後場コメント No.2 ツインバード、ベリテ、レーザーテク、日ユニシス、中京医薬、住友鉱、ポプラ
★13:30 ツインバード－後場マイナス転換 1Q営業赤字1億3900万円で着地 店舗一時閉鎖など響く
ツインバード工業<6897.T>が後場マイナス転換。同社は9日13時、21.2期1Q（3-5月）の連結営業損益は1億3900万円の赤字（前年同期は1億8500万円の赤字）だったと発表した。緊急事態宣言に伴う一時的な閉店の影響を受けた。ただし、巣ごもり需要の拡大によって調理家電がEC市場で好調に推移したことから、赤字幅は縮小した。
なお株価は、ワクチン輸送向け保冷庫の海外需要が高まっていることなどから業績寄与が期待されていたが、1Q赤字継続を嫌気した売りが殺到している。
ツインバード工業<6897.T>が後場マイナス転換。同社は9日13時、21.2期1Q（3-5月）の連結営業損益は1億3900万円の赤字（前年同期は1億8500万円の赤字）だったと発表した。緊急事態宣言に伴う一時的な閉店の影響を受けた。ただし、巣ごもり需要の拡大によって調理家電がEC市場で好調に推移したことから、赤字幅は縮小した。
なお株価は、ワクチン輸送向け保冷庫の海外需要が高まっていることなどから業績寄与が期待されていたが、1Q赤字継続を嫌気した売りが殺到している。
★13:41 ベリテ－後場プラス転換 6月度既存店売上高13％減 5月度から大幅改善
ベリテ<9904.T>が後場プラス転換。同社は9日13時、6月度の既存店売上高は前年同月比12.9％減、客数は同19.9％減、客単価は同8.7％上昇だったと発表した。5月度の既存店売上高は同78.7％減、客数は同73.7％減、客単価は同19.0％低下であったことから、3項目とも5月度実績より大幅な改善となった。
ベリテ<9904.T>が後場プラス転換。同社は9日13時、6月度の既存店売上高は前年同月比12.9％減、客数は同19.9％減、客単価は同8.7％上昇だったと発表した。5月度の既存店売上高は同78.7％減、客数は同73.7％減、客単価は同19.0％低下であったことから、3項目とも5月度実績より大幅な改善となった。
★13:54 レーザーテック－水戸が目標株価引き上げ EUV関連装置が業績をけん引しよう
レーザーテック<6920.T>が大幅高。水戸証券では、EUV関連装置が業績をけん引すると予想。目標株価を7000円→14200円へと引き上げ、株価レーティング「A」を継続した。
21.6期は売上高700億円（前期比67％増）、営業利益330億円（同120％増）、22.6期は売上高1000億円（同43％増）、営業利益530億円（同61％増）を予想。20.6期末受注残高は1000億円超、21.6期受注高は1200億円超を予想しており、21.6期および22.6期売上に貢献するほか、収益性の高いEUV関連装置の売上比率が高まる見通しから、利益率が大幅に向上すると予想している。半導体メーカーやファウンドリ各社の微細化競争の状況は今後も継続が見込まれることから、EUV関連装置のニーズももう一段高まると水戸では予想している。
レーザーテック<6920.T>が大幅高。水戸証券では、EUV関連装置が業績をけん引すると予想。目標株価を7000円→14200円へと引き上げ、株価レーティング「A」を継続した。
21.6期は売上高700億円（前期比67％増）、営業利益330億円（同120％増）、22.6期は売上高1000億円（同43％増）、営業利益530億円（同61％増）を予想。20.6期末受注残高は1000億円超、21.6期受注高は1200億円超を予想しており、21.6期および22.6期売上に貢献するほか、収益性の高いEUV関連装置の売上比率が高まる見通しから、利益率が大幅に向上すると予想している。半導体メーカーやファウンドリ各社の微細化競争の状況は今後も継続が見込まれることから、EUV関連装置のニーズももう一段高まると水戸では予想している。
★13:55 日本ユニシス－子会社ユニアデックスがIoT活用の養豚実証を開始
日本ユニシス<8056.T>が3日ぶり反発。同社子会社のユニアデックスは9日、産学官連携で提案を行った「IoTデータ活用を通じた持続可能な養豚繁殖モデルの実証」が、農林水産省の公募事業「令和2年度スマート農業実証プロジェクト」に採択され、実証を開始したと発表した。
この実証プロジェクトは、養豚業の中でも特に作業難易度が高く、出荷頭数への影響が大きい繁殖作業の最適化を図るという。また、作業効率化・防疫対策の観点からロボットなどの最新技術を活用することで作業員のプロセスを自動化し、持続可能な養豚経営支援のモデル化を目指すとしている。
日本ユニシス<8056.T>が3日ぶり反発。同社子会社のユニアデックスは9日、産学官連携で提案を行った「IoTデータ活用を通じた持続可能な養豚繁殖モデルの実証」が、農林水産省の公募事業「令和2年度スマート農業実証プロジェクト」に採択され、実証を開始したと発表した。
この実証プロジェクトは、養豚業の中でも特に作業難易度が高く、出荷頭数への影響が大きい繁殖作業の最適化を図るという。また、作業効率化・防疫対策の観点からロボットなどの最新技術を活用することで作業員のプロセスを自動化し、持続可能な養豚経営支援のモデル化を目指すとしている。
★14:07 中京医薬品－急伸 都内の新規コロナ感染者220名以上との報道で思惑
中京医薬品<4558.T>が急伸。9日、都内の新型コロナウイルス新規感染者が220名以上確認されたとの報道が材料視されているもよう。
9日13時59分のＮＨＫ報道によれば、都内で1日に確認される数としては、4月17日の206人を上回り、これまでで最も多くなるという。都内では、8日感染の確認が7日ぶりに100人を下回ったが、1日で3桁に戻ったとしている。
医療用衛生材料最大手の川本産業<3604.T>、殺菌塩素剤などの化成品を手がける昭和化学工業<4990.T>にも買いが入っている。
中京医薬品<4558.T>が急伸。9日、都内の新型コロナウイルス新規感染者が220名以上確認されたとの報道が材料視されているもよう。
9日13時59分のＮＨＫ報道によれば、都内で1日に確認される数としては、4月17日の206人を上回り、これまでで最も多くなるという。都内では、8日感染の確認が7日ぶりに100人を下回ったが、1日で3桁に戻ったとしている。
医療用衛生材料最大手の川本産業<3604.T>、殺菌塩素剤などの化成品を手がける昭和化学工業<4990.T>にも買いが入っている。
★14:13 住友金属鉱山－大幅高 銅相場がコロナ急落前の水準を回復
住友金属鉱山<5713.T>が大幅高。銅相場がコロナによる急落前の水準を回復していることが材料視されているもよう。8日のロンドン金属取引所（ＬＭＥ）において、銅3カ月物は一時6237ドルを付け、1月21日以来となる高値を更新した。
同日の時事通信社の記事によれば、最大の消費国・中国の需要回復に加え、主要産出国チリの供給制約を見込んで買いが先行したようだ。市況回復を好感した買いが優勢となり、株価は高いところで前日比4％超上昇する場面があった。
住友金属鉱山<5713.T>が大幅高。銅相場がコロナによる急落前の水準を回復していることが材料視されているもよう。8日のロンドン金属取引所（ＬＭＥ）において、銅3カ月物は一時6237ドルを付け、1月21日以来となる高値を更新した。
同日の時事通信社の記事によれば、最大の消費国・中国の需要回復に加え、主要産出国チリの供給制約を見込んで買いが先行したようだ。市況回復を好感した買いが優勢となり、株価は高いところで前日比4％超上昇する場面があった。
★14:22 ポプラ－大幅に3日続落 1Q営業赤字3億4300万円 店舗休業や需要減が影響
ポプラ<7601.T>が大幅に3日続落。同社は9日14時、21.2期1Q（3-5月）の連結営業損益は3億4300万円の赤字（前年同期は9100万円の赤字）だったと発表した。新型コロナウイルス感染防止対策に努めたうえで営業継続を図ったものの、消費低迷や店舗休業によって卸・小売とも減収になったことが要因となった。
ポプラ<7601.T>が大幅に3日続落。同社は9日14時、21.2期1Q（3-5月）の連結営業損益は3億4300万円の赤字（前年同期は9100万円の赤字）だったと発表した。新型コロナウイルス感染防止対策に努めたうえで営業継続を図ったものの、消費低迷や店舗休業によって卸・小売とも減収になったことが要因となった。
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