前場コメント No.4 浜木綿、トビラシステム、ラクスル、アマガサ、OSGコーポ、スズキ

2020/12/11(金) 11:38
★9:05  浜木綿-続落 1Q営業赤字転落 繁忙期の帰省自粛など響く
 浜木綿<7682.T>が続落。同社は10日21.7期1Q(8-10月)の連結営業損益は1900万円の赤字(前年同期は6900万円の黒字)だったと発表した。8月の繁忙期にお盆時期の帰省自粛や小中学校の夏休み期間の短縮などの影響を受け、厳しい事業環境が続いたことが響いた。

★9:07  トビラシステムズ-売り気配 今期営業益4%増見込む 前期は23%増
 トビラシステムズ<4441.T>が売り気配。同社は10日、21.10期通期の営業利益予想を5.2億円(前期比3.7%増)だと発表した。中長期的な事業成長を加速するための投資を行うことが企業価値を高めるために必要と考え、コストコントロールを行いつつ、適切に投資を実施するとしている。

 20.10期通期の営業利益は5.0億円(前の期比22.8%増)だった。迷惑情報フィルタ事業が好調で、広告宣伝費の増加、人員の増加などのコスト増を吸収し増益となった。株価は利益成長鈍化を懸念した売りが優勢となっている。

★9:07  トビラシステムズ-売り気配 立会外買付で12万株・2億4000万円の自社株買い 割合は1.16%
 トビラシステムズ<4441.T>が売り気配。同社は10日、立会外買付取引により、12万株・2億4000万円を上限とした自己株取得を実施すると発表した。取得日は11日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.16%となる。

 株価は同日発表した決算内容を嫌気した売りが優勢となっている。

★9:07  ラクスル-大幅反発 1Q営業黒字6600万円 発注費用見直し黒字転換
 ラクスル<4384.T>が大幅反発。同社は10日、21.7期1Q(8-10月)の営業損益が6600万円の黒字(前年同期は4300万円の赤字)だったと発表した。同売上高は59.4億円(同10.9%増)だった。発注費用の見直しを図ったことで利益率が改善したことが寄与した。

★9:08  アマガサ-3日続伸 3Q累計営業赤字拡大も悪材料出尽くし
 アマガサ<3070.T>が3日続伸。同社は10日、21.1期3Q累計(2-10月)の連結営業損益は6.4億円の赤字(前年同期は1.0億円の赤字)だったと発表した。コロナ禍による取引先休業などの影響から、卸売事業および小売り事業の売上高が大幅に減少したことが響いた。なお、株価は目先の悪材料出尽くし感から買い向かっている。

★9:10  OSGコーポ-急落 3Q累計営業益89%増 四半期ベースでは減益
 OSGコーポレーション<6757.T>が急落。同社は10日、20.1期3Q累計(2-10月)の連結営業利益が10.0億円(前年同期比89.0%増)だったと発表した。

 「衛生管理機器事業」において、従来から導入している病院関連施設・老健施設に対する販売増加に加え、新たに外食業界(喫茶店・レストラン)・ホテル施設・スポーツジムなどからの問い合わせが増加し、引き続き販売が拡大した。食パン専門店「銀座仁志川」のフランチャイズ事業も好調だった。

 四半期ベースでは3Q(8-10月)の連結営業利益は2.9億円となり、2Q(5-7月)の4.0億円から減少した。

★9:11  スズキ-もみ合い 株主優待制度を廃止 配当に集約
 スズキ<7269.T>がもみ合い。同社は10日、株主優待制度を廃止すると発表した。株主への利益還元のあり方の観点から慎重に検討を重ねた結果、配当などによる利益還元に集約するとしている。2020年3月末時点で同社株100株以上を保有する株主を対象に実施した優待が最終となる。


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