後場コメント No.2 日東電、ＪＳＲ、エーザイ、太陽ＨＤ、Ｎｏ．１、三菱ケミＨＤ
★12:47 日東電工－ＳＭＢＣ日興が投資判断引き下げ エクセレントカンパニーにしても株価は割高
日東電工<6988.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、エクセレントカンパニーにしても株価は割高と指摘。投資評価は「2（中立）」→「3（アンダーパフォーム）」に引き下げ、目標株価は6000円で据え置いた。
1)主力の偏光板については、TV向けの数量減、中小型パネル向けの伸び悩みにより、中期的に緩やかな減収基調を辿ると予想。中小型向けに関しては、21/3期のノートPC・タブレットPC関連売上収益は活況とする一方、22/3期以降は伸び悩む可能性が高いと指摘。タブレット及びノートPCの買い替えサイクルはスマホよりも長い点に留意している。2)ライフサイエンス事業については、既にマイルストン収入が会社計画に織り込まれているため、しばらく株価上昇のカタリストとはなりにくいと考えている。
日東電工<6988.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では、エクセレントカンパニーにしても株価は割高と指摘。投資評価は「2（中立）」→「3（アンダーパフォーム）」に引き下げ、目標株価は6000円で据え置いた。
1)主力の偏光板については、TV向けの数量減、中小型パネル向けの伸び悩みにより、中期的に緩やかな減収基調を辿ると予想。中小型向けに関しては、21/3期のノートPC・タブレットPC関連売上収益は活況とする一方、22/3期以降は伸び悩む可能性が高いと指摘。タブレット及びノートPCの買い替えサイクルはスマホよりも長い点に留意している。2)ライフサイエンス事業については、既にマイルストン収入が会社計画に織り込まれているため、しばらく株価上昇のカタリストとはなりにくいと考えている。
★12:47 ＪＳＲ－ＳＭＢＣ日興が新規に「2（中立）」 成長要因に加えてエラストマーでの施策が鍵
ＪＳＲ<4185.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、成長要因に加えてエラストマーでの施策が鍵と指摘。投資評価は新規に「2（中立）」とし、目標株価は2550円で設定した。
半導体材料やライフサイエンス事業を牽引役に、22/3期以降の高い増益率を予想。年度内に発表予定の新中期経営計画にて、営業赤字が続くエラストマー事業について事業売却等の抜本的な施策が示されれば、株価には上昇余地があるだろう。しかし、川上及び川下各社との関係性、雇用維持の観点から、同事業の赤字を完全に解消することは容易ではないと判断している。
ＪＳＲ<4185.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、成長要因に加えてエラストマーでの施策が鍵と指摘。投資評価は新規に「2（中立）」とし、目標株価は2550円で設定した。
半導体材料やライフサイエンス事業を牽引役に、22/3期以降の高い増益率を予想。年度内に発表予定の新中期経営計画にて、営業赤字が続くエラストマー事業について事業売却等の抜本的な施策が示されれば、株価には上昇余地があるだろう。しかし、川上及び川下各社との関係性、雇用維持の観点から、同事業の赤字を完全に解消することは容易ではないと判断している。
★12:50 エーザイ－反発 マド埋めに加え、短期売られ過ぎの反動が続くか～テクニカル分析
エーザイ<4523.T>が7日ぶりの反発。前週末に形成した中陰線にはらむ陽線を形成している。10/6高値（9824円）を起点に一本調子で下落が続き、200日線到達が視野に入るタイミングであった。一目均衡表では雲を下回り三役逆転ではあるが、8/11に形成したチャート上のマド埋めに加え、短期売られ過ぎの反動が続くか注目される。
エーザイ<4523.T>が7日ぶりの反発。前週末に形成した中陰線にはらむ陽線を形成している。10/6高値（9824円）を起点に一本調子で下落が続き、200日線到達が視野に入るタイミングであった。一目均衡表では雲を下回り三役逆転ではあるが、8/11に形成したチャート上のマド埋めに加え、短期売られ過ぎの反動が続くか注目される。
★12:53 太陽ＨＤ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 半導体PKG材料好調で利益予想を引き上げ
太陽ホールディングス<4626.T>がハンパツ。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、半導体PKG材料好調で利益予想を引き上げ。レーティングは「Buy」を継続、目標株価は6300円から6500円に引き上げた。
業績予想では売上高を下方へ、営業利益は上方へ修正。売上高は長期収載品の想定を減額、電子機器用部材部門においては車載並び汎用分野向け想定を引き下げた。営業利益は長期収載品の減収影響等により医療・医薬品部門を減額するも、半導体パッケージ用DFの利益率想定引き上げ効果が上回るとみている。10月1日、再生医療用製品のサイフューズと製造に関する包括的パートナーシップ契約を締結したものに関しては、業績影響は現時点で織り込んでいないという。
太陽ホールディングス<4626.T>がハンパツ。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、半導体PKG材料好調で利益予想を引き上げ。レーティングは「Buy」を継続、目標株価は6300円から6500円に引き上げた。
業績予想では売上高を下方へ、営業利益は上方へ修正。売上高は長期収載品の想定を減額、電子機器用部材部門においては車載並び汎用分野向け想定を引き下げた。営業利益は長期収載品の減収影響等により医療・医薬品部門を減額するも、半導体パッケージ用DFの利益率想定引き上げ効果が上回るとみている。10月1日、再生医療用製品のサイフューズと製造に関する包括的パートナーシップ契約を締結したものに関しては、業績影響は現時点で織り込んでいないという。
★12:59 Ｎｏ．１－後場上げ幅拡大 株式分割に伴う配当予想修正を発表 実質増配に
Ｎｏ．１<3562.T>が後場上げ幅拡大。同社は19日12時30分、株式分割に伴う配当予想の実質増配を発表した。
同社は11月1日を効力発生日として1株を2株に分割するが、分割後も15円を継続する。これに伴い、年間配当金は前期の30円（上期、期末とも15円）に対し、今期は上期15円、期末15円（分割前換算では30円）となり、分割前換算では45円となる。実質的な増配となることが好感され、株価も強い動きとなっている。
Ｎｏ．１<3562.T>が後場上げ幅拡大。同社は19日12時30分、株式分割に伴う配当予想の実質増配を発表した。
同社は11月1日を効力発生日として1株を2株に分割するが、分割後も15円を継続する。これに伴い、年間配当金は前期の30円（上期、期末とも15円）に対し、今期は上期15円、期末15円（分割前換算では30円）となり、分割前換算では45円となる。実質的な増配となることが好感され、株価も強い動きとなっている。
★13:07 三菱ケミカルＨＤ－ＳＭＢＣ日興が新規に「2（中立）」 優れた競争力が発揮される局面を待つ
三菱ケミカルホールディングス<4188.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、優れた競争力が発揮される局面を待つと指摘。投資評価は新規に「2（中立）」とし、目標株価は620円で設定した。
ノンコア事業の売却、事業及び子会社の集約といった組織再編を着実に進めている点を高く評価。主力のMMA（メタクリル酸メチル）については、汎用化学品事業でありながらも、差別化された競争力を有しているという。MMA市況は足元では回復傾向にあるものの、今後相次ぐ中国メーカーの増設により、低水準の市況がしばらく続く可能性が高いと判断。田辺三菱製薬の完全子会社化に伴うD/Eレシオの悪化が、財務的な制約となることも投資評価には考慮した。
三菱ケミカルホールディングス<4188.T>が反発。ＳＭＢＣ日興証券では、優れた競争力が発揮される局面を待つと指摘。投資評価は新規に「2（中立）」とし、目標株価は620円で設定した。
ノンコア事業の売却、事業及び子会社の集約といった組織再編を着実に進めている点を高く評価。主力のMMA（メタクリル酸メチル）については、汎用化学品事業でありながらも、差別化された競争力を有しているという。MMA市況は足元では回復傾向にあるものの、今後相次ぐ中国メーカーの増設により、低水準の市況がしばらく続く可能性が高いと判断。田辺三菱製薬の完全子会社化に伴うD/Eレシオの悪化が、財務的な制約となることも投資評価には考慮した。
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