前場コメント No.4 コスモエネHD、ネクソン、フェローテック、メドレー、NRI、KIYO
★9:17 コスモエネルギー-続落 1Q最終赤字260億円 原油価格など影響
コスモエネルギーホールディングス<5021.T>が続落。同社は14日、21.3期1Q(4-6月)の連結純損益が260.2億円の赤字(前年同期は147.8億円の黒字)だったと発表した。市場コンセンサスは31.7億円の赤字。
石油事業において、前年同期比で製品販売数量が減少したこと、および原油価格が下落したことなどにより、セグメント損益が317億円の赤字(前年同期は34億円の黒字)となったことが響いた。
コスモエネルギーホールディングス<5021.T>が続落。同社は14日、21.3期1Q(4-6月)の連結純損益が260.2億円の赤字(前年同期は147.8億円の黒字)だったと発表した。市場コンセンサスは31.7億円の赤字。
石油事業において、前年同期比で製品販売数量が減少したこと、および原油価格が下落したことなどにより、セグメント損益が317億円の赤字(前年同期は34億円の黒字)となったことが響いた。
★9:18 ネクソン-野村が目標株価引き上げ マルチプラットフォーム展開続く
ネクソン<3659.T>が小幅安。野村証券では、マルチプラットフォーム展開続くと指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価を2800円から3400円に引き上げた。
21.12期以降は、20.12期に積み上げた新作タイトルの継続的な売上高拡大が、営業利益成長をけん引すると考えている。一度ヒットしたタイトルを長い時間かけて、育て上げるSNS型の運営力に強みがあると指摘。スマートデバイス上でもPCオンラインと同様の企画、運営力を発揮できれば、中期的に野村予想の年率9%程度の営業利益成長率は達成可能と判断している。尚、Embarkmentの新作は早ければ2021年初頭の配信予定になることに関して、詳細が不明であるため、現時点の野村予想には、広告宣伝費などの先行費用のみを織り込み、売上高貢献は織り込んでいないという。
ネクソン<3659.T>が小幅安。野村証券では、マルチプラットフォーム展開続くと指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価を2800円から3400円に引き上げた。
21.12期以降は、20.12期に積み上げた新作タイトルの継続的な売上高拡大が、営業利益成長をけん引すると考えている。一度ヒットしたタイトルを長い時間かけて、育て上げるSNS型の運営力に強みがあると指摘。スマートデバイス上でもPCオンラインと同様の企画、運営力を発揮できれば、中期的に野村予想の年率9%程度の営業利益成長率は達成可能と判断している。尚、Embarkmentの新作は早ければ2021年初頭の配信予定になることに関して、詳細が不明であるため、現時点の野村予想には、広告宣伝費などの先行費用のみを織り込み、売上高貢献は織り込んでいないという。
★9:21 フェローテック-急騰 今期営業益8%増見込む 1Qは26%減
フェローテックホールディングス<6890.T>が急騰。同社は14日、従来未定としていた21.3期通期の連結営業利益予想は65.0億円(前期比8.1%増)、通期配当予想は24円(前期は24円)と発表した。
自動車市場の業界動向などについては依然不透明さも残るものの、同社の主力市場となる半導体市場については、ある程度市場動向が見通せる環境になりつつあるとしている。
21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は15.6億円(前年同期比25.5%減)だった。電子デバイス事業は次世代通信システム機器向けを中心に堅調に推移したものの、半導体等装置関連事業における設備償却費の負担などが重荷となった。
フェローテックホールディングス<6890.T>が急騰。同社は14日、従来未定としていた21.3期通期の連結営業利益予想は65.0億円(前期比8.1%増)、通期配当予想は24円(前期は24円)と発表した。
自動車市場の業界動向などについては依然不透明さも残るものの、同社の主力市場となる半導体市場については、ある程度市場動向が見通せる環境になりつつあるとしている。
21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は15.6億円(前年同期比25.5%減)だった。電子デバイス事業は次世代通信システム機器向けを中心に堅調に推移したものの、半導体等装置関連事業における設備償却費の負担などが重荷となった。
★9:30 メドレー-急騰 上期営業益4.5億円 通期計画のレンジ下限を上回る
メドレー<4480.T>が急騰。同社は14日、20.12期上期(1-6月)の連結営業利益は4.5億円のだったと発表した。通期会社計画のレンジ下限3.3億円を上回っている。なお、19.12期上期は連結財務諸表を作成していないため、前年同期比較はできない。
新型コロナウイルス感染症の影響により、人材プラットフォーム事業はボトルネック発生の影響を受ける一方、医療プラットフォーム事業は主にオンライン診療の利用医療機関数の増加を背景に、高い成長率を維持したことなどが寄与した。
メドレー<4480.T>が急騰。同社は14日、20.12期上期(1-6月)の連結営業利益は4.5億円のだったと発表した。通期会社計画のレンジ下限3.3億円を上回っている。なお、19.12期上期は連結財務諸表を作成していないため、前年同期比較はできない。
新型コロナウイルス感染症の影響により、人材プラットフォーム事業はボトルネック発生の影響を受ける一方、医療プラットフォーム事業は主にオンライン診療の利用医療機関数の増加を背景に、高い成長率を維持したことなどが寄与した。
★9:33 NRI-東海東京が目標株価を引き上げ 新型肺炎によりIT・デジタル化の重要性を再認識
野村総合研究所<4307.T>が続伸。東海東京調査センターでは、新型肺炎によりIT・デジタル化の重要性を再認識 。レーティングは「Outperform」を継続、目標株価は2700円から3150円に引き上げた。
上期については、金融ITの証券業における収益性の高い製品販売の剥落や、産業ITの流通業における前年の消費税改正対応の反動減に加え、コンサルティングを中心に新型肺炎のマイナス影響を受けると想定しているが、下期は企業活動の再開に伴いIT投資は回復してくると想定している。営業利益の四半期ごとの増益率は、1Qが前年比▲11%、2Qが同横ばい、3Qが同+1%、4Qが同+9%とモメンタムは徐々に改善すると予想。新型肺炎によりIT・デジタル化の重要性が高まったことはDX領域にポジティブと見ている。アフターコロナを見据え採用ペースを落とさない方針としており、マーケットの中長期的な成長期待は引き続き高い状況が続くと見ている。
野村総合研究所<4307.T>が続伸。東海東京調査センターでは、新型肺炎によりIT・デジタル化の重要性を再認識 。レーティングは「Outperform」を継続、目標株価は2700円から3150円に引き上げた。
上期については、金融ITの証券業における収益性の高い製品販売の剥落や、産業ITの流通業における前年の消費税改正対応の反動減に加え、コンサルティングを中心に新型肺炎のマイナス影響を受けると想定しているが、下期は企業活動の再開に伴いIT投資は回復してくると想定している。営業利益の四半期ごとの増益率は、1Qが前年比▲11%、2Qが同横ばい、3Qが同+1%、4Qが同+9%とモメンタムは徐々に改善すると予想。新型肺炎によりIT・デジタル化の重要性が高まったことはDX領域にポジティブと見ている。アフターコロナを見据え採用ペースを落とさない方針としており、マーケットの中長期的な成長期待は引き続き高い状況が続くと見ている。
★9:35 KIYOラーニング-急騰 上期営業赤字1100万円も2Q(4-6月)黒字を好感
KIYOラーニング<7353.T>が急騰。同社は14日に、20.12期上期(1-6月)の営業損益は1100万円の赤字だったと発表した。同社は19.12期2Qにおいては、四半期財務諸表を作成していないため、前年同期比較はできない。通期の会社計画1億2700万円の黒字は据え置いた。
1Q時点で3500万円の赤字だったので、2Q(4-6月)は黒字だった。新規有料会員を順調に獲得、受講金額を反映する現金ベース売上高も伸長したことが寄与した。
KIYOラーニング<7353.T>が急騰。同社は14日に、20.12期上期(1-6月)の営業損益は1100万円の赤字だったと発表した。同社は19.12期2Qにおいては、四半期財務諸表を作成していないため、前年同期比較はできない。通期の会社計画1億2700万円の黒字は据え置いた。
1Q時点で3500万円の赤字だったので、2Q(4-6月)は黒字だった。新規有料会員を順調に獲得、受講金額を反映する現金ベース売上高も伸長したことが寄与した。
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