前場コメント No.3 ＮＲＩ、ＪＩＮＳＨＤ、金銭機、ＴＫＰ、マクドナルド、日立など
★9:05 ＮＲＩ－東海東京が目標株価引き上げ 産業ITの受注低迷続くが採用強化が順調に進捗
野村総合研究所<4307.T>が反落。東海東京調査センターでは、産業ITの受注低迷続くが採用強化が順調に進捗と指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は2400円→2500円に引き上げた。
20/3期業績予想は、売上高5300億円（前年比+6%）、営業利益830億円（同+16%）と営業利益は会社計画を上回ると予想。4Qについては、DXコンサルティングの堅調や証券業向けシステム開発案件などの貢献により業績は順調に推移すると見ている。21/3期業績予想は、売上高5560億円（前年比+5%）、営業利益870億円（同+5%）。売上高は、（1）みずほ証券を中心とする証券業向け開発案件の貢献、（2）DXコンサル需要に伴う産業ITのシステム開発案件の増加、（3）NRIセキュアを中心とした情報セキュリティ事業の成長等により堅調な推移を見込んでいる。
野村総合研究所<4307.T>が反落。東海東京調査センターでは、産業ITの受注低迷続くが採用強化が順調に進捗と指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は2400円→2500円に引き上げた。
20/3期業績予想は、売上高5300億円（前年比+6%）、営業利益830億円（同+16%）と営業利益は会社計画を上回ると予想。4Qについては、DXコンサルティングの堅調や証券業向けシステム開発案件などの貢献により業績は順調に推移すると見ている。21/3期業績予想は、売上高5560億円（前年比+5%）、営業利益870億円（同+5%）。売上高は、（1）みずほ証券を中心とする証券業向け開発案件の貢献、（2）DXコンサル需要に伴う産業ITのシステム開発案件の増加、（3）NRIセキュアを中心とした情報セキュリティ事業の成長等により堅調な推移を見込んでいる。
★9:05 ジンズ－4日ぶり反発 2月度既存店売上高10％増 「JINS 花粉 CUT」など機能性商品が好調
ジンズホールディングス<3046.T>が4日ぶり反発。同社は5日に、2月度月次売上状況（速報）を発表し、既存店売上高は前年同月比10.1％増となり、4カ月連続で前年実績を上回った。全店では同15.7％増だった。
2月度は、新型コロナウイルスの影響により下旬にかけて客足の減少が見られたものの、前年同月比で営業日数が1日、休日が2日多かったほか、外的環境から目を保護する意識の高まりにより「JINS 花粉 CUT」や「JINS SCREEN」をはじめとした機能性商品が好調だった。
ジンズホールディングス<3046.T>が4日ぶり反発。同社は5日に、2月度月次売上状況（速報）を発表し、既存店売上高は前年同月比10.1％増となり、4カ月連続で前年実績を上回った。全店では同15.7％増だった。
2月度は、新型コロナウイルスの影響により下旬にかけて客足の減少が見られたものの、前年同月比で営業日数が1日、休日が2日多かったほか、外的環境から目を保護する意識の高まりにより「JINS 花粉 CUT」や「JINS SCREEN」をはじめとした機能性商品が好調だった。
★9:06 日本金銭機械－大幅続落 通期営業赤字10億円見込む たな卸資産評価損の計上響く
日本金銭機械<6418.T>が大幅続落。同社は5日に、20.3期通期の連結営業損益予想を従来の5.2億円の赤字から10.0億円の赤字（前期は19.7億円の黒字）に引き下げると発表した。
たな卸資産評価損4億5000万円を計上する見込みとなった。また、次年度以降の業績の回復を目指し、拠点、人員、在庫、資産などの再配置、最適化を含む体制の再構築を実施するための費用を計上することも響く。
日本金銭機械<6418.T>が大幅続落。同社は5日に、20.3期通期の連結営業損益予想を従来の5.2億円の赤字から10.0億円の赤字（前期は19.7億円の黒字）に引き下げると発表した。
たな卸資産評価損4億5000万円を計上する見込みとなった。また、次年度以降の業績の回復を目指し、拠点、人員、在庫、資産などの再配置、最適化を含む体制の再構築を実施するための費用を計上することも響く。
★9:08 ＴＫＰ－急落 前期営業益を下方修正 新型コロナによるイベントキャンセル響く
ティーケーピー<3479.T>が急落。同社は6日8時30分に、20.2期通期の連結営業利益予想を従来の76.1億円から57.7憶円（前の期比34.5％増）に引き下げると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う直近のイベントキャンセルによる売上高の減少などが響く。
併せて、中期経営計画の修正も行った。21.2期通期の営業利益計画を従来の96.2億円から32.0億円に引き下げた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴うイベント自粛などによる会議室・宴会場の利用減少を見込む。22.2期の計画については、新型コロナウイルスの感染拡大および終息時期が未だ不透明なことから、計画を取り下げるとした。
ティーケーピー<3479.T>が急落。同社は6日8時30分に、20.2期通期の連結営業利益予想を従来の76.1億円から57.7憶円（前の期比34.5％増）に引き下げると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う直近のイベントキャンセルによる売上高の減少などが響く。
併せて、中期経営計画の修正も行った。21.2期通期の営業利益計画を従来の96.2億円から32.0億円に引き下げた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴うイベント自粛などによる会議室・宴会場の利用減少を見込む。22.2期の計画については、新型コロナウイルスの感染拡大および終息時期が未だ不透明なことから、計画を取り下げるとした。
★9:09 マクドナルド－底堅い 2月の既存店売上高15％増 51カ月連続前年超え
日本マクドナルドホーディングス<2702.T>が底堅い。同社は5日、2月の既存店売上高が前年同月比14.7％増、全店では同15.4％増だったと発表した。既存店売上高は51カ月連続で前年同月を上回った。既存店ベースの客数は同9.2％増、客単価は同5.1％の上昇となった。
ごはんバーガーシリーズ3商品やビッグマックジュニアなどの期間限定を販売したことが寄与した。
日本マクドナルドホーディングス<2702.T>が底堅い。同社は5日、2月の既存店売上高が前年同月比14.7％増、全店では同15.4％増だったと発表した。既存店売上高は51カ月連続で前年同月を上回った。既存店ベースの客数は同9.2％増、客単価は同5.1％の上昇となった。
ごはんバーガーシリーズ3商品やビッグマックジュニアなどの期間限定を販売したことが寄与した。
★9:11 日立金属－みずほが目標株価引き上げ メーカー損益悪化、冷え込む鉄鋼M&A市場
日立金属<5486.T>が軟調。みずほ証券では、メーカー損益悪化、冷え込む鉄鋼M&A市場とコメント。投資判断は「アンダーパフォーム」を継続、目標株価は810円→960円に引き上げた。
投資判断の背景として、第1に主力の工具鋼の受注減速を指摘。主力の工具鋼の受注は19年8月以降前年同月比20%以上の減少が続いているという。第2に新型肺炎の影響。20年の中国鋼材需要が前年比5%減少するとみている。中国売上比率は連結売上高の7%程度であるとし、間接輸出分も含めると20%前後に達していると推定している。第3に「鉄鋼M&A相場」の終焉。上述の様に世界の鋼材需給、鉄鋼メーカーの損益とも急速に悪化していることや、鉄鋼メーカーの「企業買収」の動きも今後は鎮静化してくるとみている。
日立金属<5486.T>が軟調。みずほ証券では、メーカー損益悪化、冷え込む鉄鋼M&A市場とコメント。投資判断は「アンダーパフォーム」を継続、目標株価は810円→960円に引き上げた。
投資判断の背景として、第1に主力の工具鋼の受注減速を指摘。主力の工具鋼の受注は19年8月以降前年同月比20%以上の減少が続いているという。第2に新型肺炎の影響。20年の中国鋼材需要が前年比5%減少するとみている。中国売上比率は連結売上高の7%程度であるとし、間接輸出分も含めると20%前後に達していると推定している。第3に「鉄鋼M&A相場」の終焉。上述の様に世界の鋼材需給、鉄鋼メーカーの損益とも急速に悪化していることや、鉄鋼メーカーの「企業買収」の動きも今後は鎮静化してくるとみている。
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