前場コメント No.2   東和銀、横河ブHD、高度紙、ディスコ、ほくほく、エステー

2020/10/23(金) 11:30
★9:03  東和銀行-買い気配 SBIと資本提携 地銀出資は5行目=日経
 東和銀行<8558.T>が買い気配。日本経済新聞電子版は22日、SBIホールディングス<8473.T>が同行と資本提携する方針を固めたと報じた。

 記事によれば、IT(情報技術)に強いSBIが技術力や金融サービスを提供し、同行の顧客支援を後押しする。互いに数%ずつ出資するようだ。SBIが進める地銀連合構想で出資するのは5行目となるとしている。

 なお、報道を受け同行は22日、「当行が、SBIホールディングスとの間で業務提携強化に関して検討していることは事実ですが、開示すべき事実が発生した場合は、速やかに開示いたします」とのコメントを発表している。

★9:03  横川ブリッジHD-買い気配 上期営業益を上方修正 大型工事の進展が順調
 横河ブリッジホールディングス<5911.T>が買い気配。同社は22日、21.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を従来の55.0億円から83.0億円(前期比74.9%増)に引き上げると発表した。

 当期竣工となる長期大型工事の設計変更について予定よりも早い進展が複数あり、その処理が2Q(7-9月)に集中。最終精算に伴う利益の計上が前倒しとなったことなどから、前回予想を上回る見通し。

 なお、通期の業績予想は10月28日に予定している21.3期上期(4-9月)決算発表時に知らせるとしている。

★9:03  ニッポン高度紙-買い気配 今期営業益を上方修正 電池用セパレーター好調
 ニッポン高度紙工業<3891.T>が買い気配。同社は22日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の9.0億円から19.0億円(前期比91.0%増)に引き上げると発表した。

 コンデンサ用セパレータにおける期初の感染拡大影響を考慮したセットメーカーなどでの在庫確保の動き、データセンターや5G関連向けの堅調な推移に加え、電池用セパレータでは海外向け電気二重層キャパシタ用が好調に推移したことから、前回予想を上回る見通し。

★9:06  ディスコ-5日ぶり反落 3Q累計営業益25%増予想もコンセンサス下回る
 ディスコ<6146.T>が5日ぶり反落。同社は22日、従来未定としていた21.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益予想は322.0億円(前年同期比25.4%増)と発表した。市場コンセンサスは336.8億円。

 半導体・電子部品業界の市場環境と直近の業績動向などを踏まえて算出した。3Q累計の出荷額については1328億円を見込む。

 21.3期上期(4-9月)の連結営業利益は233.6億円(前年同期比35.6%増)だった。市場コンセンサス229.3億円を上回る着地となった。

 5G関連市場の拡大を背景とした半導体量産用途において、アジア地域を中心に精密加工装置であるダイシングソー、グラインダともに非常に高い水準での出荷が続いた。精密加工ツールの出荷も高水準で推移したことも寄与した。

 なお、株価は3Q累計の営業利益予想が市場コンセンサスを下回っていることなどもあり、売りに押されている。

★9:07  ほくほくFG-反発 上期最終益12%増見込む 与信費用など想定下回り一転増益へ
 ほくほくフィナンシャルグループ<8377.T>が反発。同社は22日、21.3期上期(4-9月)の連結純利益予想を従来の80億円から130億円(前年同期比11.6%増)に上方修正すると発表した。子会社の銀行において、上期時点における経費・与信費用が想定を下回ったことから一転増益を見込む。

★9:09  エステー-大幅安 今期一転営業増益予想も材料出尽くし
 エステー<4951.T>が大幅安。同社は22日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の31億円から34億円(前期比0.7%増)に上方修正すると発表した。

 巣ごもり需要と衛生意識の高まりに伴い、売上高が想定を上回る見込み。返品や製造コストの削減に取り組んだほか、上期において感染防止のため在宅勤務推進やセールス活動の自粛により、活動経費などが抑制されたことも寄与する。

 しかし、株価は目先の材料出尽くし感から売りが優勢となっている。


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