前場コメント No.2  ソフトバンクG、AGC、シャノン、リプロセル、T&D、良品計画など

2020/06/03(水) 11:44
★9:02  SBG-SMBC日興が目標株価引き下げ 実現益を伴う投資回収の増加を予想
 ソフトバンクグループ<9984.T>が買い気配。SMBC日興証券では、実現益を伴う投資回収の増加を予想、純利益予想を上方修正。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は6600円から6300円に引き下げた。

 業績予想を修正。営業利益の下方修正はスプリントがTモバイルとの合併によって連結子会社でなくなったことと(新Tモバイルは持ち分法適用会社)、ファンド事業の投資収益率を引き下げた影響が大きいという。税引前利益と純利益の上方修正はスプント/Tモバイル株の評価益(支配喪失益)を21/3期1Qにアリババ株のデリバティブ取引による売却益を22/3期~24/3期に織り込んだことなどが要因と解説している。

★9:02  AGC-買い気配 米国コロラド州のバイオ医薬品原薬製造工場を買収
 AGC<5201.T>が買い気配。同社は2日に、CDMO事業子会社のAGC Biologicsが、AstraZenecaが米国コロラド州ボルダーに保有するバイオ医薬品原薬製造工場を買収したと発表した。

 この買収により、同社のバイオ医薬品生産能力は大幅に増強され、商用段階に最適なラインが2つ加わる。なお、同工場は停止した状態で譲り受けるもので、2021年4月からの本格的な受託製造開始を目指すとしている。

★9:03  シャノン-買い気配 オンラインセミナー支援でブイキューブと連携
 シャノン<3976.T>が買い気配。同社は2日、企業のオンラインセミナー実施支援としてブイキューブ<3681.T>とサービス連携を開始すると発表した。緊急事態宣言解除後も、オンラインセミナーへと切り替える企業が増えていることから今回の連携に至った。

 本連携により、ブイキューブが提供するオンラインセミナーサービス「V-CUBE セミナー」と、同社が提供するセミナー管理システム「SHANON MARKETING PLATFORM」を組み合わせ、オンラインセミナー開催準備からライブ配信、終了後の参加者フォローまで、一連の業務効率化を支援するとしている。

★9:03  リプロセル-買い気配 新型コロナウイルスの研究用生体試料を供給開始
 リプロセル<4978.T>が買い気配。同社は2日、新型コロナウイルスの研究用生体試料を供給開始すると発表した。今回、同社と病院のネットワークを通じて、新型コロナウイルス感染者および非感染者から採取した血しょう・血清サンプル(血液の液体成分)を供給する。これらのサンプルは、ワクチン、治療法、検査方法など幅広い研究に、使用できるとしている。

★9:03  T&DHD-買い気配 通期最終益を上方修正 フォーティテュード社の関連会社化が寄与
 T&Dホールディングス<8795.T>が買い気配。同社は3日8時に、21.3期通期の連結最終利益予想を従来の580億円から1230億円字(前期は671億円)に引き上げると発表した。

 同社は、2020年6月2日付(米国時間)でクローズドブック専業保険会社であるフォーティテュード社の持分25%を取得し、同社を関連会社化した。これに伴いフォーティテュード社の利益を持分法投資損益として、通期で約650億円計上することとなったことから、業績予想を修正する。

★9:04  良品計画-続伸 5月既存店売上高30%減もオンライン販売が好調
 良品計画<7453.T>が続伸。同社は2日、5月度の既存店売上高前年比を発表し、直営+L.S(商品卸し売り先の店舗)+オンラインストアは前年同月比30.3%減だった。全店売上高は同29.6%減となった。オンライン販売を除いた直営店の既存店売上高は46.3%減だった。

 5月度は、新型コロナウイルス感染拡大による店舗閉鎖の影響を受け、店舗での客数が大幅に落ち込んだ一方、オンラインストアの販売は好調に推移した。


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