前場コメント No.1  ワークマン、塩野義、任天堂、EduLab、テクマトリックス、ロコンドなど

2020/05/08(金) 11:36
★9:00  ワークマン-続伸 前期営業益42%増 PB強化やワークマンプラスの展開加速が奏功
 ワークマン<7564.T>が続伸。同社は7日に、20.3期通期の営業利益は191.7億円(前の期比41.7%増)だったと発表した。市場コンセンサスは196.1億円。

 商品では、主要PB(プライベート・ブランド)を強化し、プロユーザーから一般の顧客まで幅広い層に支持を得た。また、法人向け低価格ワーキングウエア「G-NEXTシリーズ」の強化も進め、競合他社との差別化を一段と加速させた。店舗展開として、ワークマンプラスの展開加速で全国的に知名度向上を図ったことも奏功した。

 21.3期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の拡大及び店舗の営業状況を踏まえ、現時点では業績に与える不確定要素が多いことから、適正かつ合理的な業績予想の算出が困難であるため、未定とした。

 併せて、20.3期の期末配当予想を36.5円→50.0円にすることも発表した。年間配当も同額となる。

★9:01  塩野義製薬-買い気配 新型コロナワクチン21年秋にも発売 増産へ100億円超投資も=日経
 塩野義製薬<4507.T>が買い気配。8日付けの日本経済新聞朝刊は、同社が2021年秋にも新型コロナウイルスのワクチンの市場投入を目指すと報じた。

 国立感染症研究所と共同で進める研究開発と並行し、1000万人規模のワクチン生産体制の構築に向けて100億~200億円を投じる検討に入った。通常は臨床試験(治験)の結果を受けて生産体制を整えるが、早期のワクチン提供のため異例の対応をとるとしている。

★9:01  任天堂-売り気配 今期営業益15%減見込む 前期41%増益の反動
 任天堂<7974.T>が売り気配。同社は7日、21.3期通期の連結営業利益予想が3000億円(前期比14.9%減)だと発表した。前期業績をけん引したヒットタイトルの反動減を想定する。21.3期の年間配当予想は840円(前期は1090円)とした。
 
 20.3期通期の連結営業利益は3524億円(前の期比41.1%増)だった。「Nintendo Switch Lite」を9月に発売したことが寄与した。「ポケットモンスター ソード・シールド」が1737万本の販売を記録する大ヒットとなったほか、3月に発売した「あつまれ どうぶつの森」が1177万本の販売となり、Nintendo Switch向けソフトウェアでは過去最大の滑り出しとなったことも奏功した。
  
 20.3期の期末配当予想を620円から820円(前期は640円)に修正すると発表した。なお、年間配当は1090円(前の期は810円)となる。なお、株価は今期減益見込みを嫌気した売りが優勢となっている。

★9:01  EduLab-買い気配 上期営業益を上方修正 「CASEC」販売やテストシステム提供が順調
 EduLab<4427.T>が買い気配。同社は7日に、20.9期上期(10-3月)の連結営業利益予想を従来の1.0億円から2.0億円(前年同期比35.4%減)に引き上げると発表した。

 e-Testing/e-Learning事業の企業・学校向け英語能力判定テスト「CASEC」の販売およびテストシステム提供など並びにテスト運営・受託事業が順調に推移し、また売上総利益率が当初想定よりも改善したなどにより、前回予想を上回る見込みとなった。

★9:01  テクマトリックス-買い気配 子会社NOBORIとエムスリーが業務提携
 テクマトリックス<3762.T>が買い気配。同社は7日、連結子会社のNOBORIとエムスリー<2413.T>が業務提携を行うと発表した。同業務提携により、AIによる診療現場支援を浸透・加速させることを目的として、医用画像診断支援AIプラットフォーム事業を開始する。

 世界中のどのような医療用画像診断支援AIアルゴリズムであっても、NOBORI製「NOBORI CUBE」またはエムスリー製「エムスリーエッジサーバー」を設置することで、医療用画像管理システムなどの院内システムやモダリティを問わずに利用できる仕組みを提供できるとしている。

★9:02  ロコンド-買い気配 ワールドが保有するFashionwalkerの全株式取得について基本合意書締結
 ロコンド<3558.T>が買い気配。同社は7日に、ワールド<3612.T>が保有するFashionwalkerの全株式を取得することに関する基本合意書の締結したと発表した。

 Fashionwalkerは、「FASHIONWALKER」を中心とした ECサイトを運営する ECモール事業、自社ECサイトの構築・運営を受託するEC受託事業を展開している。同社のEC事業においてはアパレル領域の強化を目指しており、Fashionwalkerの運営する事業のうち、ECモール事業を同社グループへ向かい入れることで「LOCONDO.jp」との相乗効果が大きく見込め、同社サービスのよりいっそうの強化および顧客層の拡大に期待できると判断したとしている。


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