前場コメント No.11  任天堂、アンジェス、丸紅、NEC

2020/07/02(木) 11:37
★11:01  任天堂-4日ぶり反発 「あつ森」パッケージ版単独で国内累計販売500万本突破 ファミ通発表
 任天堂<7974.T>が4日ぶり反発。KADOKAWA<9468.T>傘下のKADOKAWA Game Linkageが発行する「ファミ通」は1日に、任天堂が2020年3月20日に発売したNintendo Switch向けソフト「あつまれ どうぶつの森」の国内推定販売本数を500万4720本(集計期間:2020年3月20日~2020年6月28日)と発表した。

 ダウンロード版での売り上げが多く見込まれる本作だがパッケージ版単独で500万本を超え、前作「とびだせ どうぶつの森」の累計510.9万本に迫る勢いとなっているとした。

★11:08  アンジェス-大幅に4日続落 米ファイザーのコロナワクチン初期治験結果を嫌気
 アンジェス<4563.T>が大幅に4日続落。米製薬大手ファイザーなどが開発する新型コロナウイルスワクチンにおいて、初期治験が好結果だったことが嫌気されているもよう。

 同社は3月から大阪大学と新型コロナウイルス感染症向けDNAワクチンの開発に取り組んだ。その後、さまざまな企業が共同研究に参画したことなどが好感され、株価が上昇した側面もある。今回、ファイザーの研究開発が先行していることが嫌気され、売りが殺到しているようだ。

★11:12  丸紅-反発 「IoTによる切梁異常検知・自動通知システム」を共同開発
 丸紅<8002.T>が底堅い。同社は1日、丸紅建材リース<9763.T>およびCACH(東京都品川区)と共同で、「IoTによる切梁異常検知・自動通知システム」を開発したと発表した。これにより、丸建リースの取り扱う重仮設資材の一つである切梁(きりばり)にシステムを設置し、土木・建築現場にて無線通信による異常検知モニタリングを行う。
 
 「IoTによる切梁異常検知・自動通知システム」は出荷時点で資材に設置されているため、現場での施工が不要だという。現場管理担当者は、所有するスマホやタブレットで異常を知らせるメールの受信や切梁にかかる軸力のデータを確認し、迅速な対応を取ることが可能としている。

★11:12  NEC-4日ぶり反発 生体認証・映像分析技術・サーマルカメラ組み合せた染症対策ソリューション販売開始
 NEC<6701.T>が4日ぶり反発。同社は2日に、生体認証・映像分析技術とサーマルカメラを組み合わせた感染症対策ソリューションの販売を開始したと発表した。

 同社は8月末より、体表温度測定を基本機能として備えたベーシックなモデルを提供するとともに、混雑度モニタリングやマスク未着用者検知などの機能を拡充したモデルも順次発売する予定。これらにより、職場・教育機関・公共施設・商業施設・イベント会場・テーマパークといった人が密集する場所で、クラスター発生防止など感染症対策に貢献することを目指すとしている。


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