前場コメント No.1   ティアンドエス、日本郵政、アンジェス、菱地所、大豊建、SMC

2020/08/11(火) 11:38
★9:00  T&S-2日目も買い気配/東証マザーズ上場 寄り前6800円
 8月7日に新規上場したティアンドエス<4055.T>は2日目も買い気配で始まった。公開価格の2.3倍となる6440円で、差し引き約6万株の買い越し。直前の寄り前気配は6800円前後だった。
 同社は8月7日に東京証券取引所のマザーズ市場に上場したが、大幅買い越しのまま初値が付かなかった。きょうは約定代金の即日徴収、成り行き買い禁止、自己売買部門の初値買い禁止――の規制が入っている。

★9:01  日本郵政-3日続伸 1Q純利益42%減 経常益は34%減も市場コンセンサス上回る
 日本郵政<6178.T>が3日続伸。同社は7日、21.3期1Q(4-6月)の連結純利益が788億円(前年同期比41.7%減)だったと発表した。同経常利益は1332億円(同34.1%減)となり、市場コンセンサス900億円を上回った。

 郵便・物流事業は巣ごもり消費の増加に伴うEC利用の拡大があったものの、経済停滞の影響から全体では減少した。かんぽ商品の積極的な提案を控えていることにより、生命保険事業費負担が減少した。

★9:01  アンジェス-買い気配 厚労省公募「令和2年度ワクチン生産体制等緊急整備事業」に採択
 アンジェス<4563.T>が買い気配。同社は7日、厚生労働省が公募した「令和2年度ワクチン生産体制等緊急整備事業」に採択されたと発表した。

 国内における新型コロナウイルスワクチンの実生産(大規模生産)体制の早期構築を図るための事業としており、交付基準額は93億8030万円。事業期間は2020年8月~2022年3月としている。

★9:01  三菱地所-買い気配 1Q経常益17%増 オフィスビルの賃貸利益増加などが寄与
 三菱地所<8802.T>が買い気配。同社は7日、21.3期1Q(4-6月)の連結経常利益は513億円(前年同期比16.7%増)だったと発表した。商業施設およびホテル事業は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け大きく落ち込んだが、オフィスビルの賃貸利益増およびキャピタルゲインの増加などが寄与した。

★9:02  大豊建設-売り気配 CB発行で80億円調達 リキャップ実施
 大豊建設<1822.T>が売り気配。同社は7日、第13回無担保転換社債型新株予約権付社債(転換価額下方修正条項および期中償還請求権並びに転換社債型新株予約権付社債間限定同順位特約付)を発行すると発表した。

 社債総額は80億円、償還期限は2025年8月26日、利息は付さず、発行価格は102.5円。当初転換価格は8月19日(水)~8月24日(月)に決定、払込日は8月26日(水)~8月31日(月)に決定される。差引手取り概算額は79億6900万円で、事業用不動産「大豊アネックス」の土地建物取得に伴う短期借入金返済などに充当する。

 併せて、上限100万株・20億円の自己株取得枠を設定することも発表した。取得期間は9月1日~2021年8月31日。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は5.93%。

★9:03  SMC-大幅反発 1Q営業益11%減 市場コンセンサス上回る
 SMC<6273.T>が大幅反発。同社は7日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が350億円(前年同期比10.5%減)だったと発表した。市場コンセンサスは326億円。自動車制御機器関連について、自動車向けが北米、欧州、日本で低迷したが、中国では好調だった。


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