢になっているもうよう。

★9:19  ジョルダン-買い気配 子会社のJ MaaSが電通と資本業務提携
 ジョルダン<3710.T>が買い気配。同社は23日に、子会社のJ MaaS(本社:東京都新宿区)が、電通<4324.T>と資本業務提携に関する契約を締結したことを発表した。
 J MaaSが電通からの出資を受け入れるとともに、「MaaS サプライヤー」の実現に向けた各種業務に関する提携を行うとしている。

★9:21  三菱UFJ-野村が目標株価引き上げ 収益性・経費効率改善に向けて一歩前進
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が売り買い交錯。レーティング証券では、収益性・経費効率改善に向けて一歩前進と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を900円→950円と引き上げた。
 目標株価は市場全体の株価水準上昇などを反映して変更。5月の決算発表時に自己株式取得公表を見送ったことは株式市場の失望感を誘ったが、今回初めてリスクアセット(RWA)・コントロールを要因として自己株式取得(500億円)に踏み切ったことはポジティブに評価できる。目先の業績は厳しいが、経費削減姿勢を鮮明に示したことで、中長期的な業績水準の底上げが期待される。修正後目標株価への上値余地が約6割あり、割安感は顕著。セクター内でのトップピックを継続するとした。

★9:22  FUJI-急騰 インドに子会社を設立
 FUJI<6134.T>が急騰。同社は23日、インドに子会社を設立したと発表した。インドの電子部品実装ロボット市場規模が年々拡大するなか、子会社設立により現地代理店のサポートを強化することで、インド市場における顧客満足度を向上させ、さらなる市場拡大に努めるとしている。

★9:26  三井住友トラスト-野村が目標株価引き上げ 手数料関連収益の安定成長がカギ
 三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>が底堅い。レーティング証券では、手数料関連収益の安定成長がカギと判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を6200円→6500円と引き上げた。
 目標株価は市場全体の株価水準上昇などを反映して変更。手数料関連収益が安定的に増加しており、好調な業績モメンタムと株主還元への積極的な姿勢は引き続き株式投資家に評価される見込み。トップピック推奨を継続。
 まずは、20年度開始と想定される次期中期経営計画に注目が集まる見通し。専業信託銀行としての経営戦略面・収益性面での独自性が発揮できるか、経営陣の中計施策の実行力と機動力とがあわせて注目されるとした。

★9:28  しまむら-大幅安 12月次既存店売上高9%減 暖冬で冬物の販売が伸び悩む
 しまむら<8227.T>が大幅安。同社は23日、12月次(11月21日-12月20日)売上高について、既存店売上高が前年同月比9.0%減、全店売上高が同8.5%減だったと発表した。
 12月上旬の季節外れの暖かさで冬物の販売が伸び悩み、売上は前年実績を下回ったとしている。


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