前場コメント No.3  UUUM、凸版印、プラズマ、キャンドゥ、ラクス、スカラ、シノケンG

2020/10/15(木) 11:32
★9:09  UUUM-売り気配 1Q営業益89%減 広告減やイベント中止が響く
 UUUM<3990.T>が売り気配。同社は14日、21.5期1Q(6-8月)の連結営業利益は4500万円(前年同期比89.2%減)だったと発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、国内外の企業が広告出稿を抑制したことや、同社主催のオフラインイベントが実施できなかったことなどが響いた。

★9:10  凸版印刷-SMBC日興が目標株価引き下げ 割安な水準ではあるが、カタリスト不足
 凸版印刷<7911.T>が小幅安。SMBC日興証券では、割安な水準ではあるが、カタリスト不足と指摘。投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価は2050円から1600円に引き下げた。

 COVID-19の影響等に鑑み、21/3期営業利益予想を430億円(会社計画400億円)、22/3期520億円に引き下げた。一方、会社計画については非常に保守的と考えている。会社想定比ではセキュア関連及びBPO関連においてCOVID-19関連による給付金等での事業機会は大きいものと想定。来期については情コミで一時的な需要の戻りと、当初想定していたものより寄与度は小さくなったものの、五輪関連需要により増収となるが、ポイントは引き続きDXなど事業転換による収益性改善であると指摘。この点については現時点では大きな収益性改善は見込んでいないという。

★9:10  アドテックプラズマテクノロジー-急落 今期営業益予想9%増もコンセンサス下回る
 アドテック プラズマ テクノロジー<6668.T>が急落。同社は14日、21.8期通期の連結営業利益予想は9.5億円(前期比8.6%増)、年間配当予想は10円(前期は10円)と発表した。市場コンセンサスは12.9億円。

 主力の半導体・液晶関連事業において、IoT、AI、5Gなどへの半導体用途の拡大による市場成長を見込む。前期に苦戦した研究機関・大学関連事業においても、一般産業用向け新製品の営業活動を推進するとともに、製品のコスト削減に取り組む。

 20.8期通期の連結営業利益は8.7億円(前の期比53.6%増)だった。は5G・データセンター関連などの半導体需要の拡大に伴い、半導体・液晶関連事業の受注状況が堅調に推移した。併せて、20.8期末配当を6円(従来予想は4円)に決定した。

 なお、株価は増益見通しであるものの、市場コンセンサスを下回っていることもあり失望売りに押されている。

★9:11  キャンドゥ-続伸 3Q累計営業益31%増 通期進ちょく率94%
 キャンドゥ<2698.T>が続伸。同社は14日、20.11期3Q累計(12-8月)の連結営業利益は13.8億円(前年同期比30.7%増)だったと発表した。通期進ちょく率は94.2%。

 外出自粛に伴う大都市店舗の売り上げ減少、テナントとして入居している商業施設の休業などの減少要因があったものの、需要の高まった衛生関連商品などの販売を強化するとともに、生活必需品の継続供給に努めたことが寄与した。

★9:11  ラクス-急騰 通期営業益を上方修正 楽楽精算など新規受注好調
 ラクス<3923.T>が急騰。同社は14日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の32.9億円から36.0億円(前期比3.1倍)に引き上げると発表した。

 クラウド事業において「楽楽精算」「楽楽明細」「メール配信」の新規受注が好調に推移していることから、前回予想を上回る見通し。

★9:15  スカラ-大幅反発 シノケンGと業務提携 デジタルID活用の業務支援システム共同研究
 スカラ<4845.T>が大幅反発。同社は15日8時50分、シノケングループ<8909.T>との業務提携を発表した。

 今回の業務提携では、不動産取引およびライフサポートサービスに関して、デジタルIDを活用した業務支援システムの共同研究・共同開発を進めるという。これにより、両社の知見を生かすことで「不動産DXに特化したトラストDXプラットフォーム」の構築を目指すとしている。


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