前場コメント No.3 フジクラ、ＴＨＫ、ＪＡＬ、日ケミコン、はせがわ、モスフードなど
★9:04 フジクラ－大幅反落 前期最終損益予想を下方修正 光関連製品の減損など計上
フジクラ<5803.T>が大幅反落。同社は25日、20.3期通期の連結最終損益予想を従来の75億円の赤字から330億円の赤字（前の期は15億円の黒字）に下方修正すると発表した。2月5日に公表した修正連結最終損益予想75億円の赤字から、大幅な下方修正となった。
エネルギー・情報通信カンパニーの光関連製品において、光ファイバ製造設備・ファイバレーザ製造設備の減損損失を計上することや、繰延税金資産を取り崩すことが影響した。
フジクラ<5803.T>が大幅反落。同社は25日、20.3期通期の連結最終損益予想を従来の75億円の赤字から330億円の赤字（前の期は15億円の黒字）に下方修正すると発表した。2月5日に公表した修正連結最終損益予想75億円の赤字から、大幅な下方修正となった。
エネルギー・情報通信カンパニーの光関連製品において、光ファイバ製造設備・ファイバレーザ製造設備の減損損失を計上することや、繰延税金資産を取り崩すことが影響した。
★9:05 ＴＨＫ－買い気配 1Q営業赤字転落も悪材料出尽くし
ＴＨＫ<6481.T>が買い気配。同社は25日に、20.12期1Q（1-3月）の連結営業損益（IFRS）は5.7憶円の赤字（前年同期は83.7億円の黒字）だったと発表した。
産業機器事業では、米中貿易摩擦の影響による需要の低迷が続いたことに加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により一部の地域の事業所において一時的に操業を停止した。機器事業において、自動車販売の低迷に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により同社製品の生産、出荷に影響が生じたことも響いた。しかし、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。
ＴＨＫ<6481.T>が買い気配。同社は25日に、20.12期1Q（1-3月）の連結営業損益（IFRS）は5.7憶円の赤字（前年同期は83.7億円の黒字）だったと発表した。
産業機器事業では、米中貿易摩擦の影響による需要の低迷が続いたことに加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により一部の地域の事業所において一時的に操業を停止した。機器事業において、自動車販売の低迷に加え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により同社製品の生産、出荷に影響が生じたことも響いた。しかし、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。
★9:05 日本航空など－買い気配 緊急事態宣言解除で経済活動再開に期待
日本航空<9201.T>、ＡＮＡホールディングス<9202.T>など空運株が買い気配。25日、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が全国で解除されたことが材料。これを受けて、空運株は経済活動再開による需要回復に期待した買いが優勢となっている。
同様にＪＲ東海（東海旅客鉄道）<9022.T>、ＪＲ東日本（東日本旅客鉄道）<9020.T>も高く始まっている。
日本航空<9201.T>、ＡＮＡホールディングス<9202.T>など空運株が買い気配。25日、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が全国で解除されたことが材料。これを受けて、空運株は経済活動再開による需要回復に期待した買いが優勢となっている。
同様にＪＲ東海（東海旅客鉄道）<9022.T>、ＪＲ東日本（東日本旅客鉄道）<9020.T>も高く始まっている。
★9:05 日本ケミコン－買い気配 今期営業黒字転換見込む 前期は営業赤字11.6億円で着地
日本ケミコン<6997.T>が買い気配。同社は25日に、21.3期通期の連結営業損益予想を29.0億円の黒字（前期は28.9億円の赤字）と発表した。
販売面においては、長期的な成長が見込まれる車載市場、ICT市場等の戦略市場へ向けて、引き続き重点的な拡販活動を行う。収益面においては、新生産システムの構築を始めとする生産性改革を実行し、収益体質の強化に向けた取り組みを推し進めるとした
また、20.3期通期の連結営業損益は28.9億円の赤字（前の期は51.4億円の黒字）だった。通期の会社計画は3.0億円の黒字だったので着地は下振れた。
車載関連市場や産業機器関連市場において、米中貿易摩擦の長期化の影響により中国をはじめとした各国の顧客需要が減少したことなどに加え、4Qには新型コロナウイルス感染症の各国への拡大により経済活動が抑制されたことなどをうけ、アルミ電解コンデンサの受注低迷や生産拠点の操業度が悪化したことが響いた。
併せて、20.3期の期末配当を30円→0円（前期は30円）にすることも発表した。年間配当も同額となる。
日本ケミコン<6997.T>が買い気配。同社は25日に、21.3期通期の連結営業損益予想を29.0億円の黒字（前期は28.9億円の赤字）と発表した。
販売面においては、長期的な成長が見込まれる車載市場、ICT市場等の戦略市場へ向けて、引き続き重点的な拡販活動を行う。収益面においては、新生産システムの構築を始めとする生産性改革を実行し、収益体質の強化に向けた取り組みを推し進めるとした
また、20.3期通期の連結営業損益は28.9億円の赤字（前の期は51.4億円の黒字）だった。通期の会社計画は3.0億円の黒字だったので着地は下振れた。
車載関連市場や産業機器関連市場において、米中貿易摩擦の長期化の影響により中国をはじめとした各国の顧客需要が減少したことなどに加え、4Qには新型コロナウイルス感染症の各国への拡大により経済活動が抑制されたことなどをうけ、アルミ電解コンデンサの受注低迷や生産拠点の操業度が悪化したことが響いた。
併せて、20.3期の期末配当を30円→0円（前期は30円）にすることも発表した。年間配当も同額となる。
★9:05 はせがわ－売り気配 前期営業赤字10億円 期末配当は無配に
はせがわ<8230.T>が売り気配。同社は25日、20.3期通期の連結営業損益が9.6億円の赤字だったと発表した。なお、同社は前年同四半期の連結財務諸表を作成していないため、対前年同四半期増減率については記載していない。単独ベースでは、東日本地区で仏壇仏具販売数が前期を下回ったことが響いた、墓石についてもセグメント減収となった。
21.3期通期の業績予想は、現段階において新型コロナウイルス感染症拡大が業績に与える影響を客観的に見積もることができる状況には至っていないため、未定とした。
併せて、20.3期の期末配当予想を3.75円から0円（前の期は3.75円）に修正すると発表した。なお、年間配当は3.75円（前の期は7.5円）となる。
また、株主優待制度を廃止することも発表した。
はせがわ<8230.T>が売り気配。同社は25日、20.3期通期の連結営業損益が9.6億円の赤字だったと発表した。なお、同社は前年同四半期の連結財務諸表を作成していないため、対前年同四半期増減率については記載していない。単独ベースでは、東日本地区で仏壇仏具販売数が前期を下回ったことが響いた、墓石についてもセグメント減収となった。
21.3期通期の業績予想は、現段階において新型コロナウイルス感染症拡大が業績に与える影響を客観的に見積もることができる状況には至っていないため、未定とした。
併せて、20.3期の期末配当予想を3.75円から0円（前の期は3.75円）に修正すると発表した。なお、年間配当は3.75円（前の期は7.5円）となる。
また、株主優待制度を廃止することも発表した。
★9:06 モスフード－3日続伸 前期営業益2.1倍 国内モスバーガー事業の収益性改善が寄与
モスフードサービス<8153.T>が3日続伸。同社は25日に、20.3期通期の連結営業利益は10.6億円（前の期比2.1倍）だったと発表した。
モスバーガー事業（国内）の収益性の改善を最優先に、マーケティング戦略の革新、立地や客層、多様化する顧客ニーズに合わせた商品開発や店づくりを推進した。これらの施策により、既存店売り上げが前年比4.9％増となったことなどが寄与した。
21.3期の業績予想は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により通常の事業活動が見通せない現時点の状況を踏まえ、連結業績予想は未定とした。
モスフードサービス<8153.T>が3日続伸。同社は25日に、20.3期通期の連結営業利益は10.6億円（前の期比2.1倍）だったと発表した。
モスバーガー事業（国内）の収益性の改善を最優先に、マーケティング戦略の革新、立地や客層、多様化する顧客ニーズに合わせた商品開発や店づくりを推進した。これらの施策により、既存店売り上げが前年比4.9％増となったことなどが寄与した。
21.3期の業績予想は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により通常の事業活動が見通せない現時点の状況を踏まえ、連結業績予想は未定とした。
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