前場コメント No.2  スクエニHD、セリア、EF-ON、構造計画、ライオン、アイフルなど

2020/05/12(火) 11:47
★9:04  スクエニHD-買い気配 20.3期営業益を上方修正 同期末配当を44円に増額修正
 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が買い気配。同社は11日、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の240億円から327億円(前期比32.9%増)に引き上げると発表した。「ドラゴンクエストウォーク」の好調などから、前回予想を上回る見通し。 
 
 また、20.3期の期末配当予想を33円から44円(前の期は37円)に修正すると発表した。なお、年間配当は54円(前の期は47円)となる。
 

★9:04  セリア-売り気配 今期営業益6%減見込む 前期は5%増で着地
 セリア<2782.T>が売り気配。同社は11日に、21.3期通期の営業利益予想は165億円(前期比6.3%減)と発表した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため発令されている緊急事態宣言を受けて休業している商業施設内店舗の休業、消費マインドの悪化などを勘案した。

 併せて発表した、20.3期通期の営業利益は176億円(前の期比4.8%増)だった。顧客層拡大を狙いとした商品開発とデータに基づいた商品ポートフォリオ管理の強化、複数出店案件が見込める企業との関係強化および未出店地域の重点開拓、システムを活用した店舗作業全般の効率化追求に取り組んだことなどが奏功した。

★9:04  エフオン-買い気配 3Q営業益は9%増で着地 既存・新設発電所ともに高稼働維持
 エフオン<9514.T>が買い気配。同社は11日、20.6期3Q(7-3月)累計の連結営業利益は23.1億円(前年同期比9.3%増)だったと発表した。既存の白河、日田、豊後大野発電所が順調に高稼働率を維持して稼働したことや、新設の壬生(みぶ)発電所がほぼ3カ月フル稼働したことなどが寄与した。通期進ちょく率は82.4%となる。

★9:05  構造計画研究所-大幅に6日続伸 3Q累計営業益77%増 順調に受注を獲得
 構造計画研究所<4748.T>が大幅に6日続伸。同社は11日に、20.6期3Q累計(7-3月)の営業利益は5.3億円(前年同期比76.9%増)だったと発表した。前期から繰り越された豊富な受注残に加え100億5400万円(前年同期は91億2300万円)の受注を獲得したことが寄与した。

★9:05  ライオン-大和が投資判断引き上げ 1Qの6割事業増益の好決算を評価
 ライオン<4912.T>が反落。大和証券では、1Qの6割事業増益の好決算を評価。投資判断を「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は2140円から2690円に引き上げた。

 1Q連結業績で事業利益の6割増益はサプライズで想定以上の好決算であったと指摘している。会社は上期並びに通期の業績見通しを据え置いたが、大和では衛生習慣が根付くことによりハンドソープなどの基礎消費額はある程度高い水準を維持するものと想定。一般用消費財事業全体で捉えても、今1Q売上伸長率の半分程度の基調は通期でも維持できると考えている。通期の事業利益を328.0億円(前期比9.2%増)と現時点で予想、会社見通し(305.0億円)を超過する可能性は高いと判断している。

★9:05  アイフル-買い気配 今期純利益13倍見込む V字回復想定も新型コロナの影響は織り込まず
 アイフル<8515.T>が買い気配。同社は11日、21.3期通期の連結純利益予想を179億円(前期比12.9倍)だと発表した。
 
 消費者・事業者向けのローンやクレジットカードなどのリテール金融が国内外において成長局面にあるため、中長期的に営業アセットの安定した成長が見込めるとしている。なお、新型コロナウイルスの感染拡大の影響については織り込んでいない。
 
 20.3期通期の純利益は13.9億円(前の期比85.1%減)だった。事前に発表した下方修正の数値と同水準で着地した。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,085.80 -375.12
ナスダック総合 15,611.76 -100.99
ドル/円 156.56 +0.92
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ