前場コメント No.1   ANA、DIシステム、ニッケ、ケネディクス、キリンHD、アイエスビー

2020/11/24(火) 11:37
★9:01  ANAHD-4日続落 公募増資を来週にも決議へ 2000億円規模を想定=ロイター
 ANAホールディングス<9202.T>が4日続落。ロイターは21日、同社が公募増資で資金調達する方向で最終調整に入ったと報じた。

 記事によれば、2000億円規模を想定しており、来週にも開く取締役会で決議するもよう。複数の関係筋が20日、明らかにしたようだ。新型コロナウイルス感染拡大の長期化を見据え、手厚い財務基盤を整えるとともに、事業多角化の一部に充てるとしている。

 報道に対し、同社は24日8時30分、「さまざまな資本施策の検討を行っておりますが、現時点で決定した事実はございません」とコメントしている。

★9:02  DIシステム-買い気配 1株を2株に分割 基準日は12月31日
 ディ・アイ・システム<4421.T>が買い気配。同社は20日、株式分割を行うと発表した。12月31日を基準日として普通株式を1株につき2株の割合で分割する。これに伴い、21.9期末の配当予想を25.0円から12.5円に修正するが、1株当たりの予想配当金における実質的な変更はないとしている。

★9:02  ニッケ-買い気配 今期一転最終増益見込む 各事業が想定上回る 負ののれんも寄与
 ニッケ<3201.T>が買い気配。同社は20日、20.11期通期の連結純利益予想を従来の44億円から70億円(前期比7.4%増)に上方修正すると発表した。従来の32.5%減から一転増益を見込む。

 自動車関連資材に回復の兆しが見えてきた産業機材事業など、各事業が想定を上回る見通しとなった。5月に資本業務提携を行ったフジコーの持分法適用会社化により、負ののれんを計上することも寄与する。

★9:03  ケネディクス-買い気配 三井住友リースが1株750円でTOB 上場廃止へ
 ケネディクス<4321.T>が買い気配。同社は20日、三井住友ファイナンス&リースと資本業務提携すると発表した。

 併せて、三井住友ファイナンス&リース子会社のSMFLみらいパートナーズインベストメント2号が実施する同社株の公開買い付け(TOB)に対し、賛同の意見を表明し、株主に対しTOBに応募することを推奨すると発表した。

 買い付け価格は1株につき750円で、買い付け期間は11月24日から2021年1月8日。買付予定数は1億7587万5200株で買付予定数の下限は1億0234万8200株。上限は設けず、応募数が買付予定数の下限以上の場合は全部を買い付ける。予定数を買い付けた場合の買い付け代金は約1319億円。TOB成立後は、一連の手続きを経て、同社株は上場廃止となる予定。

★9:03  キリンHD-続伸 豪飲料を現地企業に売却へ 豪中摩擦で一時暗礁=日経
 キリンホールディングス<2503.T>が続伸。日本経済新聞電子版は21日21時、同社がオーストラリアの乳飲料事業の子会社を、豪乳業大手のベガ・チーズに売却する方針を固めたと報じた。

 記事によれば、売却額は400億円超とみられ、当初は中国企業に売却する計画だったが、豪と中国との関係悪化が飛び火して8月に中止したという。今回売却するライオン飲料は、牛乳やヨーグルトなど乳製品の製造、販売を手がけているとした。

★9:04  アイエスビー-買い気配 1株を2株に分割 基準日は12月31日
 アイ・エス・ビー<9702.T>が買い気配。同社は20日、株式分割を行うと発表した。12月31日を基準日として普通株式を1株につき2株の割合で分割する。


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