後場コメント No.1  カーチスHD、イオレ、NEC、花王、オイラ大地、富士通

2020/09/10(木) 15:04
★12:33  カーチスHD-後場買い気配 グッドスピードと業務提携 SUV輸出販売を強化
 カーチスホールディングス<7602.T>が後場買い気配。同社は10日11時50分、子会社のアガスタがグッドスピード<7676.T>と業務提携したと発表した。

 今回の業務提携により、SUV・ミニバン専門店を国内で展開するグッドスピードの豊富で高品質な車両を、同社の「PicknBuy24.com」サイトに掲載連携し、併せて全世界128カ国へ輸出販売を拡大するとしている。

★12:34  イオレ-反発 Indeed認定パートナー制度でシルバーパートナー1位受賞
 イオレ<2334.T>が反発。同社は10日11時30分、リクルートホールディングス<6098.T>子会社の米Indeedが運営する求人検索エンジン「Indeed」の「Indeed 認定パートナー制度」において、2020年上半期総合売り上げで「シルバーパートナー1位」を受賞したと発表した。

 同社は、自社で運営するアルバイト求人サイト「ガクバアルバイト」のIndeed運用を行っているという。Indeed認定パートナーは全293社がパートナー認定されており、そのうちゴールドパートナー10社、シルバーパートナー78社が特別認定されているとしている。

★12:50  NEC-3日続伸 共創型R&Dにより新事業創出を加速する新会社を異業種6社で設立
 NEC<6701.T>が3日続伸。10日に、同社や大林組<1802.T>、日本産業パートナーズ、ジャパンインベストメントアドバイザー、伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>、および東京大学協創プラットフォーム開発が運営するオープンイノベーション推進1号投資事業有限責任組合が、事業会社、金融会社、アカデミアの連携により共創型R&Dから新事業を創出する新会社「BIRD INITIATIVE(以下、BIRD)」を設立し、10月から事業を開始すると発表した。

 デジタル化の進展により社会や組織の課題が複雑化する一方で、社会の変化は加速しており、課題解決のスピードアップに向けた研究開発の重要性は高まっている。このようななか、BIRDは、課題や技術を産官学で持ち寄り研究開発を行う「共創型R&D」という新たな研究開発の仕組みを推進し、デジタル技術に関連する研究開発及び受託研究、コンサルティング、投資などの事業を行うとしている。

★12:53  花王-反発 ライオンとフィルム容器のリサイクルで協働
 花王<4452.T>が反発。同社は10日、ライオン<4912.T>とプラスチック包装容器資源循環型社会の実現に向けて、フィルム容器のリサイクルで協働すると発表した。

 両社は以前より使用済みプラスチックの回収とリサイクルに取り組んできたが、規模を拡大して継続するためにはさまざまな課題があるという。このことから、消費者、行政、流通との連携によるフィルム容器の分別回収のしくみを検討するなど、企業の枠を越えて取り組むとしている。

★12:56  オイシックス-大幅安 コロワイドが大戸屋現取締役全員の解任を要求 業務提携の継続を懸念
 オイシックス・ラ・大地<3182.T>が大幅安。コロワイド<7616.T>が9日、大戸屋ホールディングス<2705.T>に対し、大戸屋取締役11名の解任とコロワイドが推薦する取締役候補7名の選任を目的とする臨時株主総会の開催請求を実施すると発表したことが手がかり。

 同社は大戸屋と業務提携契約を締結しているが、コロワイド側の取締役解任要求により、提携の継続が難しくなるのではないかとの見方から売りが優勢となっているようだ。

 なお、同社は10日11時15分、大戸屋との業務提携の第1弾として、大戸屋が監修したミールキット「鶏と野菜の黒酢あん」を同日、販売開始すると発表。大戸屋監修メニューのKit Oisixの販売は今後も予定している。

★13:03  富士通-6日ぶり反発 車載カメラ映像解析プラットフォーム「Digital Twin Analyzer」販売開始
 富士通<6702.T>が6日ぶり反発。同社は10日に、コネクテッドカーから収集される自動車ビッグデータを活用してサービスを提供する事業者向けに、車載カメラ映像解析プラットフォーム「FUJITSU Future Mobility Accelerator Digital Twin Analyzer」(以下、Digital Twin Analyzer)を9月25日より販売開始すると発表した。

 「Digital Twin Analyzer」により、刻々と変化し続ける、歩行者や車両・道路・建物といった実世界空間の三次元位置・軌跡情報を高精度に推定することができるため、車両状態や交通状況のタイムリーな分析、予測が可能になるとしている。


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