前場コメント No.5  ニトリHD、HIS、三菱Uリース、技研HD、日工、フォーバルRSなど

2020/05/25(月) 11:36
★9:36  ニトリHD-大幅続伸 5月既存店売上高0.6%増 一部休業続くも在宅勤務でホームオフィス家具伸長
 ニトリホールディングス<9843.T>が大幅続伸。同社は22日、5月度(4月21日-5月20日)の月次国内売上高前年比推移を発表した。

 既存店売上高は前年同月比0.6%増、全店売上高は同1.9%増となった。既存店客数は同6.7%増。既存店客単価は同5.7%減だった。
 
 先月から引続き、行政からの要請により99店舗が臨時休業していたが、在宅勤務需要から、ホームオフィス家具、簡易家具・収納整理品の売上が伸長した。
 

★9:36  HISなど-旅行関連が大幅高 5都道府県の緊急事態宣言解除の期待
 エイチ・アイ・エス<9603.T>、オープンドア<3926.T>、エアトリ<6191.T>など旅行関連が大幅高。東京など5都道県の緊急事態宣言解除の期待が材料視されているようだ。

政府はきょう、基本的対処方針等諮問委員会を開く。諮問委員会の判断を踏まえて、同日中にも政府対策本部も開催する。5都道府県の緊急事態宣言が解除されれば、全47都道府県が解除となる。

★9:37  三菱UFJリース-もみ合い 前期営業益14%増 不動産・航空事業堅調
 三菱UFJリース<8593.T>がもみ合い。同社は22日、20.3期通期の連結営業利益は919億円(前の期比14.3%増)だったと発表した。従来の会社計画870億円を上回る着地となった。不動産や航空事業が堅調に推移したことに加え、米国販売金融会社ENGS Holdingsの連結子会社化なども寄与した。
 
 21.3期通期業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響により合理的な算定が困難のため未定とした。

 なお、株価は寄り付きは買い先行となったが、足元では利益確定の売りに押され、もみ合いとなっている。

★9:46  技研HD-急落 今期営業益9%減見込む 民間建設投資の先送りを想定
 技研ホールディングス<1443.T>が急落。同社は22日、21.3期通期の連結営業利益予想を10.8億円(前期比8.7%減)だと発表した。国内の建設需要において、公共建設投資は底堅く推移するとみられるものの、民間建設投資は収益悪化懸念による投資先送りが予想されることから、減益を計画している。
 
 20.3期通期の連結営業利益は11.8億円(前の期比59.4%増)だった。事前に実施した上方修正通りの水準で着地した。自然災害の復旧工事予算の執行に伴い受注が堅調であったことや、採算性の高い案件に絞った選別受注ができたことが寄与した。
 

★9:47  日工-大幅反発 上限80万株・4億円の自己株取得へ タイにおける製造会社設立も発表
 日工<6306.T>が大幅反発。同社は22日に、上限80万株・4億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月25日~9月30日。自己株式を除く発行済株式総数に対する割合は2.06%となっている。

 併せて、タイに現地法人を設立することも発表した。タイに独立した製造会社を設立し、製品の現地製造を行うことによりコストの削減およびリードタイムの短縮をはかることによって顧客のニーズによりいっそう応え、中国上海工場とあわせアジア全体において競争優位性を高めることを目的としている。

★9:49  FRS-急騰 今期経常益8%増見込む 前期は15%増で着地
 フォーバル・リアルストレート<9423.T>が急騰。同社は22日に、21.3期通期の連結経常利益予想は8500万円(前期比8.4%増)と発表した。

 案件数を増やすため、物件情報の充実やコンテンツの拡充などを実施することで、集客サイトのさらなる強化を図る。同時に、既存顧客からの紹介獲得やグループ会社顧客への働きかけ強化などによる紹介案件の創出についても、引き続き取り組むとしている。
 
 また、20.3期通期の連結経常利益は7800万円(前の期比15.1%増)だった。内装工事やOA機器・什器の販売が、成約件数の増加などにより、増益となったことが寄与した。

 併せて、20.3期の期末配当を1.4円→1.6円(前期は1.4円)にすることも発表した。年間配当も同額となる。


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