前場コメント No.4   TDK、住友ゴム、M&A、大陽日酸、ピクセル、ミスミG

2020/07/31(金) 11:35
★9:07  TDK-買い気配 1Q営業益26%減も市場コンセンサス上回る
 TDK<6762.T>が買い気配。同社は30日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(米国基準)が184億円(前年同期比26.2%減)だったと発表した。市場コンセンサスの62.0億円を大幅に上回った。

 自動車向けにコンデンサーやセンサーなどの販売減少したことが響いた。一方、二次電池電源の販売がICT市場向けに大幅に伸長した。

★9:07  住友ゴム-大幅に4日続落 今期営業益63%減見込む 上期は営業赤字転落へ
 住友ゴム工業<5110.T>が大幅に4日続落。同社は30日に、従来未定としていた20.12期通期の連結営業利益予想を200円(前期比62.9%減)と発表した。

 各国における行動制限措置の緩和などにより経済活動が再開されつつあることから、現時点で入手可能な情報や予測等に基づいて連結業績予想を算出した。なお、連結業績予想における新型コロナウイルス感染症の事業活動および業績への影響は、各地域で経済活動が徐々に再開されている状況を踏まえ、2020年後半以降緩やかにグローバル全体での経済活動が回復するも
のと仮定している。

 20.12期上期(1-6月)の連結営業損益予想については25億円の赤字(前年同期は165億円の黒字)とした。

 併せて、未定としていた20.12期の中間配当予想を0円(前期は25円)、期末配当予想を20円(前期は30円)にすることも発表した。年間配当は20円(前期は50円)となる。

★9:07  日本M&Aセンター-買い気配 1Q営業益25%増 大型案件に注力し平均成約単価が上昇
 日本M&Aセンター<2127.T>が買い気配。同社は30日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は48.9億円(前年同期比25.4%増)だったと発表した。

 成約件数は前年同期並みの232件(前年同期は234件、譲渡・譲受は別カウント)となった一方、個々の案件は中型、大型案件の成約に注力し、平均成約単価が上昇したことが寄与した。なお、通期の業績予想は未定とした。

 また、未定としていた21.3期の年間配当予想を26円(前期は26円)にすることも発表している。

★9:07  大陽日酸-売り気配 1Q営業益33%減 主力セパレートガスの出荷が落ち込む
 大陽日酸<4091.T>が売り気配。同社は30日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は140.7億円(前年同期比33.3%減)だったと発表した。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う製造業の生産活動減速を受け、酸素、窒素、アルゴンといった主力セパレートガスの出荷が国内外で落ち込んだ。金属加工向けの溶接機材なども前年同期を下回る売り上げとなった。

★9:07  ピクセル-急落 新株・新株予約権発行で27億円調達 IRコンソーシアムへの投資に充当
 ピクセルカンパニーズ<2743.T>が急落。同社は30日、TTLリゾーツを割当先とする第三者割り当てによる新株式および第11回新株予約権の発行を発表した。

 同社はTTLリゾーツに発行価格170円で210万株の新株を発行するとともに、新株予約権を合計13万9000個(行使価額170円、潜在株式数1390万株)割り当て、合計で手取り概算27億3188万3000円を調達する。
 調達資金は、IRコンソーシアムへの投資および組成準備資金や太陽光発電所に係る仕入資金の一部などに充当する。

★9:08  ミスミG-4日続落 今期営業益12%減見込む 1Qは29%減
 ミスミグループ本社<9962.T>が4日続落。同社は30日、従来未定としていた21.3期通期の連結営業利益予想は209億円(前期比11.6%減)、通期配当予想は13円13銭(前期は14円55銭)と発表した。製造業の景況は1Q(4-6月)に底打ちし、国内は不透明ながらも中国は堅調に推移する想定。
 
 21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は41.6億円(前年同期比28.9%減)だった。FA事業は収益改善効果によって増収したものの、自動車市況低迷や中国以外の景況感悪化により、金型部品事業とVONA事業が大幅に減収したことが影響した。


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