前場コメント No.8  MCJ、巴川紙、ビープラッツ、象印、一蔵、地盤ネットH

2020/07/07(火) 11:36
★9:41  MCJ-反発 新製造工場を国内2拠点で稼働開始
 MCJ<6670.T>が反発。同社は6日、連結子会社であるユニットコムが、「iiyamaPC」各シリーズならびに「中古PC」の販売増加に伴い、製造インフラの強化として、同日より、長野県「ユニットコム川中島事業所」、島根県「出雲工場第2棟」の2つの新工場の稼働を開始したと発表した。

 テレワークやオンライン授業などをはじめとするパソコン需要拡大から、一部商品について通常よりも出荷までの日数が必要な状況だったが、新工場の稼働で製造体制を強化するとしている。

★9:43  巴川製紙所-ストップ高買い気配 セルロースマイクロファイバー配合の「グリーンチップ」共同開発
 巴川製紙所<3878.T>がストップ高買い気配。同社は7日、ポリプロピレン(PP)樹脂に天然素材であるセルロース繊維を配合した「グリーンチップCMF」をエフピー化成工業(静岡県富士市)と共同開発したと発表した。

 セルロース繊維を高配合できるため石油由来樹脂の使用量を低減でき、CO2削減に貢献するとしている。

★9:56  ビープラッツ-3日ぶり反発 Bplatsのグローバル対応を強化
 ビープラッツ<4381.T>が3日ぶり反発。同社は6日に、主力製品であるサブスクリプション統合プラットフォーム「Bplats(ビープラッツ)」にて、グローバル対応を強化し、提供を開始すると発表した。

 日本企業において、サブスクリプションビジネスを展開するにあたってのニーズは、国内のみに留まらず、グローバル市場へと向かいはじめているという。同社は、グローバル市場に向けたニーズと同社製品への期待の高まりに応え、現行の主力商品である「Bplats Platform Edition」においても、海外言語・通貨に対応したとしている。

★10:00  象印マホービン-野村が目標株価引き下げ 下期は徐々に回復へ
 象印マホービン<7965.T>が小幅安。野村証券では、下期は徐々に回復を予想。投資評価は「Neutral」を継続、目標株価は2000円から1500円に引き下げた。

 20.11期通期の売上高は前期比6%減の745億円、営業利益は同12%減の48億円を予想。インバウンド需要の落ち込みなど新型コロナ影響が下期以降も残るとみて、従来予想から下方修正した。中長期的な成長戦略としては、中国を中心とする海外事業の販売増加に注目している。新型コロナの影響でオンライン販売の重要性が増す中、現地向けオリジナル商品の開発が十分に行えていなかった点はやや残念であるとしながらも、現地企業との協業なども含めて、将来的なポテンシャルには引き続き注目できると言及している。

★10:11  一蔵-ストップ高買い気配 横浜市成人式のオンライン化を材料視
 一蔵<6186.T>がストップ高買い気配。横浜市が来年1月の成人式をオンライン形式で行う方針と決めたことが材料視されているもよう。

 7日6時28分のNHK報道によれば、横浜市は成人式に関して新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、会場に集まる形での開催をとりやめ、特設サイトを開設するという。

 オンライン形式では、特設サイトを開設して、市長や市にゆかりのある有名人からのメッセージを配信するほか、新成人の晴れ着姿の写真をサイトに投稿してもらうことも検討しているとした。
 
 同社は着物の販売・レンタルの和装事業や成人式での写真撮影を手がけている。新型コロナウイルス感染症拡大の影響から成人式中止の懸念があるなか、オンラインでも開催されることを好感した買いが入っているようだ。

★10:19  地盤ネット-急騰 九州で記録的な大雨 「地盤」調査の需要拡大で思惑か
 地盤ネット<6072.T>が急騰。梅雨前線の停滞による記録的な大雨により、九州で土砂災害の被害が広がっていることが手がかり。「地盤」調査の需要拡大への思惑から、地盤解析を手掛ける同社に買いが向かっているもよう。


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