前場コメント No.6   めぶきFG、シャノン、オーケストラ、東京海上、日通、APLIX、Mimaki

2020/12/02(水) 11:33
★10:56  めぶきFG-野村が投資判断引き上げ 足元業績は計画比順調で経費削減にも取り組む
 めぶきフィナンシャルグループ<7167.T>が反発。野村証券では、足元業績は計画比順調で経費削減にも取り組む点に注目。投資評価は「Neutral」→「Buy」に引き上げ、目標株価は240円から270円に引き上げた。

 2Qまでの会社計画対比での好調な業績進捗を反映し、21.3期野村予想の親会社株主利益を従来の351億円から今回365億円に増額修正した(会社計画は330億円)。主な増額要因は、上期までの好調な株式関係損益を反映したことによるものという。保守的な想定に基づき、予想上は下期には殆ど株式関係損益計上を見込んでいないと指摘。トップライン(2行合算・業務粗利益)については、おおむね従来の野村想定に沿って推移した上期実績を反映し、微修正にとどめている。

★10:56  シャノン-3日ぶり反発 バーチャルイベントの子会社「ZIKU」を設立
 シャノン<3976.T>が3日ぶり反発。同社は1日、バーチャルイベントに関する新サービスを提供することを目的とする子会社「ZIKU(ジクウ)」を設立したと発表した。

 同社がイベントビジネスにおいて蓄積してきたイベント開催支援のノウハウを生かして、主催者、出展者、参加者に対して、よりハイクオリティなバーチャルイベントを低コストで提供することをめざすとしている。

★11:01  オーケストラHD-急騰 米セールスフォースのスラック買収発表を材料視か
 Orchestra Holdings<6533.T>が急騰。米セールスフォースが1日、ビジネスチャットを手がける米スラック・テクノロジーズを277億ドル(約2兆8900万円)で買収すると発表したことが材料視されているもよう。

 同社とセールスフォースは子会社同士がパートナー契約を締結しており、セールスフォースの事業規模拡大は、同社に追い風との見方から買いが集まっているようだ。

★11:01  東京海上HD-野村が目標株価引き上げ 上期決算を踏まえて業績予想を修正
 東京海上ホールディングス<8766.T>が続伸。野村証券では、上期決算を踏まえて業績予想を修正。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は5700円から6100円に引き上げた。

 コロナ影響は海外事業での増加を国内事業での損失減少で吸収し、8月公表時点の想定からはコロナ影響が軽微になる見通し。11月末時点までの自然災害の影響は、大規模自然災害が多発した19.3期や20.3期に比べて減少したという。ただし、会社予算に対しては、7月に九州で発生した豪雨や台風10号による被害によって、自然災害に関する費用は既に超過していると指摘。そのため、21.3期通期野村予想は、コロナ影響による損失見通しを引き下げる一方、自然災害に係る費用を引上げている。

★11:06  日本通運-続伸 先端タグで顧客の需要予測 荷物の位置・数を把握=日経
 日本通運<9062.T>が続伸。日本経済新聞電子版は2日11時、同社が顧客企業の需要予測までする次世代の物流サービスの構築に動き始めたと報じた。

 記事によれば、商品情報を近距離の無線通信でやりとりする無線自動識別(RFID)技術などを使い店頭の売れ行きデータを把握し、アパレルなどの企業に柔軟な発注や製品開発に役立ててもらうもよう。同社自らの配車も効率化し、顧客獲得につなげる狙いとしている。

★11:19  アプリックス-続伸 ネスカフェバリスタWi-Fi接続機能搭載の新モデルでシステム開発を支援
 アプリックス<3727.T>が続伸。同社は1日、ネスレ日本(兵庫県神戸市)のコーヒーマシン「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」のWi-Fi接続機能を搭載した新モデル「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ W」について、Wi-Fi接続機能や飲むペースに合わせてコーヒーが届く「マイペースお届け便」機能などの開発支援を実施したと発表した。

 今後も「バリスタ」などのネスレ製品のユーザー利便性向上に貢献できるよう、ネスレと連携しながらネスレ製品ユーザーのニーズに応えることができる技術支援を行うとしている。

★11:22  ミマキエンジニアリング-反落 新中期成長戦略を策定 2025年度営業利益率10%へ
 ミマキエンジニアリング<6638.T>が反落。同社は2日11時、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う景気低迷や市場ニーズなどの志向変化を踏まえ、新中期成長戦略「MImaki V10」を策定したと発表した。

 新中期成長戦略では収益性を重視し、2025年度において営業利益率10%、経常利益率8%の達成を目指すという。環境変化への対応力を確保するために、キャッシュ・コンバージョン・サイクルの改善を通じた財務基盤の強化などにも取り組むとしている。

 なお、株価は一時プラスに転じる場面もみられたものの、高値圏で推移していたこともあり利益確定の売りに押されている。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,085.80 -375.12
ナスダック総合 15,611.76 -100.99
ドル/円 156.56 +0.92
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ