〔Market Flash〕日経平均は下げ幅を拡大、ハイテク株が弱い

2020/10/30(金) 10:32
【10:30】日経平均は下げ幅を拡大、ハイテク株が弱い  日経平均は小幅安スタートから下げ幅を拡大。翌週に米大統領選を控える中、警戒ムードが強く、一本調子の下落となっている。足元では23100円台に突入し、きのう29日の安値(23170円)も下回った。上方修正を受けて買いが先行した東京エレクトロン<8035.T>が、マイナス転換して下げ幅を拡大。直近で上場来高値を更新した日本電産<6594.T>が4%近い下落と、ハイテク株の動きが弱い。 【9:35】銀行では株主還元強化の発表は期待薄~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、銀行セクターの株主還元の可能性について考察している。新型コロナウイルスの影響が見通し難い状況では企業や家計の資金繰り支援を優先させて、少なくとも自己株式の取得は当面見送りとする銀行が多いと、三菱UFJMSでは考えている。直近では企業の短期の資金繰り支援ニーズは一服し、劣後ローンや優先株式といった資本性資金のニーズが高まっている。銀行は資本性資金供給のために資本を温存する必要も出てきている。これらの点から、21.3期中間決算発表においても、増配や自己株式取得といった株主還元強化の発表は期待し難いと考えている。 【8:45】寄り前気配は島忠、ダスキン、日電硝、アドバンテが高い気配値  主力株の寄り前気配では、島忠<8184>+12.47%、ダスキン<4665>+8.83%、日電硝<5214>+8.04%、アドバンテスト<6857>+7.68%、コニカミノル<4902>+7.36%、凸版印<7911>+6.94%、OKI<6703>+6.24%、住友不<8830>+6.17%などが高い気配値。  一方、栗田工<6370>-12.30%、三和HD<5929>-11.54%、邦ガス<9533>-10.37%、旭化成<3407>-8.52%、日油<4403>-7.76%、日立建<6305>-7.67%、メディパル<7459>-7.47%、アズビル<6845>-7.37%などが安い気配値となっている。
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