今日の株式見通し-軟調か 米国株は討論会を前に売りが優勢
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は131ドル安の27452ドルで取引を終えた。大統領候補者討論会を前に様子見姿勢が強まり、売りが優勢となった。ニューヨークで新型コロナウイルスの感染拡大が警戒されたことも重しとなった。ドル円は足元で105円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて70円安の23450円、ドル建てが20円安の23500円で取引を終えた。
米国株安を嫌気して売りに押される展開を予想する。場中に討論会に関するニュースを消化するため、米株先物の動向に過敏に反応する可能性もある。また前場では、9月製造業PMIなど中国の指標が多く出てくることから、これらが相場をかく乱する展開も想定される。CME225先物はそこまで大きな下げを示唆しておらず、日本株は足元の地合いの良さから、大きく押すようなら買いも入ると考えるが、今晩の米国株の反応を確認したいとの見方が強まり、上値は重いと考える。日経平均の予想レンジは23350円-23600円。
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