前場コメント No.5 ベイカレント、ジースリー、良品計画、セラク、グッドパチ、ドトル日レス
★10:12 ベイカレント－急騰 今期営業益37％増見込む 高付加価値案件数の増加で
ベイカレント・コンサルティング<6532.T>が急騰。同社は15日、21.8期通期の営業利益予想（IFRS）は110億円（前期比36.9％増）と発表した。市場コンセンサスは100億円。
顧客企業におけるデジタル技術の活用（デジタルトランスフォーメーション）など高付加価値案件数が増加し、収益性の向上が寄与する。
21.2期上期（3-8月）の営業利益は54.0億円（前年同期比89.4％増）だった。株価は市場コンセンサスを上回る通期見通しを好感した買いが優勢となっている。
ベイカレント・コンサルティング<6532.T>が急騰。同社は15日、21.8期通期の営業利益予想（IFRS）は110億円（前期比36.9％増）と発表した。市場コンセンサスは100億円。
顧客企業におけるデジタル技術の活用（デジタルトランスフォーメーション）など高付加価値案件数が増加し、収益性の向上が寄与する。
21.2期上期（3-8月）の営業利益は54.0億円（前年同期比89.4％増）だった。株価は市場コンセンサスを上回る通期見通しを好感した買いが優勢となっている。
★10:14 ジースリーＨＤ－急騰 今期営業益4.2倍を見込む 前期は黒字転換
ジー・スリーホールディングス<3647.T>が急騰。同社は15日、21.8期通期の連結営業利益予想は2.2億円（前期比4.2倍）と発表した。環境関連事業分野において、太陽光発電所におけるセカンダリーマーケットの形成や成熟が進み、インフラ投資を踏まえた今後の市場拡大を期待している。
20.8期通期の連結営業利益は5200万円の黒字（前期は3億4300万円の赤字）だった。株価は大幅増益見通しを好感した買いが優勢となっている。
ジー・スリーホールディングス<3647.T>が急騰。同社は15日、21.8期通期の連結営業利益予想は2.2億円（前期比4.2倍）と発表した。環境関連事業分野において、太陽光発電所におけるセカンダリーマーケットの形成や成熟が進み、インフラ投資を踏まえた今後の市場拡大を期待している。
20.8期通期の連結営業利益は5200万円の黒字（前期は3億4300万円の赤字）だった。株価は大幅増益見通しを好感した買いが優勢となっている。
★10:20 良品計画－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き上げ 従来型成長戦略の踏襲にリスク
良品計画<7453.T>が小幅安。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、従来型成長戦略の踏襲にリスクと指摘。投資判断は「Equal-weight」を継続、目標株価を1360円→1880円に引き上げた。
欧米グローバル小売業がコロナ後の世界を鑑みて店舗数減少とデジタル化シフトを強めてきているのに対し、出店政策の継続とF21/8過去最高益更新ガイダンスを提示してきた点にはいささか違和感を覚えると指摘。北米事業の失敗は「ドミナント商圏の形成」という従来型成長戦略に固執したことに原因があるとし、F21/8はこれを踏襲し、国内は郊外ロードサイドでの出店開始、中国は出店加速を企図しているという。国内復調やESGへの積極姿勢の評価が短期の株価上昇のカタリストになったとしても、経営体制や出店政策の軌道修正がなければ、サスティナブルな利益成長は期待しにくいとコメントしている。
良品計画<7453.T>が小幅安。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、従来型成長戦略の踏襲にリスクと指摘。投資判断は「Equal-weight」を継続、目標株価を1360円→1880円に引き上げた。
欧米グローバル小売業がコロナ後の世界を鑑みて店舗数減少とデジタル化シフトを強めてきているのに対し、出店政策の継続とF21/8過去最高益更新ガイダンスを提示してきた点にはいささか違和感を覚えると指摘。北米事業の失敗は「ドミナント商圏の形成」という従来型成長戦略に固執したことに原因があるとし、F21/8はこれを踏襲し、国内は郊外ロードサイドでの出店開始、中国は出店加速を企図しているという。国内復調やESGへの積極姿勢の評価が短期の株価上昇のカタリストになったとしても、経営体制や出店政策の軌道修正がなければ、サスティナブルな利益成長は期待しにくいとコメントしている。
★10:20 セラク－ストップ高 今期営業益21％増見込む 前期は56％増
セラク<6199.T>がストップ高。同社は15日、21.8期通期の連結営業利益予想は13.7億円（前期比20.8％）、年間配当予想は5.6円（前期は4.6円）と発表した。
業務効率化ニーズの高まりやデジタルトランスフォーメーションに向けた戦略的投資など、潜在的な企業のIT投資意欲、IT人材ニーズを見込む。
20.8期通期の連結営業利益は11.3億円（前の期比55.9％増）だった。システムインテグレーション事業が好調だったほか、「みどりクラウド」などを手がけるデジタルトランスフォーメーション事業のセグメント利益が前年比で10倍以上となったことも寄与する。
セラク<6199.T>がストップ高。同社は15日、21.8期通期の連結営業利益予想は13.7億円（前期比20.8％）、年間配当予想は5.6円（前期は4.6円）と発表した。
業務効率化ニーズの高まりやデジタルトランスフォーメーションに向けた戦略的投資など、潜在的な企業のIT投資意欲、IT人材ニーズを見込む。
20.8期通期の連結営業利益は11.3億円（前の期比55.9％増）だった。システムインテグレーション事業が好調だったほか、「みどりクラウド」などを手がけるデジタルトランスフォーメーション事業のセグメント利益が前年比で10倍以上となったことも寄与する。
★10:20 グッドパッチ－急騰 今期営業益37％増見込む 前期は2.9倍
グッドパッチ<7351.T>が急騰。同社は15日、21.8期通期の連結営業利益予想は2億9600万円（前期比36.7％増）と発表した。
緊急事態宣言解除以降、問い合わせ件数が増加しており、前期に続きデジタルトランスフォーメーション（DX）需要を見込む。そのうえで、デザイン支援プロジェクトの拡大などに取り組む。
20.8期通期の連結営業利益は2億1600万円（前の期比2.9倍）だった。DX需要拡大を受け、デザインパートナー事業における平均プロジェクト月額が増加した。デザインプラットフォーム事業において、実績積み上げによって部門別で黒字転換したことも寄与した。
グッドパッチ<7351.T>が急騰。同社は15日、21.8期通期の連結営業利益予想は2億9600万円（前期比36.7％増）と発表した。
緊急事態宣言解除以降、問い合わせ件数が増加しており、前期に続きデジタルトランスフォーメーション（DX）需要を見込む。そのうえで、デザイン支援プロジェクトの拡大などに取り組む。
20.8期通期の連結営業利益は2億1600万円（前の期比2.9倍）だった。DX需要拡大を受け、デザインパートナー事業における平均プロジェクト月額が増加した。デザインプラットフォーム事業において、実績積み上げによって部門別で黒字転換したことも寄与した。
★10:34 ドトール日レス－大幅安 通期最終損益を下方修正 赤字幅が拡大
ドトール・日レスホールディングス<3087.T>が大幅安。同社は15日、21.2期通期の連結純損益利益予想を従来の41.5億円の赤字から80.0億円の赤字（前期は60.6億円の黒字）に引き下げると発表した。
一時的な店舗休業や時短営業にとどまらず、ソーシャルディスタンスなど感染拡大防止対策による客席数の減少、さらに在宅勤務の継続を中心とした外出機会の減少に伴う消費者の行動変化など、業績の回復状況が会社側の想定を上回る悪化となった。また、店舗に係る特別損失を15億円程度見込んでいることから、前回予想を下回る見通し。
21.2期上期（3-8月）の連結純損益は58.4億円の赤字（前年同期は38.7億円の黒字）だった。
ドトール・日レスホールディングス<3087.T>が大幅安。同社は15日、21.2期通期の連結純損益利益予想を従来の41.5億円の赤字から80.0億円の赤字（前期は60.6億円の黒字）に引き下げると発表した。
一時的な店舗休業や時短営業にとどまらず、ソーシャルディスタンスなど感染拡大防止対策による客席数の減少、さらに在宅勤務の継続を中心とした外出機会の減少に伴う消費者の行動変化など、業績の回復状況が会社側の想定を上回る悪化となった。また、店舗に係る特別損失を15億円程度見込んでいることから、前回予想を下回る見通し。
21.2期上期（3-8月）の連結純損益は58.4億円の赤字（前年同期は38.7億円の黒字）だった。
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