前場コメント No.1   NISSHA、リビン保証、フェイス、THK、SEMITEC、電通G

2020/11/12(木) 11:33
★9:00  NISSHA-買い気配 通期営業益を上方修正 3Q累計は7.5倍
 NISSHA<7915.T>が買い気配。同社は11日に、20.12期通期の連結営業損益(IFRS)予想を従来の15.0億円の黒字から55.0億円の黒字(前期は162.5億円の赤字)に引き上げると発表した。

 ディバイス事業のコンシューマー・エレクトロニクス(IT)向けの製品需要が想定以上に推移していることに加え、産業資材事業のモビリティ(自動車・輸送機器)向けの製品需要が新型コロナの影響による減少が想定を上回るペースで回復していることなどから前回予想を上回る見通しとなった。

 併せて発表した、20.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益は32.6億円(前年同期比7.5倍)だった。

★9:00  日本リビング保証-買い気配 通期営業益を上方修正 1Qは26%減
 日本リビング保証<7320.T>が買い気配。同社は11日に、21.6通期の連結営業利益予想を従来の2.3億円から3.1億円(前期比52.0%増)に引き上げると発表した。

 保証サービス契約の順調な伸長と検査補修サービスの回復およびBPO事業における大口案件の受注により売上高、営業利益が計画水準を超えて推移していることを踏まえた。

 併せて発表した、21.6期1Q(7-9月)の連結営業利益は0.7億円(前年同期比26.3%減)だった。おうちのトータルメンテナンス事業は増益となったが、BPO事業が減益となったことが響いた。

★9:01  フェイス-売り気配 通期営業益を下方修正 働き方改革関連費用響く
 フェイス<4295.T>が売り気配。同社は11日に、20.9期通期の連結営業利益予想を従来の5.0億円から4.3億円(前期比11.7%増)に引き下げると発表した。テレワークの本格導入などに伴う働き方改革関連費用などの増加を見込むとしている。

★9:01  THK-売り気配 3Q累計営業赤字9.7億円 日欧米での産業機器事業が低調
 THK<6481.T>が売り気配。同社は11日、20.12期3Q累計(1-9月)の連結営業損益(IFRS)は9.7億円の赤字(前年同期は171.2億円の黒字)だったと発表した。3Q(7-9月)は4.3億円の黒字だった。

 産業機器事業において、新型コロナウイルス感染症の影響がありつつも中国での需要が先んじて持ち直したものの、日本および欧米への出荷影響が続いたことが響いた。

★9:01  SEMITEC-買い気配 通期営業益を上方修正 上期は2.2倍
 SEMITEC<6626.T>が買い気配。同社は11日に、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の14.5億円から19.0億円(前期比74.4%増)に引き上げると発表した。

 2Qの結果を受け、医療関連の好調維持や、自動車関連の回復・主要HV車種以外での採用による拡販を見込む。また、設備の更新などによる生産性の向上を織り込んでいることより、前回予想を修正する。

 21.3期上期(4-9月)の連結営業利益は12.0億円(前年同期比2.2倍)だった。

 併せて、21.3期の期末配当予想を20円→30円(前期は20円)にすることも発表した。年間配当も同額となる。

★9:01  電通G-売り気配 3Q累計営業益50%減 年間配当予想を減額修正
 電通グループ<4324.T>が売り気配。同社は11日、20.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益が185.0億円(前年同期比50.1%減)だったと発表した。市場コンセンサスは379.0億円。

 事業構造改革費用の251.7億円の計上などが影響した。主にテレビ向け広告の減少から同期の収益は6764億円(同9.4%減)となった。

 また、未定としていた20.12期の期末配当予想を23.75円(前期は47.5円)にすると発表した。年間配当は71.25円(前期は95円)となる。


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