前場コメント No.4 ＳＵＭＣＯ、日産化、ディスコ、東宝、信越化、パルＧＨＤ
★9:16 ＳＵＭＣＯ－ＳＭＢＣ日興が新規に「アウトパフォーム」 潮目が変わった
ＳＵＭＣＯ<3436.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、潮目が変わったとコメント。投資評価は新規に「1（アウトパフォーム）」とし、目標株価は2000円で設定した。
短期的にはハイパースケーラーの投資の低迷、米中貿易摩擦による影響、シリコンウエハーの顧客在庫の調整と、懸念事項が多いと指摘。しかし、5Gスマホの普及、データ通信量の増加といった中期的な需要成長のストーリーは特段変わっていないと考えている。むしろ、変化として注目すべき事実は、高止まりしていたウエハー各社の設備投資額が大幅に減少したことであるという。短期的な需要の調整が一巡すれば、ウエハーの需給は本格的な回復局面に突入する可能性が高いと判断している。
ＳＵＭＣＯ<3436.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、潮目が変わったとコメント。投資評価は新規に「1（アウトパフォーム）」とし、目標株価は2000円で設定した。
短期的にはハイパースケーラーの投資の低迷、米中貿易摩擦による影響、シリコンウエハーの顧客在庫の調整と、懸念事項が多いと指摘。しかし、5Gスマホの普及、データ通信量の増加といった中期的な需要成長のストーリーは特段変わっていないと考えている。むしろ、変化として注目すべき事実は、高止まりしていたウエハー各社の設備投資額が大幅に減少したことであるという。短期的な需要の調整が一巡すれば、ウエハーの需給は本格的な回復局面に突入する可能性が高いと判断している。
★9:22 日産化学－ＳＭＢＣ日興が新規に「アウトパフォーム」 増益基調は続く
日産化学<4021.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、増益基調は続くとコメント。投資評価は新規に「1（アウトパフォーム）」とし、目標株価は6300円で設定した。
動物薬原体については川下での在庫調整により売上高の伸び悩みが想定されるとしながらも、成長要因が豊富な農薬を牽引役に、増益基調が続くと予想。半導体のリソグラフィー工程材料の需要増、液晶配向材のシェア拡大により、機能性材料事業での増益確度も高いという。21/3期においては、成長性と安定性の高さが相俟って、過去最高営業利益を更新できる数少ない企業となると予想している。
日産化学<4021.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、増益基調は続くとコメント。投資評価は新規に「1（アウトパフォーム）」とし、目標株価は6300円で設定した。
動物薬原体については川下での在庫調整により売上高の伸び悩みが想定されるとしながらも、成長要因が豊富な農薬を牽引役に、増益基調が続くと予想。半導体のリソグラフィー工程材料の需要増、液晶配向材のシェア拡大により、機能性材料事業での増益確度も高いという。21/3期においては、成長性と安定性の高さが相俟って、過去最高営業利益を更新できる数少ない企業となると予想している。
★9:23 ディスコ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 受注底打ちと順調な装置検収を踏まえ
ディスコ<6146.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、受注底打ちと順調な装置検収を踏まえ利益予想を引き上げ。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は29000円から32000円に引き上げた。
夏頃までと比べスマートフォンの生産高が増加し始めるなど、取り巻く事業環境は上向いているとし、業績予想を上方修正した。主因は、事業環境の好転と出荷済装置の検収進捗のペースが加速するであろうことを織り込んだ。今上期累計業績は売上高816億円（前年比20%増、従来782億円）、営業利益226億円（同31%増、同211億円）、2Qは売上高459億円（同31%増、同425億円）、営業利益133億円（同32%増、同118億円）を予想している。
ディスコ<6146.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、受注底打ちと順調な装置検収を踏まえ利益予想を引き上げ。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は29000円から32000円に引き上げた。
夏頃までと比べスマートフォンの生産高が増加し始めるなど、取り巻く事業環境は上向いているとし、業績予想を上方修正した。主因は、事業環境の好転と出荷済装置の検収進捗のペースが加速するであろうことを織り込んだ。今上期累計業績は売上高816億円（前年比20%増、従来782億円）、営業利益226億円（同31%増、同211億円）、2Qは売上高459億円（同31%増、同425億円）、営業利益133億円（同32%増、同118億円）を予想している。
★9:24 東宝－急騰 同社配給「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」初日興行収入10億円超報道を好感
東宝<9602.T>が急騰。複数メディアにおいて、同社配給作品のアニメ映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」（外崎春雄監督）が、公開初日の16日だけで興行収入10億円を突破したことが分かったと報じられたことが材料視されている。
一部報道によれば、今回は全国403の映画館での公開と破格の規模で封切られ、都内のTOHOシネマズ新宿では初日の16日に全12スクリーン中、11スクリーンで計42回、翌17日も41回上映されたとしている。
株価は興行収入の立ち上がりが順調なことを好感した買いが集まっている。同作品の宣伝協力を務めているウェッジホールディングス<2388.T>は前日比30％超上昇する場面があった。
東宝<9602.T>が急騰。複数メディアにおいて、同社配給作品のアニメ映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」（外崎春雄監督）が、公開初日の16日だけで興行収入10億円を突破したことが分かったと報じられたことが材料視されている。
一部報道によれば、今回は全国403の映画館での公開と破格の規模で封切られ、都内のTOHOシネマズ新宿では初日の16日に全12スクリーン中、11スクリーンで計42回、翌17日も41回上映されたとしている。
株価は興行収入の立ち上がりが順調なことを好感した買いが集まっている。同作品の宣伝協力を務めているウェッジホールディングス<2388.T>は前日比30％超上昇する場面があった。
★9:28 信越化学－ＳＭＢＣ日興が新規に「アウトパフォーム」 主力事業の成長と株主還元の強化に期待
信越化学工業<4063.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、主力事業の成長と株主還元の強化に期待。投資評価は新規に「1（アウトパフォーム）」とし、目標株価は16000円で設定した。
ウエハー市場では短期的には懸念事項が多いが、5Gスマホの普及、データ通信量の増加といった中期的な需要成長のストーリーは特段変わっていないと指摘。むしろ、高止まりしていたウエハー各社の設備投資額が大幅に減少したことに注目している。短期的な需要の調整が一巡すれば、ウエハーの需給は本格的な回復局面に突入する可能性が高いと判断。塩ビ樹脂（PVC）の良好な需給見通しと相俟って、22/3期には過去最高益を再び更新する公算が大きいとし、株主還元の一段の向上にも期待している。
信越化学工業<4063.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、主力事業の成長と株主還元の強化に期待。投資評価は新規に「1（アウトパフォーム）」とし、目標株価は16000円で設定した。
ウエハー市場では短期的には懸念事項が多いが、5Gスマホの普及、データ通信量の増加といった中期的な需要成長のストーリーは特段変わっていないと指摘。むしろ、高止まりしていたウエハー各社の設備投資額が大幅に減少したことに注目している。短期的な需要の調整が一巡すれば、ウエハーの需給は本格的な回復局面に突入する可能性が高いと判断。塩ビ樹脂（PVC）の良好な需給見通しと相俟って、22/3期には過去最高益を再び更新する公算が大きいとし、株主還元の一段の向上にも期待している。
★9:31 パルＧＨＤ－大幅続伸 ＴＢＳ番組「坂上&指原のつぶれない店」で3コインズ紹介 来客増加を期待か
パルグループホールディングス<2726.T>が大幅続伸。18日にＴＢＳ番組「坂上&指原のつぶれない店」で、同社が運営する300円ショップ「3コインズ」が紹介されたことを材料視しているもよう。
同番組では、おじさんたちが知らない人気店「3COINS」とは何か？といった店舗紹介から、ショップ商品だけで部屋をおしゃれに改造するといった内容などが放送された。このことを手がかりに「3コインズ」への来客増加が期待され、同社株が買われているようだ。
パルグループホールディングス<2726.T>が大幅続伸。18日にＴＢＳ番組「坂上&指原のつぶれない店」で、同社が運営する300円ショップ「3コインズ」が紹介されたことを材料視しているもよう。
同番組では、おじさんたちが知らない人気店「3COINS」とは何か？といった店舗紹介から、ショップ商品だけで部屋をおしゃれに改造するといった内容などが放送された。このことを手がかりに「3コインズ」への来客増加が期待され、同社株が買われているようだ。
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