〔Market Flash〕外食の10月は前年のハードルが低い~SMBC日興

2020/10/21(水) 13:40
【13:40】外食の10月は前年のハードルが低い~SMBC日興  SMBC日興証券では、月次情報をホームページなどで開示している主要外食企業の9月の既存店売上高の単純平均は、前年同月比14.3%減になったと指摘。8月比では5.3ppt改善したとのこと。10月は、(1)19年10月に台風が襲来しており、前年のハードルが低いこと、(2)Go to イートキャンペーンが開始され、外食をしても良いという雰囲気が醸成されたこと―などから、コロナ以降初めて、一桁台の落ち込みまで回復すると予想している。一方で、Go to イートキャンペーンの開始時期などを踏まえると、これ自体の活用による需要押し上げの影響は、10月中は限定的と考えている。 【13:05】マザーズ市場活況の背景と一部昇格~大和  大和証券では、14日にマザーズ指数が14年ぶりの高値水準をつけたが、同市場が堅調な背景には、個人投資家需要に加えて、事業会社の資金ねん出売りの一巡や、海外投資家の買い越し転換などがあると考えている。機関投資家の立場から見たマザーズ市場に注目する背景としては、(1)市場規模の拡大、(2)DXおよびデジタル・ガバメント、(3)市場再編と一部昇格―といった要因を挙げている。また、同市場から東証一部に昇格した銘柄には、発表前の段階からこれを織り込むかのようにアウトパフォームし、発表後数日して反転し、アウトパフォームする傾向があることを指摘している。 【10:30】工作機械受注は回復初期の典型的なパターンに~野村  野村証券では、9月の工作機械受注確報値で、地域・業種別が明らかになったことを受けてリポートしている。日本や欧州は9月の季節性もあり、実質は緩やかな増加とみているが、米国の回復はこれに比べて強いと指摘。また、最も停滞していたアジアに明るい兆しが見えたとコメントしている。早く回復してきた中国受注は増加が続き、他の地域に徐々に底入れが広がっている。これは、回復初期の典型的なパターンと言えるとのこと。野村では、ミッドサイクルの工作機械受注は回復局面という見方を維持できると判断している。 【9:30】コールセンター・BPO市場の4つの機会と1つの脅威~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、コロナ禍においてコールセンター・BPO市場がにわかに注目されてきていると指摘。同業界では、コロナ禍において4つの機会と1つの脅威があるとみている。機会としては、(1)在宅コールセンター化進展、(2)非接触顧客コンタクトチャネルとしての評価拡大、(3)BCP(事業継続計画)によるアウトソース需要拡大、(4)行政のデジタル化推進―を挙げている。脅威としては、企業の業績悪化に伴う収益性悪化を挙げているが、現状では顕在化する可能性は低いと三菱UFJMSでは考えている。 【8:45】寄り前気配は島忠、大気社、石油資源、宝HDが高い気配値  主力株の寄り前気配では、島忠<8184>+16.69%、大気社<1979>+7.57%、石油資源<1662>+6.47%、宝HD<2531>+6.19%、三菱重<7011>+5.36%、グローリー<6457>+4.91%、三浦工<6005>+4.90%、アルフレッサ<2784>+4.75%などが高い気配値。  一方、関西ペ<4613>-10.71%、特殊陶<5334>-7.78%、いすゞ<7202>-5.46%、南海電<9044>-4.72%、イズミ<8273>-3.48%、OSG<6136>-3.26%、京都銀<8369>-3.15%、7&I-HD<3382>-3.02%などが安い気配値となっている。
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