前場コメント No.2   SEH&I、東製鉄、セレス、アコム、永大産業、ツインバード

2020/10/26(月) 11:30
★9:05  SE H&I-急騰 今期営業益33%増見込む 上期は70%増
 SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ<9478.T>が急騰。同社は23日、従来未定としていた21.3期通期の連結営業利益予想は6.0億円(前期比33.1%増)と発表した。
 
 緊急事態宣言解除後の経済活動再開状況など、足元の動向を踏まえ算出した。売上高が前年水準であるほか、事業のオンライン化促進などにより利益面の増加を見込む。
 
 21.3期上期(4-9月)の連結営業利益は4.0億円(前年同期比70.3%増)だったと発表した。ソフトウェア・ネットワーク事業における新規事業の採算向上や既存ゲームコンテンツ売り上げが堅調だった。IT人材研修事業が期初から好調に推移したことに加え、オンライン化の推進なども寄与した。

★9:05  東京製鉄-売り気配 通期営業益を下方修正 上期は58%減
 東京製鉄<5423.T>が売り気配。同社は23日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の62.0億円から53.0億円(前期比69.5%減)に引き下げると発表した。

 21.3期上期(4-9月)の連結営業利益は32.6億円(前年同期比57.8%減)だった。製品出荷数量・出荷単価ともに想定を下回った。主原料である鉄スクラップが海外で値上がりし、同社の鉄スクラップ購入価がも再び上昇に転じたことが響いた。

★9:06  セレス-5日ぶり反発 通期営業益を上方修正 巣ごもり消費でEC関連広告が好調
 セレス<3696.T>が5日ぶり反発。同社は23日、20.12期通期の連結営業利益予想を従来の10.5億円から14.0億円(前期比59.0%増)に引き上げると発表した。

 「巣ごもり消費」の増加により、運営するアフィリエイトプログラム「AD.TRACK」において、美容・アパレル分野のEC、デジタルコンテンツに関する広告の取り扱いが好調に推移したことから前回予想を上回る見込み。

★9:07  アコム-急騰 今期純利益18%増見込む 年間配当予想は2円増配
 アコム<8572.T>が急騰。同社は23日、未定としていた21.3期通期の連結純利益予想を703.0億円(前期比18.0%増)だと発表した。

 ローン・クレジットカード事業および信用保証事業において、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う資金需要の低下は続くものの、国内景気は足もとで一部持ち直しの動きがみられることから、期末に向けて前年比で減少率は鈍化し回復基調に向かうと見込んでいる。

 また、未定としていた21.3期の年間配当予想を6円(前期は4円)にすると発表した。

★9:08  永大産業-大幅に3日続伸 3Qに特別利益11億円を計上 ヒノキヤTOBに応募
 永大産業<7822.T>が変わらずはさみ大幅に3日続伸。同社は23日、21.3期3Qの連結会計期間において、投資有価証券売却益を特別利益として計上すると発表した。

 ヤマダホールディングス<9831.T>が実施するヒノキヤグループ<1413.T>への公開買い付け(TOB)に応募したことで、同社が所有するヒノキヤ株58万7300株を、1株につき2000円で売却した。これにより、売却総額11億7400万円のうち、11億0600万円を投資有価証券売却益として特別利益に計上するとしている。

★9:08  ツインバード工業-買い気配 ワクチン輸送向け保冷庫 前期比2倍相当1000台を受注
 ツインバード工業<6897.T>が買い気配。同社は23日、FPSC(フリー・ピストン・スターリング・クーラー)事業において、主要な取引先であるGlobal Cooling(米国オハイオ州)より、同社製フリーザーボックスを初期ロットとして前期販売台数の約2倍に相当する1000台、新規受注したと発表した。

 21.2期の連結業績に与える影響に関しては初期ロットとしては軽微だが、取引全体としての影響は現在精査中であり、FPSC事業に関する受注状況、供給体制を精査するとともに、他の要因を含め修正が必要と判断される場合には速やかに知らせるとしている。


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