前場コメント No.4  大盛工業、ブシロード、ダブルエー、DDS、良品計画、トーシンHD

2020/09/15(火) 11:32
★9:28  大盛工業-急落 今期営業益38%減見込む 前期は25%増
 大盛工業<1844.T>が急落。同社は14日、21.7期通期の連結営業利益予想を3.4億円(前期比37.8%減)だと発表した。新たな人員の採用を積極的に行っていくとしている。

 20.7期通期の連結営業利益は5.4億円(前の期比24.5%増)だった。建設事業において、工事コストの低減などに取り組んだことが寄与した。

★9:29  ブシロード-急騰 前期営業益11%減も悪材料出尽くし
 ブシロード<7803.T>が急騰。同社は14日、20.7期通期の連結営業利益が27.1億円(前の期比11.4%減)だったと発表した。ライブIP事業において、イベント自粛の影響からセグメント損失となったことが響いた。21.7期通期の業績予想は未定とした。

 なお、株価はイベント入場者数の制限緩和を材料に足元上昇基調にあり、悪材料出尽くしから買いが優勢となっている。

★9:33  ダブルエー-大幅に4日続伸 株主優待制度を新設
 ダブルエー<7683.T>が大幅に4日続伸。同社は14日、株主優待制度の新設を発表した。毎年1月末を基準日に、100株以上保有の株主を対象に株主優待券を贈呈する。ORiental TRafficなど同社が取り扱う靴1足の無料券で、最大税込み10780円の商品に利用できるとしている。

★9:33  ダブルエー-大幅に4日続伸 今期営業益85%減予想も株主優待新設を好感
 ダブルエー<7683.T>が大幅に4日続伸。同社は14日、従来未定としていた21.1期通期の連結営業利益予想は2.0億円(前期比85.3%減)と発表した。

 緊急事態宣言解除後は一定程度の消費回復が見られるものの、営業自粛などに伴う大幅な減収により、前期実績を下回る見通し。

 21.1期上期(2-7月)の連結営業損益は2.7億円の赤字(前年同期は7.0億円の黒字)だった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う店舗休業・時短営業などにより売り上げが落ち込んだことが影響した。なお、株価は同日発表した株主優待制度の新設を好感して買われている。

★9:34  DDS-急騰 認証ソリューション累計出荷100万ライセンスを突破
 ディー・ディー・エス<3782.T>が急騰。同社は14日、認証ソリューション(「多要素認証基盤 EVE MA」、「万能認証基盤 Themis」など)が累計出荷本数112万ライセンスに到達し、さらに契約自治体数が382自治体となったことを発表した。

 コロナ禍で需要が急増するテレワーク環境のセキュリティ強化対策として認証ソリューションを展開し、PC利用時の可用性の向上と安全性の確保を提供するよう努めるとしている。

★9:41  良品計画-SMBC日興が目標株価引き上げ 国内SSS好調は期待に変わった。海外の見通しの改善待ち
 良品計画<7453.T>が軟調。SMBC日興証券では、国内SSS好調は期待に変わった。海外の見通しの改善待ちと指摘。投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価は1200円から1830円に引き上げた。

 営業利益予想増額の主因は、(1)国内事業のSSSの引上げ、(2)USでのChapter11申請により欧米事業を従来比で赤縮、(3)国内SSSの好調は中国事業にも時差をもって影響する可能性を考え、中国の中期的SSS(CV19による前年ハードルの変動が安定するだろう22/8期2Q以降)をYoY-2%→0%に増額した。一方、中国のSSSの回復感は薄く、ゆえに出店も抑制中。赤字転落している欧米、西南アジアの改善は具体策待ちという。そのうえ、海外事業は開示方法変更もあり業績予想のビジビリティを上げにくいと指摘。海外事業に改善兆しが出るかを注目したいとコメントしている。

★9:52  トーシンHD-ストップ高買い気配 1Q営業益3.8倍 売上原価や販管費減が寄与
 トーシンホールディングス<9444.T>がストップ高買い気配。同社は14日、21.4期1Q(5-7月)の連結営業利益が2.6億円(前年同期比3.8倍)だと発表した。

 売上原価が前年同期比13.9%減となったことや、販管費が同18.0%減となったことが寄与した。


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